ぐらんぶる~馬鹿と天才の大学生活~   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第2話 馬鹿とオタクと双子

「あれが講堂の前で酔い潰れていたっていう…」

「パンイチとはすげぇ男だぜ…」

「初日からとんでもねぇ猛者だ」

 

ザワザワ

 

俺は、入学と同時に灰色に染め上げられていた。

 

竜生「おい、伊織。何があったんだよ」

伊織「先輩の二次会に付き合ったらこうなった。」

竜雅「自業自得だな」

伊織「うるせえ、お前らも付き合わされるぞ。」

 

「ねぇねぇあの人」

「ちょっとかっこ良くない?」

「えーで、でも」

 

俺達はその方向を見てみると、

 

伊織(確かに美形………!?)

竜生「あそこにも猛者がいたな」

竜雅「服きてる時点で伊織程じゃないと思うけど」

伊織「竜雅、喧嘩売ってんのか?」

竜雅「まさか、事実を言っただけだよ」

 

すると、向こうもこっちに気づいたのか見てきた。

 

3人「」

???「」

 

4人(こいつとだけは関わるまい)

 

それからは、説明を受けてこの日は終わった。

 

竜生「千紗。家に帰るのか?」

千紗「うん。」

伊織「なら、一緒に、」

 

すると千紗は無視して帰ろうとした。

 

伊織「なぁ、千紗」

千紗「そんな格好で話しかけてこないで」

 

俺は、自分の格好がパンイチなのを思い出した。

 

伊織(さすがにこの格好は…1度帰りたいが道がわからん)

千紗「じゃあ 竜生君、竜雅君帰ろう。」

伊織「よしそうしようか、」

竜雅「お前な」

竜生「ついてくるのかよ」

伊織「案内してもらおうと」

千紗「絶対に嫌」

 

千紗から拒否されると思わなかった。

 

伊織「どうして!?」

千紗「言われなきゃ分からないの?」

伊織「いや何となく分かる」

竜生「ハッキリと分かって欲しいものだな」

千紗「分かったならいいでしょ?私は帰るから」

 

千紗が一緒に帰りたくないのは分かったが俺も困っている事がある。

それは、服がない事だ。

 

伊織「竜生、竜雅、着ているものをくれないか?」

竜雅「すみません。半裸の変態に着ているものをよこせと」

伊織「待ったぁー!友達だよな俺達!?」

竜生「あんまり大声で言うな。それに知り合って2日だろ」

 

その通りだ。ならここは、

 

伊織「千紗。シャツをくれなかったら俺とお前が一緒に暮らしてる事を言いふらす」

千紗「………」

 

竜生「強行手段かよ。」

竜雅「やりやがった。」

 

千紗「分かった、脱ぐ…脱ぐから…お願いします家の事は言いふらさないで下さい」

 

伊織「ちょい待った…そのセリフ傍から見るとすっげぇ犯罪臭が…」

 

ポン

 

案の定、俺は警備員に捕まる所を走って逃げた。

 

???「お前何やってんだ?」

伊織「うぉぅ!?ってなんだお前か」

 

確か一緒に説明を聞いていた、

 

???「事と次第によっては助けてやらんでもないが」

伊織「マジで?お前実は良いヤツだったんだな!」

耕平「今村耕平だ…で何があったんだ?」

伊織「千紗のヤツ俺を家まで連れて行ってくれない上に服すらぬいでくれないんだ!」

 

俺は耕平にそう言うと

 

耕平「警備員さーん」

伊織「ワンモアチャンスプリーズ!!」

 

耕平「ストーカーに強制わいせつ話を聞く余地なんか」

伊織「それには事情があるんだよ!」

耕平「ならその事情ってやつを留置場で話すこった」

伊織「待った!話はもういいその代わり」

耕平「なんだよ」

 

伊織「着ているものを脱いでくれ」

 

俺は殴り飛ばされた挙句警備員を呼ばれた。

今日は新入生歓迎コンパか

背に腹はかえられない

 

―――――――――――――――――――――――

耕平「くそっ…!どうしてだよ!どうして…」

竜雅「ん?」

 

耕平「俺を中心にした女子高生美少女ハーレムサークルがないんだよ!!」

 

竜雅「頭の方は大丈夫か?病院にでも行くか?」

 

その時、伊織が来て言った

 

伊織「なぁ、耕平諦めるなよ。諦めなければ夢は叶う、」

耕平「だが、現実は冷たいんだ。大学に来たら新世界が広がって夢のような生活が待っていると」

伊織「あるさ」

 

伊織がまともな事を言うなんて半裸なのに、

 

伊織「あるに決まってる。新世界も夢の生活もお前はその入口に気づいてないだけなんだ」

耕平「そうなのか?」

伊織「あぁ、どうだ?一緒に夢の入り口に踏み込んでみないか?」

 

俺は、気づいた。あの筋肉隆々の先輩方が耕平の後ろにいる事を

 

時田 寿「うぇえーるかぁぁーむ!!」

 

耕平「謀ったな貴様ぁー!!」

 

やっぱりそうなるんだよな。あいつ、服欲しさに人を貶めるとは、クズだな

 

―――――――――――――――――――――――

寿「伊織と竜生と竜雅はAテーブルに行け」

 

その指示通り来てみると

 

ウイスキー ウォッカ類度数20%

 

3人「…………」

 

俺は命の危機にひんしていると思った

 

伊織「Bテーブルにチェンジで!!」

 

あいつ裏切ろうとしたな。

 

「それで3人とも何を飲む?」

3人「ウーロン茶で」

「よしわかった。」

 

ウォッカ…9

ウイスキー…1

 

「ほいウーロン茶」

竜生「これは俺達の知るウーロン茶じゃない!」

「何言ってるんだウーロン茶の色がついてるだろ?」

「そうだぞ、しかも色だけじゃなく火もつくんだぞ?」

竜生「その時点で大部分がアルコールなんだよ!」

 

その時、時田先輩と寿先輩が来た。

 

寿「ほら3人とも水だ」

3人「あどうもすみません。」

 

俺は、ライターを近づけて見ると

 

ボゥ

 

竜生「なんで火がつくんですかね」

時田「可燃性なんだろ」

寿「色は水なんだ気にするな」

竜生「飲み物を色でしか識別できないんですか!?」

 

早く終わって欲しかった

時田「それじゃ行くぞ」

 

行くとは?

 

時田「杯を乾すと書いて!」

寿「乾杯と読む!」

 

「乾杯!」

 

あほかこいつら

俺は冷たい目でその場を見ていた。

 

その後、逃げようとした伊織は先輩に捕まってこっちに来ていた。

 

千紗「ばーか」

伊織「やっぱり濃いなぁ!」

耕平「水も飲まないと倒れるぞ」

伊織「あぁ、どうも」クピクピクピ

伊織の動きが止まりライターを近づけると

 

ボキゥ、

 

伊織「ウォッカぁぁぁぁ!」

 

伊織の叫び声が響いていた。

 

耕平「脱出する為に1人くらい潰さないと」

伊織「そうか、誰かが犠牲になればいいんだよな」

耕平「分かってくれたか」

 

俺は、引っかかった。

伊織の持ってる飲み物に

 

伊織「お前はウーロン茶でも飲んでいてくれ」

耕平「なんて美しい自己犠牲の精神なんだ。」

 

ただそのウーロン茶は

 

ボキゥ

 

やっぱり火がついた。

 

その後、伊織と耕平はにらめっこで勝負していたが決着はつかず。

2人して吐いていた。

 

俺と竜雅と千紗は、家へと帰りその翌日

 

 

耕平「てめぇのせいだ…」

伊織「いいやお前が悪い…」

 

半裸が2人に増えていた

 

千紗「本当にあのバカは…」

竜雅「暫くは飲ますの禁止かな」

竜生「かもな」




次回

時田「お前は一体何のサークルに入ったつもりなんだ!!」

竜生「伊織荷解きまだだろ?」

第3話 先輩と後輩
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