ぐらんぶる~馬鹿と天才の大学生活~ 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
ピピピピピ
時計は朝の9時をさしていた。
伊織「今日って土曜日じゃん。ったく静かに寝かせてくれよ。色々あって疲れてる上に」
そう思って布団を被ろうとしたが、
時田「俺と寿は新入生の面倒を見るって事で」
寿「あぁ」
「俺たちは引き続き新人勧誘だな」
なぜか俺の部屋でサークルのミーティングが行われていた。
――――――――――伊織 起床――――――――――
伊織「だからなんで俺の部屋に集まるんですか」
時田「お前が来るまで俺達の部室扱いだったし」
寿「今更お前の一存で変えることはできん」
伊織「俺の部屋は俺の一存で自由にしたい所ですけどね!」
そう言いながらいつも集まってる場所へと来た。
奈々華「おはよう伊織君」
伊織「おはようございます」
奈々華「」ジッ
伊織「?」
奈々華「今日は服を着ているんだね偉い偉い」
伊織「大変不本意な褒められ方です」
マジで裸になるの考えた方がいいのかもな…
登志夫「サークル活動か?」
時田「ええ、新入生と軽く何かやろうかと」
奈々華「新入生って今年は何人入ったの?」
寿「5人です」
その5人は、
俺、耕平、千紗、竜生、竜雅
時田「新入生、今日はよく集まってくれた」
伊織「5人ってこの面子かよ」
竜生「はぁ、遊びに行く予定が」
竜雅「ほんとにね」
伊織「てか、耕平はなんで真面目に参加してるんだ?」
耕平「緊急招集が届いたからな」
その文面は、
[今日はNoonに声優の水樹カヤちゃんが来るぞ。10時に店集合]
こいつは馬鹿だ
伊織「んなモン嘘に決まってるだろ。」
耕平「Really!?」
時田「うむ嘘だ。」
耕平は、しゅんとしていた。
伊織「おいおいいくらなんでもこんな嘘に騙されるなよ」
耕平「…………!」
伊織「え!?マジ泣き!?その年で!?」
俺はさすがに引いてしまった。
登志夫「彼女のウエットスーツなら向こうにあるぞ」
竜雅「それってここに来ていたんですか?」
奈々華「ええ来てたわよ」
耕平「Really!?」
奈々華「うんReally」
耕平は、悩んでから一言言った。
耕平「ではテイスティング宜しいか?」
竜生「変態宣言かよ。」
時田「味から入るとは予想外のリアクションだな」
寿「今年の新人は逸材揃いだ、」
あのバカは俄然やる気を見せていたけど
そういや、聞きたい事があったんだ。
伊織「竜生、竜雅、お前ら彼女がいるのか?」
2人「あぁ」
そう言うと写真を見せてくれた
千紗も少し気になったのか見に来てた
竜雅「これが俺の彼女の神尾清子」
伊織「可愛らしい子じゃん」
千紗「そうだね」
だが、竜生の様子がおかしかった。
千紗「竜生のは?」
伊織「竜生?」
竜生は黙ってスマホに入ってる写真を見せてくれた。
伊織「!?」
千紗「!?」
竜生「俺の彼女の飯田かなこ。隣の人は、察してくれ」
その言葉を察して俺と千紗は黙った。
時田「今日はレクリエーションも兼ねた水泳の練習を行うから移動するぞ」
言われた通りプールへと来た。
伊織「泳げなくてもいいって」
時田「泳ぎの技術自体はさして重要じゃない。水に慣れておくのが重要なんだ」
寿「そういった意味で水泳は大事なんだよ。」
俺と耕平には意味が分からなかった。
時田「んじゃさっさと水着になるぞ」
竜生 竜雅「はい」
伊織 耕平「はぁい」
千紗「私も着替えるんですか?」
寿「そりゃそうだろう」
俺達は更衣室で、
時田「泳げない奴は水に恐怖心があるだろう?」
寿「ダイビングでそれはまずい事なんだ。」
伊織「話が頭に入らないんで下を穿いてもらえますか」
俺達は着替えながら、ダイビングの事について教えてもらった、
更衣室を出て耕平は時田先輩と
俺は寿先輩とやる事になり、
千紗と竜生達はプール外から見ていた。
寿「お前は基本中の基本…水中で目を開ける練習からだ」
伊織「水中で目を…」
寿「ここは足がつく安心してやってみろ」
伊織「わかりました。」
スゥートプンッ
大丈夫足はつく
さっさと終わらせて次に行こう
目を開けるなんて簡単じゃないか
軽く瞼をあげるだけ
ザパッ
寿「ダメか、」
伊織「すみません」
寿「ならコイツを使ってみるか」
渡されたのはゴーグルだった
俺はゴーグルをつけた。
寿「それなら恐怖感はだいぶ薄れるだろ?水の中の景色を眺めて見るんだ。」
俺は、再び潜った。
聞き慣れない音
呼吸が出来ないし動きづらい
目は圧迫されてない
これなら目を開ける事も
目の前には、丸出しの耕平とパンツをズラしている時田先輩が写った。
ザパッ
寿「水中の景色はいいもんだろ?」
伊織「おれ…もう一生ダメかもしれません。」
ほんとにトラウマになるものを見てしまった。
それから色々と試して見たけど思うようにならず
伊織「もう水の中に興味が失せた感じが」
千紗「」
俺に水の中なんて無理だったんだ。
その日の夜、俺は奈々華さんと一緒に夜の水族館に来ていた。そこで見た世界にもっと近いところで見たいと思った。
そして、
伊織「少し興味が湧いてきた。」
帰ってから千紗と竜生達が話していた、
今朝の竜生の写真についてだった、
千紗「なんでまたカヤさんが写ってたの?」
竜生「カナのお姉さんなんだよ。あいつに知られたら殺される」
俺は、思った。潔く殺されてしまえって
次回
竜雅「こんな世界が」
竜生「すごい」
第5話 知らなかった世界