ぐらんぶる~馬鹿と天才の大学生活~   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第5話 知らなかった世界

朝起きて、先輩達に呼ばれていつもの場所に来てみると、

ウエットスーツが置かれていた。

 

竜生「これって」

時田「そろそろ必要になるからな」

寿「サイズを確認してみてくれ」

伊織「おお…」

 

俺達4人は感激していた。

だが、その下には、何故か女用の制服と男用の制服が置かれていた。

 

伊織「…なんですかこれ」

時田「そろそろ必要になるからな」

寿「サイズを確認してみてくれ」

 

2人の先輩はいい笑顔で言ってきた。

 

時田「今日は真面目にサークル活動を行う」

竜雅「真面目って言葉を知らないっぽいな」

耕平「留学生か?」

寿「竜雅も染ってきたな。まぁいいから話を聞け」

竜雅「そう言われても」

耕平「こんなん渡されてどうしろと」

 

すると、奈々華さんがお客さんと一緒に戻って来た。

お客さんは、話していたがすぐに着替えに行った。

伊織「忙しないですね」

奈々華「出張前に潜りに来たんだって」

伊織「出張の前に海って…」

奈々華「あははそうかもね」

 

伊織と奈々華さんの話を聞いて、それくらいやりたかったんだなと思っていた。

先輩は話を戻し、

 

時田「それでお前らにそれを渡した理由だが」

竜生「そうでした」

耕平「何なんです?」

時田「そろそろダイビングを体験させたいと思ったからだ」

 

その一言に、

 

竜雅「こっちの用途は言われなくてもわかってます!」

耕平「制服(こっち)の方を説明して下さい!」

 

まさか竜雅がキレるとは

 

寿「両方ともダイビングに使うんだが?」

竜生「何かヤバい薬でもキメてるのか?」

伊織「いや待て。俺達が知らないだけでダイビングとは本来」

そんな訳が無いと思っていると千紗が帰ってきた。

伊織と耕平がブツブツと言ってる姿を見て

 

千紗「………変態」

伊織「違うぞ千紗!?」

耕平「これはダイビングに使うと渡されて!」

千紗「ダイビング………?…!あぁそういう事」

 

千紗は何か知ってるみたいだ。

 

時田「お前ら伊豆春祭って知ってるか?」

伊織「はい?」

耕平「知りませんけど」

竜生「5月にある大学祭ですよね、」

寿「その通りだ。」

 

調べておいて良かったと心底思った。

でも、何故か嫌な予感がしていた。

 

時田「サークル対抗ミスターコンテストってイベントがあってな」

寿「優勝サークルには賞金が出るんだよ」

4人「ふーんそうですか………まさか俺たちに?」

2人「正解」

 

2人の先輩はサムズアップをしてきた。

それに対して俺達は、

 

4人「嫌じゃああああ!!!」

 

それもそうだ。

勉強しかしてなかった俺は、人前に立つのも嫌なのに

その時、先輩が

 

時田「なぁ耕平、竜雅、お前達は美形だ。」

2人「な、何を…」

時田「俺達にはお前の力が必要なんだ」

寿「無理を承知で頼む」

 

それなら、俺達はいらなくないか?

その時、肩を掴まれ

 

時田「伊織、竜生、お前達はネタ枠だ」

2人「ぶち殺しますよ」

 

さすがの俺でもネタ枠と思っていない。

ネタ枠なのは伊織だけなんだ。

 

時田「それじゃ4人ともそいつを着てみてくれ」

4人「へっ?」

寿「今日は実際に海に出てみるぞ」

 

そう言われたのでさっさとウエットスーツに着替えた。

 

竜雅「ちょっと苦しい」

竜生「確かにな」

時田「隙間ができていなければOKだ」

寿「じゃあ行くぞ」

3人「はい(うーす)」

伊織「…ふぅ…海か…」

千紗「あのさ伊織、」

伊織「うん?」

千紗「大学生活が始まる時ワクワクした?」

伊織「へ?」

千紗「どう?」

伊織「ん~そう言えばし……てたなぁ……」

千紗「…それならきっと楽しめると思う」

 

そう言って海へと来た。

この季節だと寒いはずなのに寒くなかったか。

その後は、先輩指導の元空気を吸って吐いてを繰り返しながら、海の中にいた。

 

目を開けてみると

 

竜生「こんな世界が…」

竜雅「綺麗」

 

俺達2人からしてみれば

こんな世界があるなんて思いもしてなかった

 

伊織「千紗っ!」

千紗「伊織?」

伊織「わかったよお前が言ってた事!これが新しい世界に触れるってことなんだな!」

 

時田「アレばかりはできる事だけ選んでる奴には一生わからん喜びだな」

寿「違いない」

竜雅「何の事です?」

時田「そりゃお前アレだよ。できない事ができるようになる喜びってヤツだ」

 

「乾杯!」

 

竜生「くはぁー!」

伊織「うまいなぁ」

寿「染みるだろ」

時田「塩水で口の中が塩辛くなっていたから特にクるよな」

 

すると、店長がツマミを出してくれたのでそれを食べながらお酒を飲んでいた。

 

伊織「ありがとうございました」

寿「いやいや礼には及ばんさ」

時田「そうだともこれで」

 

先輩達は俺と伊織に制服を見せ

 

時田「こっちの新世界を断る理由も無くなったわけだしな」

竜生「嫌ですよ!」

伊織「そんなもん着ませんし男コンにも出ませんからね」

時田「ええい我儘言うな!」

寿「出ると言うまで飲ませてくれる!」

 

2人「嫌じゃあああああ!!」

 

―――――――――――――――――――――――

伊織「うぅ…またしても飲みすぎた…水…わぷ!?」

 

誰にまた布団に戻された。

 

伊織「何するんですか」

 

隣を見ると、半裸の女性と全裸の女性が2人俺を挟んで寝ていた。

 

???「もうちょい寝ようよ…」

 

伊織「………え?」

 

 

俺は、少しの間戸惑った。




次回

伊織「その布団先に俺が寝てたんですが」

竜生「何してんだよお姉ちゃん」

第6話 年上の女とお願い
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