やる気のない天才の行く実力至上主義の教室 作:浜の小さな大魔神
浜の小さな大魔神です
久々ですがこっから頑張っていきまっせ!!
今回の話はオリジナル感強い話になっています
夏・秋のアニメが豊作すぎてなかなか筆が進まない
「犯人は,俺だよ。」
「は?な,何言ってるの海堂くん。海堂くんがそんなことするわけないじゃん。」
「君たちが何を思っているのかは知らないけど,事実は事実だ」
その場にいた全員が驚きを隠せないような表情やリアクションを見せた
ま、俺は良くも悪くもそういうことはしないことで信頼のあった人間だからなぁ
さて、こっから最低限仲間にしないといけないやつとかいるにはいるけどひとまずは俺がスケープゴートされることが最適解だ。
「な、なんで海堂君がそんなことを?」
「しいて言えば気の迷いかな?別に盗むやつは誰でもよかったんだ」
「そんな、、」
「待ってくれないかみんな。本当に海堂君がそんなことをするような人だと思うのかい?」
周囲がみんな俺の言い分にショックの中に納得しそうな中
平田が必死にかばってくれる
俺が犯人としてまつり上げられた後のことを考えて気を使ってくれてるんだろうけど
(余計なお世話なんだよなぁ。さっさと俺を追放してくれ)
正直ここで困るのは池とかが良心の呵責に耐え切れなくなる
みたいなオチでややこしくなる方がよっぽど質が悪い
「平田君、申し訳ないけど下着泥棒をするような人間を同じ生活圏内に置いておくわけにはいかないわ。正直、点呼の時にポイントをいくらか失うのは惜しいけれどここは追放をすることが妥当なところよ」
「そ、それは「そうかいそうかい!じゃあ俺は出ていかせてもらうよ。こんなところで針の筵になるくらいなら好きに島で遊ぶなりなんなりさせてもらうさ」、、海堂君。」
平田は何やら申し訳なさそうな
それでいて大変に苦しそうな表情をしている
そんな表情なんかしなくたって
これは最初っから最後まで俺と綾小路が描き切った完全な台本
こっからは大問題さえ起こさないならおれ一人の追放くらいなんてことはない
だから早く俺を追放してくれ
「本当にすまない、、、君を、、、、メンバーから追放する」
心の底から申し訳なさそうな表情で
俺を追放するという決断をしていた
やれやれ、こんなことにいちいちためらうようじゃ
先が思いやられるな
「最っ低」
「マジ最悪」
「あり得ないよね」
「あんな顔して」
「怖いよね」
女子の方からは批難の嵐だったが
気にせず森の中を歩く
向かう場所は決まっているが
その前に対処しないといけない案件がありそうだ
「まったく、君たちはもっと自分でものを考えなよ」
「堀北さん」
「話を聞かせてもらうわよ、海堂君」
「清隆め、、」
ここにはちゃんと説明しとけよ
さて、どうしたもんかな
「海堂君、まずは確認させてもらうけど今回の事件の犯人はあなたじゃないでしょう?」
「随分いきなり吹っ掛けてくれるねぇ。んで?どうして」
「あなたがそんな愚かしい行為を一時の感情に任せてやるような人じゃないもの」
「こんきょはそれだけ?」
「まだあよ。今回の事件はあまりに犯行そのものが杜撰すぎる。もしあなたが犯人ならほかのクラスの物を盗むか、自分のクラスの物でももっとばれないようにするハズだわ」
「ここ一か月で随分と俺のことを買ってくれたようだね」
「何を言っているの?論点をずらさないで」
まぁ、ここまで杜撰なことはしないけど
ぎぇくにここまで決定的などちら側への証拠がないってのもまた事実
さてこの状況でどうでる?堀北
「別にあなたが何を悪だくみしていようと自由だわ」
「ほぉ」
「でも、それであなたがクラスに生徒から反感を買い、それが解けないというなら話は別よ。私はこの先、Aクラスに上がるために二学期以降クラスを引っ張っていくつもりよ」
「それとなんか関係が?」
「大ありよ。もしもあなたがここで周囲から孤立してしまったら、私の現状の手駒であるあなたと綾小路君の両方がボッチの完全な孤立集団よ。それでは困るわ。あなたのような胡散臭い交友関係は必要なの」
なるほど。ここまでは来たか
うまく清隆とコントロールしながら
適度に試練っぽいものを与える必要はあるが
ある程度は自動操縦に任せても軌道に乗りそうなところまで来たな
まだまだ話し方の方は棘だらけでとてもまともな人間とは会話出来たもんじゃないが
それでも今後の長期的な利益をおり混ぜた交渉術は見事なもんだ
今回についたは合格点だ
特別に安心材料だけはくれてやろう
「堀北、ここまでの話は分かった。それじゃあ俺からも一つだけ」
「なにかしら?」
「黙ってみてな。この試験が終わったタイミングで、今の劣勢で最悪な状況も、他クラスに話されすぎで若干立ち込めてる終戦ムードも、お前や俺の下がり切った身内評価も」
「全部ひっくり返してやるよ」
俺はいま、清々しいほどにあくどい顔をしている
そのくらいの自覚はある
そして、俺の表情と言葉に納得したのか
堀北はため息を一つついた後
「わかったわ。今回はあなたとあの何を考えているのかわからないあなたの友人の考えに乗っておとなしくしててあげるわ」
「ありゃ、やっぱ清隆が絡んでるのはバレてんの」
「あなたなら必ず彼も作戦に組み込むはずだし、あくどいことを考えるのはお手の物だもの」
「俺貶されてんの?」
「褒めてるのよ」
まったく褒められてる気はしないが
まぁここで追っかけてまで俺の意図を聞きに来ただけでなく
俺のこれからのことも考えるようにしてるだけマシだろう。
「まぁ、俺は一人でもどうにかなるし帆波の方にも行ったりするからどうとでもなるよ」
「信じるわよ?」
「そっちこそ冷やすなよ?」
「、、、、あなた」
「んじゃ、またね~」
森の中をほっつき歩きながら
周囲を見渡して歩いていく。
もう少し歩いていくと見えてくるはずだ
、、、、、ほら見えてきた。
森を川沿いに歩いて抜けていくと
視界が開け
「ほーなーみー!!ちょっといいーー?」
目の前に出てきた開け態度とその周辺にある
キャンプ地みたいなところにいるであろう
俺にとっての世界一いとおしい少女の名前を叫ぶ
「え!?フウ君なにしてるの?」
「見ての通りクラスから総スカン食らって追い出された!」
満面の笑みでそのように返すと
「笑顔で言うことじゃないよ!?」
「まぁまぁ。とりあえず神崎と颯と網倉ちゃんか白波ちゃん呼んできて」
「なんでその人たち?」
「そんなかでしょ?リーダー」
「「「「!?」」」」
「な、なんでそう思うのかな」
「ほかに帆波のクラスで碌にリーダーできてまぁまぁの交友関係とクラス内での発言権と信頼ある奴いないじゃん。結局何を言ったところっで自動的にどのクラスも能力か人間性の二択で選ぶんだから絞り込むのは楽なんだよ」
そう得意げに言うと、帆波は少し暗い表情をしだした
どうやら、何か思いつめたことでもあるらしい
どうしたのか聞こうと思っている遠くから神崎が来た
「あまりうちのリーダーをいじめないでくれ海堂」
「いじめたつもりはないんだけど。帆波にこんな顔させたらだめだね」
「そうですよ。大体あなたは何なんですか?帆波ちゃんの優しさにつけこんで」
あ?誰だこの女
あ、こいつが白波千尋か
帆波に振られた女
こいつのせいで帆波は入学早々良心の呵責に苛まれたってのに
というかこの女は何を俺にライバル心なんか燃やしてんだ気持ち悪い
(お前ごときが俺と対等になるわけないだろ。とはいえ、ここで敵対したら面倒だな)
「あぁ、まぁ簡単に言えば飲み水を提供してほしい。他に何かを求めようとは思わない。奥にある洞窟で適当に時間潰して二日過ごすだけだし」
「なるほど、そのくらいならまぁ考えますけど」
「ありがとう。それでなんだけど、そもそも俺たちのクラスは帆波のクラスと共闘してるんだからまずまずリーダー知ってたっていいことないんだよ。」
この辺で適当にはぐらかしとかないと
白波さえ納得さあっせればあとはどうにかなる
というかマジでこっから俺は下手に首突っ込む気ないんだ
しいて言えばこれを口実に帆波と会えるなら万々歳である
「まってまってまって。なんでそもそもフウ君は追放されたの??」
(話そらしたのに、やっぱり帆波とか神崎君は気が付くかぁ)
そこから俺はここまでのことをある程度話して
そのうえでこれ以上クラスに迷惑かけないためにリタイアもできない旨を話した
すると、、、、
「そんなのおかしいよ!フウ君悪くないじゃん!!」
「言ったでしょ、ここで必要なのは明確でそれっぽい犯人なの。しょうがないんだ」
「だって、、そんなの」
帆波はさっきよりも苦しそうな顔になってしまう
俺のことなのに自分のことより気を使ってくれるなんて優しい子だ
でも、彼女のそんな顔は見たくない
「ありがとう帆波。俺のこと心配してくれて」ぽんぽん
「にゃっ、う、うん/////」
(グゥ!、、かわいい)
顔を赤くした帆波は恐る恐る俺に聞いてくる
「も、もし大変ならうちのクラスのベースキャンプに来る?私たちとよくいるからみんな許してくれると思うけど」
そんな幼馴染の優しさが心にしみる
だが、ここでこの優しさにしだれがかるわけにはいかない
「帆波、正直これ以上他クラスの人間を入れる余裕ないでしょ」
「、、うん」
「なのに帆波や神崎が無理してでも入れたら切れるが出来ちゃうよ」
「ほんとうにだいじょうぶなのか?」
「神崎君まで心配してくれんの?」
「知らぬ中ではない。俺にとっては他クラスにいる数少ない友人だからな」
マジでこのクラスいい人多すぎ
この優しさが荒んだ心にしみわたるわぁ
「ねぇ、本当に大丈夫?綾小路君以外にちゃんとお友達いる?」
「、、、、、うん。大丈夫だよ」
「心配な間だったヨ!?!?」
やっべー、
かんがえるとほぼほぼいねぇわ
嫌ね、こんな純真無垢な子に
「友達はいないけど隠れ蓑と手駒はいるよ」
とは言えないしさぁ
「もう、もしもいないならちゃんと作らないと」
「なんか親というか姉貴みたいなこと言いよるなぁ」
「え!今の年上お姉さんっぽかったぁ?」
どや!と胸を張る
大変眼福なんだが
大変かわいいんだが
そろそろいいだろうか
「それはそうとして、さっきの話どうかな?」
「お水の話?全然いいよ!!まっかせて、何ならご飯とかも頼ってね」
代わりに手伝ってもらうけど
と笑顔で言ってくれた。
本当にいい子だ。幼馴染として鼻が高い
「ありがとう、すごく助かるよ」
俺はそこをいい加減に立ち去ろうとしたときに目に入った生徒
そこに目をやって違和感の正体に気が付き聞く
「まだ金田くんのこと囲ってるんだ」
「あははは,囲ってるって言い方はやめてや〜」
「おっと,失敬。それにしても良くもろくに文句の一つも出ないもんだ」
「みんな優しい人だから助かってるだけだよ」
みんなが優しいというより,多くの心がおおらかなのと,帆波の包容力にある程度押しつぶされてるだけだと思うが,そこを消せば彼女の強み自体が消えかねない。何より,彼女はそれを望まないだろう。
俺の惚れた
気高く美しい一之瀬帆波という存在は。
考えながら,次の言葉を探していると
件の金田くんから声をかけて来た。
どうやら俺ではなく,帆波に用があるらしいが
「すみません、一之瀬氏。向こうの作業が終わったのですが」
この一シーンだけなら切り取っても
彼はクラスを追い出されながらも
健気な気持ちで助けてくれたBクラスに
恩返ししようと奮闘する一人の好青年に写る。
とはいえ,
残念ながら彼はスパイだろう。
帆波や他のクラスの生徒は気がついていない様子だが
どう考えても視線が雑に揺れている
皿のように動かすのではなく
あくまで作業の際の確認の範疇で
的確に仕分けのように作業を進め
淡々とリーダーを探しているあたりは
さすがCクラスのスパイ。龍園の調教が行き届いている
そう感心できるが,それはあくまで相手が素人ならの話だ。
ぶっちゃけ,ここで彼を追放するのは容易い
帆波が折れさえすればあとはなんとでもなる
だが,正直もう遅いだろう。
決定的な証拠をまだ入手していないだけで
ほとんど作業は完了しているはずだ。
(ここは多少痛い目見ても経験してもらったほうがいいか)
これからの展望も計算に入れたとき
ここはあえて伝えないという手を取った
この先のための先行投資みたいなもんだ
ここでの損は,きっとこのクラスの
というか、帆波自身の糧になる
(やっぱり俺は,本質的に帆波やら清隆みたいな興味をそそぐやつ以外への関心は薄いらしい)
自分の薄情さになんとなく独りごち
帆波とは適当に話を切り上げて
Bクラスを後にした。
そして、キャンプ地を離れた後に
俺はDとBのちょうど中間地点位にいい洞窟をみつけた
穴は人が二人ほど入れるスペースで
一人なら十分に荷物とかを置いて成り立つ
十分だろう
荷物を置き
食料を森に取りにいき
帰りに、キャンプを離れるときに清隆からもらった
ペットボトルの中に水をもらい
一息ついてから落ち着いてこの後の展望を考え始める
とはいえ,結末はもうしれている
後はスイッチを押して幕を上げるだけだ。
「さて、ひっくり返そうかな」
俺は静かな闇夜で一人
獰猛な笑みを浮かべた。
皆さんも何となく
この後の作戦は気が付いているかもしれないんですが
作戦に関しては若干いじくりまわそうかなと思っています
とりあえずは、大本はあんまり変えないんで
是非。本編の方を読了することを推奨します
それではまた次回
木田くんにヒロインはつける?つけるなら誰!
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堀北鈴音
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椎名ひより
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伊吹澪
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坂柳有栖
-
神室真澄
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そもそもいらないしそんなに出さなくていい