蒼焔の機影 〜硫黄島奪還作戦〜   作:蒼海 輪斗

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ついに始まった、硫黄島奪還作戦。
(逆ミッドウェー要素あり)




第四話 硫黄島奪還作戦 前編

硫黄島奪還作戦

 

「皇国の反攻作戦」で最初に開始された大規模攻勢作戦。陸海軍共同で行われ、米国反攻作戦の足がかりとする。

 

 

硫黄島上空

 

ドガガガガガガ!!  ドガガガガガガ!!

 

P-51隊員  「これが噂の零戦か…。機体が青いな。」

 

スッ・・・

 

P-51隊員  「!?しまった!」

 

ドガガガガガガガ!!

 

ボガァン!!

 

赤松貞明    「よそ見してんじゃねーよ。」

 

P-51隊員  「くそっ、よくも俺の仲間を!」

 

ガガガガガ!!  ガガガガガ!!

 

スッ、スッ

 

P-51隊員  「畜生!!ちょこまかと動きやがって!」

 

サッ…

 

P-51隊員  「!?なんだと!」

 

ドガガガガガガ!!

 

ボワァーー!!

 

岩本徹三    「後ろにも気をつけないとな。」

 

 

 

 

 

千歳飛行場

 

米士官     「早く撃ち落とせ!!」

 

ブゥーーーーン!!

 

米機銃員    「駄目だっ!!速すぎて当たらない!!」

 

ガガガガガ!!

 

米兵たち    「うわああああああああああああああああああ!!助けてくれぇぇぇ!!」

 

米兵たちは、対空機銃、高角砲を使用し、七八型の迎撃を開始したが、最高時速750キロを誇る七八型には一切の痛手を与えなかった。

 

米士官     「くっ、一体どうしろというのだ!」

 

高角砲手    「てっ、敵機直上!!急降下!!」

 

米士官     「なにっ!!?」

 

 

 

西澤広義    「すごいな、この七八型。急降下爆撃もできるのか…。」

 

坂井三郎    「いくぞっ!ミッドウェーのお返しだっ!」

 

カチャ…

 

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

 

対空砲の弾幕が張るなか、爆弾が切り離された。そしてそのまま、飛行場の真ん中に落ちていき…

 

バァーーン!!  ドドーン!!

 

次々と誘爆が発生した。おそらく、B-29の燃料や搭載するための爆弾に誘爆が起きたのだ。

 

ドガーン!!  バーン!!

 

米兵たち    「うわああああああああああああああああああ!!もうダメだぁぁぁぁぁぁ!!」

 

米士官     「落ち着けっ!!早く消火活動を…」

 

ドドーン!!  ババーン!!  バァーーン!!

 

米士官     「うわあああああああああああああああああ!?」

 

もはや、この飛行場は戦闘機の発着のみならず、司令部としての機能を完全に失ってしまった。

 

その頃、硫黄島南方海域上空

 

ブゥーーン!!  ブゥーーン!!

 

グラマン隊員  「くっ、速すぎる!グラマンでも振り切れない!」

 

ドガガガガガガ!!

 

ボガァン!!

 

グラマン隊長  「まずい!空母が狙われている!」

 

今回艦船攻撃のために投入された航空機は、零戦七八型、彗星艦爆、流星艦攻、烈風、天山艦攻、夜間戦月光、一式陸攻、連山、二式飛行艇、四式重爆、三式戦飛燕、四式戦疾風、など性能の高い新鋭機や万能機が投入された。

 

江草隆繁    「こんなに敵艦がいる…。どれを沈めてやろうか。」

 

村田重治    「そうですね。どの艦の腹に穴を開けましょうか。」

 

爆撃の神様と雷撃の神様が、敵艦へと突入していった。

 

米士官     「撃て!撃て!撃ちまくれ!」

 

ドン! ドン! ドン! ドン!

 

ガガガガガガ! ガガガガガガ!

 

江草隆繁    「こんな照準じゃ、爆撃機を落とすのは無理だぞ?」

 

カチャン…

 

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

 

バァーーーーン!!

 

江草が放った爆弾が米空母、イントレピッドに命中した。米兵たちが慌ててダメコンにとりかかったが…

 

村田重治    「さあ、ホーネットを沈めた一撃、受けてみろ!」

 

カチャ…    バシャン…

 

シューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

 

バシャァーーーーーーーーーーーーン!!

 

村田重治の放った魚雷がイントレピッドにトドメをさした。

この時攻撃は三次にわたり、駆逐艦四隻、重巡洋艦二隻、そして大型空母一隻を撃沈する大戦果をあげた。

 

グラマン隊長  「くそっ、よくも!」

 

ドガガガガガガ!!

 

グラマンが機銃を発射した。するとその時。

 

ボガァン!!

 

グラマンが火を吹いた。後方には、零戦七八型の姿があった。

 

杉田庄一    「山本長官、やりました…。」

 

 

 

 

硫黄島上空

 

連山隊長    「もうすぐ降下位置だ!陸軍全員覚悟はできているか!?」

 

挺進連隊長   「海軍(おまえら)と同じくらいできてるよ!そうだよな!」

 

挺進連隊員達  「はぁぁい!!」

 

連山隊     「我、降下位置に到着す。」

 

連山隊長    「ほら、さっさと降りろよ!」

 

挺進連隊長   「言われなくれも降りてやるよ!いくぞお前ら!!」

 

挺進連隊員達  「わあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

バッ、バッ、バッ、バッ

 

こうして、硫黄島奪還作戦は陸上戦闘へと移行していった。陸軍の彼らの装備も最新鋭のものであった。試製二型機関短銃、百式機関短銃、九九式小銃、百式火焔発射器、南部十四年式拳銃、手榴弾、擲弾筒などであった。

 

 

 

 

 

空の戦いはまだ続いていた。

 

 

ブゥーーーン!!

 

ガガガガガガ!!

 

コルセア隊員   「くっ、当ててるのに全く火が点かない!どうしてだ!?」

 

スッ…

 

コルセア隊員   「!?なぜだ!さっきまで前にいたのに!」

 

ドガガガガガガ!!

 

スッ…

 

カッ、カッ…

 

コルセア隊員   「うっ、避けられたが、次食らったらまずい…。」

 

ドガガガガガガ!!

 

ボワァ〜!!

 

コルセア隊員  「!やられた!脱出する!」

 

バッ、バシュ!!

 

落下傘が開き、米兵は一命を取り留めた。

 

しかし、そのめには恐ろしい光景が写っていた。

 

米兵      「おいっ、嘘だろ…!」

 

それは、島に落下傘で舞い降りてきた日本陸軍挺進連隊だった…。

 

 

 

 

次回    硫黄島奪還作戦 中編

 

 

 

 

 




次回は陸軍メインです。by作者
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