主要人物使用武器
各武器の下の()は作中での呼び方です。
椿黒 百合
・Beretta 90-Two Type F Camelia's custom
レーザーサイト、コンペンセイター装備
ダブルバースト機能付
(ベレッタ・カメリア)
・FN P90TR
フラッシュライト、レーザーサイト装備
(P90)
・ククリナイフ
藤 なずな
・Beretta 90-Two Type G Wisteria's custom
レーザーサイト、フラッシュライト、
コンペンセイター装備
フルオート機能付
(ベレッタ・ウェステリア)
・FN PS90TR
レーザーサイト、短距離スコープ装備
(PS90)
黒羽 一葉
・Glock 18C
ダブルバースト機能付
(グロック18C)
・KRISS Vector SMG 6.5-inch barrel
レーザーサイト装備
(クリス・ヴェクターSMG)
白花 茉莉花
・Glock 21
ダブルバースト機能付
(グロック21)
・KRISS Vector CRB 16-inch barrel
短距離スコープ装備
(クリス・ヴェクターCRB)
柳
・Glock 17C Gen4
レーザーサイト装備
(グロック17C)
・64式7.62mm小銃
床尾内の整備用具入れの拡張
握把内の空洞の穴埋め
切替軸部、照門・照星、
2脚、消炎制退器の改良
上下部被筒、槓桿の改造
(64式小銃)
Lilja Kielo Siilasuvuo
……リリヤ キエロ シーラスヴォ
・Beretta M9A3
(ベレッタM9A3)
・Suomi-konepistooli 9mm KP/-31(Ⅰ)
(KP/-31 又はスオミ短機関銃)
***
コーヒーを飲み終わった一葉と茉莉花は部屋に戻っていった。
柳が壁に貼ってあった写真を剥がしている。流石にあれだけの写真に常に見つめられては落ち着かない。お願いをしたら素直にやってくれた。
なずなに頼んでもう1杯コーヒーを淹れてもらう。今日は朝から濃い1日だ。夕方の気分でいるがまだ正午にもなっていない。
朝栄と竜胆、雪野と月下もそれぞれの派遣先へ到着して今は一息付いている頃だろうか。一旦、連絡を取るべきか迷いながら端末を取り出す。それを見ていた柳が呟いた。
「おっと、この部屋、。虫がいるぜ。」
私は端末を仕舞った。この部屋が盗聴されていると分かったからだ。虫とは盗聴器の隠語である。
11時半まではまだ時間がある。どの様にして時間を潰そうかと考え始めたがその必要は無かった。
柳が空気中の匂いを嗅いでいる。
「この匂い、あの糞うぜぇ4人組のお出ましか。」
部屋の外に4人の気配を感じた。何の用があるのだろうか。
先程の4人組はノックもせずにドアを開けた。部屋に入ろうとしたところで柳の顔を見るなり部屋に入るのを躊躇っている。。
「さっきは調子に乗りやがって。副司令から模擬戦の許可を貰ってきたからな。」
「えっ、本当にやるんすか?結果が分かりきってるのに??」
「4対4の模擬戦よ。逆らったらどうなるか教えてあげるわ。」
「おー、面白いな、。で、その4人てのは俺とこいつと新入り2人か?。流石にサード2人相手に青服4人がボコされるのは恥ずかしいからな、。」
「これは司令・副司令からの命令だ。逃げるなよ。」
「それはこっちのセリフっすよ。で、場所と時間はどうなんすか?」
「30分後に屋内演習場だ。小火器なら模擬弾を使用すれば種類は問わない。グレネードは禁止だ。二度と逆らえないように潰してやるよ。」
乱暴にドアを閉めて4人は行ってしまった。騒がしいリコリス達だ。ここの屋内演習場がどこにあるのかまだ把握をしていない。柳か Lilja に案内して貰おう。なずなが早速準備を始めている。
「支給品のグロックは持って来たな。」
「ペイント弾を撃った後の整備は面倒臭いっすけど、ここは何時もの銃はどうっすか?」
「構わない。」
「ペイント弾。。沢山持ってる。。使っていい。」
サッチェルバッグから愛銃であるベレッタ・カメリアを取り出す。手入れは普段から完璧だ。
セーフティーを外してマガジンを抜く。スライドを引き、チェンバー内の弾を排出する。なずなが既に4本分のマガジンと1発を用意してくれていた。3本をバッグに仕舞い、1本を銃に叩き込む。1発をチェンバーに装填してスライドを戻し、デコッキングをする。セーフティーを兼務しているデコッキングレバーを元に戻して、初弾をダブルアクションで発射できるようにしておく。同じタイミングでなずなも準備が出来たようだ。
柳もバッグからグロック17Cを取り出すと同じ様にして準備を完了させていた。
一方、Lilja はいつのまにか大きなケースを出してきていた。中からKP/-31を取り出し、71発入りドラムマガジンに模擬弾を入れ始めた。
「それ使うんすか?」
「そう。。訓練の時も。。いつも。。これ。。弾倉。2ついる。。。手伝って。。」
「了解っすー。!」
「しかし、突然の模擬戦とは。巻き込んで済まなかった。」
「構わねぇよ。いつだって突然、殺しの仕事が入る生活だからな。それと変わんねぇよ。」
そう言っていつの間にかリコリス制服に着替えていた柳は、グロック17Cをバッグではなく私物のヒップホルスターに収めた。
「で、作戦はどうするんすか?」
「俺はあんたらより動けねぇが、実力的にはリリアとほぼ同じだぜ。」
「なら Lilja と共に動け。何をすれば良いかは分かるだろう。」
「へっ、あんたのお望み通りに動いてやるよ。」
即席の4人チームだが、ここは私となずな、Lilja と柳のツーマンセル2組で戦う。細かい部分はここの屋内演習場の構造を確認してからの方が良いだろうか。
Lilja が答えてくれる。
「ここの。屋内演習場。。東京と同じ。。。建物も。配置物も。。一緒。。」
「それはありがたいっすねー。」
「ならなずな、何時も通りだ。2人は相手の別働隊をやれ。向こうも2組に別かれる筈だ。」
「でも、本気出していいんすかね?」
「彼女達は司令も許可を出したと言った。」
「確かにそうっすね。なら、とっとと終わらせるっすよ。名古屋支部のご飯、ちょっと楽しみにしてるんすから。」
司令が許可を出したということは裏切り者が見てるかもしれないこの状況で、実力を見せて構わないという判断だろう。それにこの2人も模擬戦に関わらす、ということは既に2人共司令に協力をしているのだろう。
『11時より状況演習を行います。手空きのリコリスはキルハウスブースに集合して下さい。繰り返します。11時より……』
どうやら他のリコリス達にも公開するみたいだ。東京支部と同じ様に放送が掛かった。
「行くぞ。」
「了解っすー、!、ユリ先輩!!」
「いざやるとなると面倒臭くなってきたぜ。」
「早く。終わらせて。皆で。。ご飯食べる。。」
全員、サッチェルバッグを背負うと部屋を後にした。
廊下を歩いているとすれ違うサードリコリスから次々と声を掛けられた。
「「「4人共頑張って下さいー!!」」」
「柳ー!あんなやつらぶっ潰してやれ!!」
「お2人は今日来たというリコリスですね?応援してます!」
「柳さん応援してますよ。」
「「リリヤちゃんも頑張ってー!!」」
「や〜なぎ〜、負けたら反省な…!!」
「以外と柳さん人気あるっすね。」
「まあな、俺みたいな頭のおかしいやつはそういねぇだろう、。」
「柳。。私よりも。ちょっと強い。。。多分。。この支部で。1番強いサード。。。」
すれ違うセカンドリコリス達はこちらを睨む様に見ていた。
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