SPY×AGITΩ   作:ぴりもに

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いよいよ終わりが近づいてきました……


Chapter.14 君と僕のCHEMY×STORY

 

「フハハハハハハハハッ!!これで貴様らもおしまいだっ!!」

「させるか!」

 

ネオビッグマシンへと変貌を遂げた大首領に、仮面ライダーJが果敢にも立ちはだかり、拳を繰り出した。

しかし、ネオビッグマシンは口から黒い炎を吐き出し、Jに浴びせた。

 

「うおっ!?」

 

怯んだところをネオビッグマシンは顔面を殴り飛ばした。さらにそのままパンチを連発し、Jを怯ませていき、最後に乱雑な蹴りを繰り出して、地面に転ばせた。

 

「Jッ!!」

「ううっ……!」

 

巨大化したJの身体はだんだんと小さくなり、元のサイズに戻っていった。

 

「大丈夫ですか!?」

「うっ……ゆ、油断するな!まだ来るぞ!!」

 

フラフラと立ち上がるJの警告とともに、ネオビッグマシンはアギト達に向かって黒い炎を吐き出す。

すると、アギトは虹のマントを巨大化させ、それを盾にして炎を防いだ。

しかし、炎の勢いは凄まじく、アギトはだんだんと後ろに押されてしまう。

 

「くっ……!」

「死ね!仮面ライダァァァァァァ!!」

 

ネオビッグマシンはさらに炎を吐き出し、アギト達を追い込もうとした。だが次の瞬間、

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!」

 

雄叫びとともに一台の車が突っ込んできた。その車は3号専用のマシン「トライサイクロン」だった。

3号はトライサイクロンをぶつける瞬間に脱出し、同時にトライサイクロンはネオビッグマシンに激突し、爆発した。

 

「ぬあぁぁぁっ!!」

 

トライサイクロンの激突により、ネオビッグマシンは吹き飛び、地面に膝をついた。

その隙に3号は皆の元に駆けつけた。

 

「みんな、大丈夫か!?」

「親父!」

「遅れてすまなかったな……だが、もう大丈夫だ。みんなをつれて来たからな。」

「みんな?」

 

その時、どこからかブンブンとバイクのエンジン音が鳴り響くのが聞こえてきた。

音が聞こえた方へ顔を向けると、そこには……

 

「アレは……!」

「仮面ライダー!!」

 

世代と世界を越えて集った、全ての仮面ライダー達。それぞれのマシンに乗り込み、この決戦の地に集ったのだ。

 

「これ……親父が全員呼んだのか?」

「ああ、東国と西国を駆けずり回ってな。」

『トォッ!!』

 

仮面ライダー達は一斉に掛け声を上げ、マシンから飛び降りてアギト達の元に集まった。

 

「仮面ライダーども……!どこまでもワシの邪魔をするのか!!」

「貴様を倒すまで……仮面ライダーは死なんっ!!いくぞぉっ!!」

『おうっ!!』

 

1号の掛け声の元、仮面ライダー達の最後の猛攻が始まった。

その先手を切ったのは、龍騎……

 

《ファイナルベント》

「ハァァァァ……!!」

 

ウィザード、

 

《チョーイイネ!キックストライク!》

「フィナーレだ!」

 

セイバーの3人だった。

 

《必殺読破!ドラゴン一冊撃!ファイヤー!!》

「火龍蹴撃破!!」

 

龍騎が左腕のバイザーにカードを装填すると、龍騎によく似た赤い龍が現れ、ウィザードがベルトに指輪を通すと足元に魔法陣が展開され、セイバーがベルトに刺さっている剣のトリガーを引くと、セイバーの足に炎を纏っていく。

そして、3人は一斉に空中へ飛び上がる。

 

「だぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「ハァァァァァァァ!!」

「トアァァァァァァ!!」

 

3人とも炎を纏ったライダーキックを繰り出し、ネオビッグマシンを蹴り飛ばした。

 

「いくぞ、RX!」

「おうっ!」

 

続けて攻撃を繰り出すのはBlackとBlack RX、

 

《ジョーカー!マキシマムドライブ!!》

「決めるぜ、フィリップ!」

「いつものアレだね、翔太郎。」

 

仮面ライダーWに、

 

《レックス!スタンピングフィニッシュ!!》

『一気にいくぜっ!!』

 

リバイとバイスの仮面ライダーリバイスだ。

BlackとRXは全身に力を込め、Wはベルトの横にあるスロットにメモリを挿し、リバイはベルトに刺さっているスタンプをレバー代わりに操作する。

 

『ダブルキーーーック!!』

 

雄叫びとともにBlackとRXはキックを繰り出し、

 

『ジョーカーエクストリーム!!』

 

Wは舞い上がる風とともに空中へ浮遊し、空中から両足キックを繰り出し、ネオビッグマシンに命中させる。

そして、リバイとバイスは左右から挟み込むように跳び上がり、ピンク色に近いオーラを纏って、まるで「X」を描くようなキックでネオビッグマシンの身体を貫いた。

 

「ぐおぉぉぉぉぉ!!?」

「ハッ!」

 

叫び声を上げるネオビッグマシンの頭部に、響鬼が登場し、ベルトにある鼓を押し当てた。すると、鼓が巨大化した。

 

「火炎連打の型!!」

 

響鬼はバチを抜き、鼓に向かって連打を叩き込んだ。鼓を通して、ネオビッグマシンの頭部にダメージが突き刺さる。

 

「グオォォォォォォォォォォッ!!」

 

さらに、ネオビッグマシンの胸の辺りで、シンが雄叫びを上げながら爪と腕の刃で獣のようにネオビッグマシンの肉体を切り刻んでいた。

 

「ぬあぁぁぁぁぁぁっ!!」

「いくぞ、ベルトさん!」

 

ネオビッグマシンが叫ぶ中、仮面ライダードライブが左腕のブレスについたレバーを動かした。

 

《ヒッサーツ!フルスロットーール!!》

 

ベルトから流れる音声とともに、ドライブの専用マシン「トライドロン」がネオビッグマシンの周りを超スピードでぐるぐると走り回る。

ドライブはメリーゴーランドのように走り続けるトライドロンの壁面を蹴って中点の敵に何十発もの蹴りを浴びせまくる。

 

「フィニッシュは必殺技で決まりだ!」

《マイティクリティカルストライク!!》

「フッ!ハッ!ドリャッ!!」

 

エグゼイドは右脚にやたら派手なエフェクトを纏いながら跳び上がり、空中から連続の蹴りを叩き込んだ。

 

『ハァァァァァァァッ!!』

 

そして最後に4人は強力な一撃を叩き込み、ネオビッグマシンを怯ませた。

そこに追い撃ちをかけるのは、アマゾンとビルド、フォーゼの3人だ。

 

「勝利の法則は決まった!」

「いくぜ、アマゾン先輩!」

「アマゾン、フォーゼとビルド、トモダチ!」

《ボルテックフィニッシュ!》

 

ビルドがベルトの回転レバーを回転させると、グラフ型の標的固定装置が展開し、ネオビッグマシンに狙いをつける。

 

「キキーッ!!」

 

すると、その装置の上をアマゾンが滑る。

 

「スーパー……大・切・断ッ!!!」

 

手刀による斬撃を繰り出し、ネオビッグマシンを切り裂く。

 

「ハァッ!!」

 

さらにその後に続いてビルドが装置の上を滑りながらライダーキックを繰り出した。

 

《LIMIT BREAK》

「ライダーロケットドリルキーーーック!!」

 

そしてさらに、フォーゼが右腕にオレンジ色のロケット、左脚に黄色く巨大なドリルを装備して必殺の一撃を繰り出し、ネオビッグマシンを貫いた。

 

「チャージアップ!!」

 

ストロンガーが叫ぶと、胸の「S」マークが回転し、ストロンガーのツノと体の一部が銀色に輝いた。

 

《キック》《サンダー》《マッハ》

《ライトニングソニック》

「ハァァァァ……ウェイ!!」

 

ブレイドは3枚のカードを武器にスキャンさせ、カードの力を体に宿し、武器を地面に突き立てる。

 

《1.2.3》

「ライダー……キック」

《RIDER KICK》

 

カブトはベルトの上面にあるボタンを右から順番に押していき、最後にカブト虫のツノを模したレバーを操作した。すると、カブトは脚に稲妻のようなエネルギーを纏っていく。

 

「超電ドリルキック!!」

「ウェアァァァァァァッ!!」

「ハッ!!」

 

そして、3人は同時に飛び上がって、同時に雷のようなライダーキックをネオビッグマシンに浴びせた。

その時、上空からすかさず攻撃が繰り出された。その攻撃は、スカイライダー、スーパー1、ZXの3人だった。

 

「スカイキーーック!!」

「スーパーライダーーー!!月面キーーック!!」

「ZX!キーーック!!」

 

3人はそれぞれのライダーキックを繰り出し、頭部に命中させる。

その時、

 

《スキャニングチャージ!》

「セイヤァァァァァァ!!」

《オレンジスカッシュ!》

「セイハァァァァァァ!!」

《ダイカイガン!!オメガドライブ!!》

「デヤァァァァァァ!!」

 

地上からオーズ、鎧武、ゴーストがベルトを操作してライダーキックを繰り出し、顎に命中させ上空の3人と同時に攻撃した。

 

「風見っ!!」

「結城っ!!」

『トォッ!!』

 

V3とライダーマンは互いの顔を見合わせ、力強く頷くと空中へ跳び上がる。

 

「俺達もいこう、ZO!」

「ああっ!」

 

V3とライダーマンに続き、ZOとJもバッと空へ跳ぶ。

 

《FULL CHARGE》

《ウェイクアップ!》

「いくぜいくぜいくぜいくぜ……」

「キバッて……」

『いくぜぇっ!!!』

 

電王は右脚にエネルギーを溜め、キバは銀色の鎧と鎖に封印された右脚を解放し、空中へ飛び上がる。

 

「V3キーーック!!」

「ライダーキック!!」

『ダブルキーーック!!』

「ウォリャアァァァァァァ!!」

「ハァァァァァァァァァァ!!」

 

合計の6人のライダーキックがネオビッグマシンの胸に命中し、蹴り飛ばした。

 

「決めるぞ。」

「なんか……いける気がするっ!」

次に立ち向かうのは、ディケイドとジオウだ。

 

《ファイナルアタックライド ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

《フィニッシュターイム!》《タイムブレーク!!》

 

ディケイドはベルトに黄色のカードを挿して詠み込ませ、ジオウはスイッチを押してバックルを回転させた。

すると、ディケイドの前にカード状のエネルギー体が出現し、ジオウの前にも「キック」と書かれた物体が出現した。

 

『ダァァァァァァァッ!!』

 

二人はそれと共に必殺の一撃を繰り出し、ネオビッグマシンをさらに蹴り飛ばす。

 

「巧、ギーツ!いくぞ!」

「ああっ!」

「盛大に打ち上げだ!」

 

2人に続いて、X、ファイズ、ギーツが駆ける。

 

《Ready.》

《BOOST TIME》

 

Xは空中にスティックを投げて固定し、そこで鉄棒の大車輪を行う。ファイズの方は脚につけたポインターをネオビッグマシンに向け、光線を放ち、円錐状のエフェクトを展開。ギーツの方は赤いキツネに変形させた「ブーストライカー」に乗り、ネオビッグマシンに突っ込んだ。

 

「X!必殺キーーーック!!」

《Exceed Charge.》

《MAGNUM BOOST GRAND VICTORY》

『ダァァァァァァァッ!!』

 

3人はそれぞれのライダーキックを同時に繰り出した。3人の技が合体したことで、炎を纏ったX状の赤いエフェクトがドリルのように回転しながら、3人とともにネオビッグマシンを貫いた。

 

「ゆくぞっ!トォッ!」

 

原初のライダー、1号の相棒である2号は構えを取り、そして空高くジャンプした。

そして、その場で卍を描くように身体を捻らせる。

 

「ライダー卍字キィィィック!!」

 

回転しながらの蹴りを繰り出し、ネオビッグマシンの頬を蹴り飛ばした。

 

「ぐおぉぉぉぉぉ!!?」

「今だ、本郷っ!!」

 

2号の叫びに応え、3人のライダーが立つ。

 

「ライダーパワー全開だ!!」

 

昭和(1号)から始まり、

 

「フッ!ハァッ……!」

 

平成(クウガ)へ続き……

 

《RISING IMPACT》

「お前を止められるのは……俺達だ!!」

 

令和(ゼロワン)に受け継がれる。

3人は一斉に空中へ飛び上がった。

 

「電光ライダーキィィィック!!」

「オリャァァァァァァッ!!」

「トアァァァァァァァッ!!」

 

昭和・平成・令和の始まりのライダー達によるライダーキックが繰り出され、ネオビッグマシンを空中へ打ち上げた。

そして、最後はもちろん……

 

「よし、次は俺達だよ!宝太郎君!」

「はい!」

「あーっ!見つけたゴーン!」

 

最後に残ったのはアギトとガッチャード。その2人の元に小さい青いドラゴンが現れた。ガッチャードはそのドラゴンをよく知っていた。

 

「ニジゴン!」

「宝太郎、急に消えちゃうからビックリしたゴン!」

「ごめんね!……で、いきなりで悪いけど、一緒に戦って!」

「わかったゴーン!」

 

ニジゴンというドラゴンと少し話すと、ガッチャードは2枚のカードをベルトに装填した。

 

《エクストラ!》《スペシャル!》

《ガッチェンジ!》

 

続けて、ガッチャードはニジゴンの顎と口を掴んだ。すると、ニジゴンはバックルに変形した。

それをそのままベルトと合体させる。

 

《YOU READY?》

《ゴーン!》

 

そして、ベルトの両側のハンドルを展開する。

 

《ガッチャーンコ!!》

 

ベルトを展開すると、ガッチャードの背後に巨大なニジゴンの幻影が現れる。

 

《ガッチャ&ゴー!》

《レインボーガッチャード!!》

《ガッチャード!!》

《ガッチャーーーーードッ!!!!!》

 

ニジゴンの幻影が口から虹色の炎を吐き出し、ガッチャードを包みガッチャードの身体が青く染まる。さらにニジゴンの幻影が鎧に変わり、ガッチャードに装着された。

ガッチャードの最終形態「レインボーガッチャード」。虹のマントを持つアギト サンシャインフォームと並び立ち、互いに眩い光を放っていた。

そして、2人はいざネオビッグマシンに挑もうとした……だがその瞬間、ユーリ、ギルス、カイザ、3号が飛び出した。

 

「先輩らにばっかカッコいいとこ取られてたまるか!」

「他のライダーの皆さんの足元には及ばないが……」

「足止めだけでも!」

「いくぞ!!」

 

4人は果敢にもネオビッグマシンに向かっていく。

 

「この小僧どもがァァァ!!」

 

全ライダー達からの攻撃を受け、すでにボロボロのネオビッグマシンだったが、4人に向かって巨大な手を振り降ろした。

しかし、4人は横に動いて攻撃をよけた。そこに、ユーリは大型チェンソーを腕の関節に突き刺した。

 

「ウォォォォォォォォォォォ!!」

 

チェンソーを突き刺した状態で武器を手放し、パンチを繰り出してさらに奥まで押し込もうとする。しかし、ユーリの力ではパワーが足りない。

 

「任せろ!!」

 

ギルスは脚に紋章のエネルギーを吸収させ、チェンソーを蹴り飛ばした。それによってチェンソーは奥まで突き刺さり、ネオビッグマシンの右腕を破壊した。

 

「いこうぜ、親父!!」

「ああ……親子の共同作業だ!!」

 

ネオビッグマシンの下側に潜り込んだカイザと3号は、拳を握りしめた。

 

「ライダーパァンチ!!」

「オラァァァッ!!」

 

そして、思い切り拳を叩き込んだ。それも一発だけにとどまらず、何発もパンチを浴びせていく。

 

「うおぉぉぉぉぉ!!」

「たとえ拳が砕けても……!」

「何発でもぶち込んでやるぜ!!」

 

何十発、何百発とパンチを浴びせると、だんだんとネオビッグマシンの身体が空中へ打ち上がっていく。

 

『ダァッ!!!』

 

最後に全身全霊の一発を叩き込み、宙へ打ち上げた。

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

「今だ!!」

 

ネオビッグマシンが空中へ打ち上げられたのを見て、アギトとガッチャードはそれを追いかけて空高くジャンプする。

 

「させるかぁ!!」

 

すると、ネオビッグマシンは負けじと全身からミサイルを発射し抵抗してきた。

しかし、アギトとガッチャードはそのミサイルを足場代わりにして、次々と飛び移り、ネオビッグマシンに近づいていく。

 

「おのれぇ!!」

 

ネオビッグマシンは2人を振り払おうと左腕を突き出した。

しかし、2人はそれをよけて左腕を駆け上がっていく。そして、ガッチャードはベルトのハンドルを操作し、アギトの方は足元に虹色の紋章を浮かばせた。

 

『ハッ!』

 

2人は同時にジャンプし、

 

《レインボーフィーバー!!》

『ハァァァァァァァァァァッ!!!』

 

ガッチャードは虹の光を纏った蹴りを、アギトは虹の紋章を吸収した蹴りを繰り出した。

 

「チィィィィ!!」

 

2人の蹴りは頭部に命中した……が、2人の攻撃は一歩手前で止まってしまった。

ネオビッグマシンは自分に残された力の全てを使ってバリアを作り、それで2人の攻撃を防ごうとしている。

 

(これを防ぎきれば……!!)

(みんなが作ってくれた道だ……!これを逃すわけには……!!)

 

2人のライダーキックは強力だったが、ネオビッグマシンのバリアも強固だった。このままではどちらかが消耗するのを待つだけだった。

すると、1号が叫んだ。

 

「私達全員の力を、彼らに送るんだ!!」

『おうっ!!』

 

1号の掛け声とともに、仮面ライダー達は全身に力を込めた。すると、不思議なことが起こった。

仮面ライダー達の身体が光を放ち、小さい球体に変わり、そのままカード状の物体に変わった。

それは、ガッチャードが使うケミーカードだった。カードに変わったライダー達は、一斉にガッチャードの元に飛んでいった。

 

「これ……ケミーカード!?」

『俺達を使って、アギトを助けるんだ!ガッチャード!!』

 

カードになったライダー達は、一斉にベルトに装填されていった!

 

《1号!2号!V3!ライダーマン!X!ストロンガー!スカイライダー!スーパー1!ZX!Black!Black RX!シン!ZO!J!クウガ!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!W!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!ジオウ!ゼロワン!セイバー!リバイス!ギーツ!》

 

ベルトから音声が流れるとともに、アギトとガッチャードの背後に名前を呼び上げられたライダー達の幻影が現れる。

 

《オールライダーズ!!!レインボー!!!》

 

そして、ライダーの幻影達は虹色の輝きを放つ。

 

「ロイドさん!ヨルさん!アーニャちゃん!ボンド!俺達も!」

『ハァァァァァァァッ!!!』

 

同時に、アギトとフォージャー一家は身体に自分達の全ての力を込めた。すると、ガッチャードに負けず劣らずの眩い光を放った。それはまるで太陽のようだった。

 

「な、なんだこの光は……!!?」

「闇は晴れる!!」

「そして、虹は太陽によって輝くんだ!!」

 

太陽(サンシャイン)(レインボー)が集まった時、それは大きな力となって闇を祓う!!

 

《オールライダーズ!!!レインボーフィーバー!!!》

『デヤァァァァァァァァァッ!!!』

 

2人と全員分の力を込めたライダーキックは、ネオビッグマシンのバリアを貫き、頭部に命中した。

 

「センパァァァイ!!いっけぇぇぇぇぇぇ!!」

「決めろ!!みんな!!」

「ロッティーー!!姉さーーん!!チワワ娘ーー!!デブ犬ーー!!頑張れぇぇぇぇぇぇ!!」

 

必殺の一撃が命中し、ネオビッグマシンの身体はどんどんヒビが入っていく。

 

「バ…バカなぁぁぁぁ……!!」

「これが、俺達の!この世界の人達のガッチャだぁっ!!」

 

ガッチャードの叫びとともに、ネオビッグマシンの身体は徐々に砕けていく。

 

「何故だ……!?何故、貴様ら仮面ライダーは……いつの時代も我らの前に現れる……!!?」

「当たり前だ!時代が望む時、世界が望む限り、仮面ライダーは必ず現れる!!」

 

そして次の瞬間、ネオビッグマシンの身体は貫かれ、同時に身体が砕け散った。

そのままアギトとガッチャードは地面をズザザザ……と着地した。カードに変わったライダー達も元に戻り、2人とともに地面に立った。

 

「私が死んでも……ショッカーは死なずぅぅぅぅぅぅ!!いつかまた、蘇ってやるぞぉぉぉぉぉ!!」

 

身体が砕け散ったネオビッグマシンはそのまま巨大な爆発を起こし、消滅していった。

 

「や……やった……!!」

「勝った……!勝ったんだぁぁぁぁ!!」

 

ようやく訪れた勝利。そしてそれは、ショッカーとの戦いがついに終わったことを表していた。

 

「すっげ……!」

「うん、凄いよねフータロス……!あれが、僕が憧れた仮面ライダー!!」

 

シエルの目はキラキラと輝いていた。世代・世界を越えて集った仮面ライダー達の勇姿……それは少年の心に深く刻まれたのだった……

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あれ?もう終わってた?」

 

物陰から見つめる一人の男がいた。その男は、見たこともない仮面ライダーだった。どうやら戦いに参加し、手助けするつもりだったようだが、遅れてしまったようだった。

 

「まぁいっか。この世界はもう大丈夫そうだし……俺は俺で、自分の世界を守らないとな……この俺が住む……仮面ライダーガヴの世界を!」

 

 

 

 




おまけ「どうやったの?」

Q.どうやって先輩ライダーはケミーカードになったんですか?

A.気合い

───────────────────

今回も描くの大変だった……オールライダーによる一斉にライダーキックする……というのも考えたんですけど、それだとすぐ終わっちゃうんで、「平成ジェネレーションズForever」形式でいきました。どの組み合わせでやろうかなーと頭を抱えました……

最後のガヴはキャラが分からんので想像で書きました。後で直すかも……

残す所、後2話となりました。本当、大変だったけど楽しかったです。残り2話待ってていてくれたら嬉しいです!

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