日本国最後の幸運艦   作:とある名無しの抜刀隊

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第一三話 ベーリング海防空戦

〜〜〜5月7日午前11時・ベーリング海/海上自衛隊第1護衛隊群所属ちょうかい・CIC〜〜〜

第1護衛隊群は急遽、アリューシャン列島から発射された弾道ミサイルを迎撃するため、迎撃行動を取っていた。本来は敵地攻略のため援護に出ていたが、

「対空戦闘よーい!繰り返す!対空戦闘よーい!」

「砲雷長!イージスの本気を見せてやれ!」

「了解!SM-3!トラックナンバー3101から3107目標!SM-3攻撃始め!」

「1番から7番!ハッチ開け!SM-3!発射、サルボー!(斉射)」

とある状況変化の元、迎撃をしなければいけなかった。するとちょうかいの第一甲板のVLSが大きく火を上げて、SM-3弾道弾迎撃ミサイルを7発発射した。本来ならあたご型イージス護衛艦がやらなければいけない仕事だがあたごは第二護衛隊群所属(佐世保)、あしがらは第三護衛隊群(舞鶴)だからわざわざこっち(ベーリング海)にまで来ても最短で2週間(多分)なので(それに護衛艦も連れないと行けないので約3週間かかる。多分)結局無理と言う事だ。ちょうかいの後に旗艦の最新鋭であるひゅうが、おおなみ、さわかぜが攻撃を開始する。そう言う事態になったのは数日前...

 

〜〜〜5月2日午後2時・ベーリング海/特務機関第四艦隊旗艦霧島〜〜〜

「対空戦闘用意‼︎」

艦内は緊迫した雰囲気に包まれていた。数十分前、先行しているしまかぜから敵艦隊発見の報が飛んできたからである。そして霧島にもレーダーに敵対艦ミサイルが映る。対艦ミサイルだ。敵艦隊はどこにいったのか?そう言う雰囲気を出しながら対空戦闘を開始した。

「対空戦闘!SM-2攻撃始め!」

「ハッチ開け!SM-2、サルボー!」

熱海がそう言うと、VLSから小さな扉が開き、SM-2が飛び出て行く。それと同時にてるづき、もちづき、むらさめがSM-2を合計31発を発射した。そうしてレーダー上では

「マークインターセプト‼︎本艦のSM-2、敵対艦ミサイルB群を撃破!残り20!」

レーダーには複数のミサイルが消える。がまだミサイルは健在

磯(さすが米国、質より量って事か...!)

「熱海!シースパロー発射用意、同時にCIWS発砲許可。発射タイミングはあんたに任せる!」

「了解BOSS!「BOSS⁉︎」シースパロー発射始め!」

艦橋付近のシースパロー発射機が火を吹き、そしてシースパローが敵ミサイルに飛び出てゆく。近く...いや前方から来るミサイルは迎撃に成功した。そう、前方から来る奴は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵対艦巡航ミサイル!右舷3時方向から超低空で急接近!数1!...早い!」

知島からそう言われ磯風は

磯(まずい!)

「熱海!右舷CIWS攻撃始め!」

「了解!AAWモード!」

右舷のCIWSが火を吹く。だが今の高性能CIWSより旋回が遅いと言う欠点があるので対処しきれない

「クソッ!無理だ!」

「衝撃に備え‼︎」

 

 

 

ドォン!

 

一つのミサイルが右舷第三機関室前に着弾する。そう、着弾したのだ!

「ダメージコントロール!各所被害報告を!」

『ジジックソッタレ!こちら副砲指揮所!八番副砲大破!死傷者多数!繰り返す!死傷者多数!』

『こちら第三機関室!ギリ爆破が届かず!第三防壁まで貫通!第四で防げた模様!全速は流石に無理です!』

「こちらCIC!作戦はまだ実行出来るか?」

『はい、主砲、ミサイルは撃てませんが副砲は出来ると』

「了解した。何戦速行けるか?」

『ジジッえーっと...第三か第四戦速まで行けます』

「...了解」

磯(これが...ドラマでもアニメでも無い本当の、戦争)

すると通信員が

「...艦長、揚陸部隊が無事、強行突破した様です。」

「...了解した。「艦長!」どうした?」

「レーダーに感、高高度に展開するミサイル群あり、IC、BMです。」

「まじ...かよ?」

大陸間弾道ミサイル、通称ICBM。高高度に展開、そして都市部に飛来して壊滅させると言うやべぇ奴だ。

「クソッ!我々がミサイルを撃てたら迎撃出来たのに...!」

「あいつら(第一護衛隊群)に任せるしか無い...か」

今本艦合わせて第四艦隊は今の戦闘で多分殆どの艦が対空ミサイルが尽きた筈。今回は対地戦だから巡航ミサイル<<トマホーク>>や艦対地ミサイルに改修した<<マーベリック>>などしか無い。

磯(がんばれよ...今はお前らにしか、希望は無いからな)

 

〜〜〜今に至る〜〜〜

攻撃を開始し、レーダーには大量の対空ミサイル、ICBMが映る。レーダー員は冷静に

「インターセプトまで3、2、1...マークインターセプト!本艦のSM-3__」

そうして多数の反応が一斉に消える。迎撃成功だ。

「20発撃破!ですが後10発撃ち落としました...」

レーダー員の報告を聞いて艦長は行き詰まった表情で

「...了解した、本艦の攻撃は終了した。祈りたい奴は祈れ。私が許可する。後は...陸の奴らに願うしか無いな」

 

〜〜〜陸上自衛隊旭川駐屯地FIC(作戦司令部)〜〜〜

ビィーイビィーイ

「ミサイル発射繰り返すミサイル発射、機首はICBM級、米軍アリューシャン基地から発射された模様。繰り返す___」

「PAC-3迎撃用意、絶対に落とさせるな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜???〜〜〜

「1240、北海道にICBMが2発飛来。自衛隊は必死の抵抗を施したが撃ち漏らした奴が飛来した。死者は数千万人____」

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜霧島艦隊上空近く/アメリカ空軍第七艦隊所属ライトニング03〜〜〜

ライトニング03はとある機体を用いて偵察任務をしていた。ずんぐりした機体、近未来的なボディー...そうF-35Cだ。この機体(C型)は元々2010年6月に完成する予定だったが日本と開戦したので予定を変更。4月3日には完成、4月5日には量産を成功したのだった!

「ライトニング03からターゲットグースへ!本艦隊の戦果、敵戦艦中破1、護衛艦1小破!」

『こちらターゲットグース、帰還せよ』

「了解、RTB(帰還する)」

第七艦隊、通称太平洋艦隊旗艦アイオワ

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