「...!はっ!...ここは...?一体...?」
俺は目が覚めると、何処か懐かしい雰囲気のところにいた。見渡すと、近くに森、下に街、遠くに海で、水平線上に...!
「あれは...大和...?」
そう、全長263m、基準排水量64000トン、世界最大照準距離とも言える46センチ3連装砲が三機搭載し、世界最強ともいわれたあの、戦艦大和が港に居座っていたのだ!それにあの武装、と言うことは...
「ここは...1945年の、呉...?」
〜〜〜1945年3月/大日本帝国・呉/犬神直斗〜〜〜
俺はそう呟く、何故1945年だと分かったのか。ヒントは大和の武装だ。艦にはそれぞれ改修があり、年数ごとに整備や改修が行われる。1945年ごろの大和の武装っていうのは殆ど宇宙戦艦ヤマトみたいに、機銃、高角砲などがふんだんに配備されていた。逆にその前、真珠湾攻撃で九九式艦上爆撃機や九七式艦上攻撃機などの航空機能力が発揮されるまで、機銃の数が少なく、その代わりに副砲...15.5cm3連装砲が二機、両舷に配備されていたのだ。だから殆どの軍オタやミリオタは分かる。(※個人の感想です。)すると俺はまた気を失った___
___俺はまた、意識を戻して周囲を見渡した。甲板、緩やかに靡く潮風、それに、奥には...!
「46センチ、砲?まさかここは大和上甲板⁉︎」
〜〜〜1945年4月7日/大日本帝国海軍所属・第二艦隊旗艦大和/後甲板〜〜〜
46センチ砲が一機、15.5センチ砲が一機と言う事はここは後甲板って事か...ん?待って今大和に乗っているの?へ?
「マジで⁉︎嘘だろ⁉︎...ハッ!ワスレテワタ、キコエテイルカモシレナイ。ヤベー」
待って待って俺戦犯?やばいやばいやばばばばばと言いながら口を防ぎ、近くの防護壁付き機銃の裏に隠れた。すると...
パッパッパパッパッパパッパパパー!
ジリリリリリリリリリリリ
と軽快なラッパとブザー音が聞こえる。確か...このラッパ、対空戦闘...?と言う事はまさか!と思いながら時計を見る。12時34分。確か主砲で対空戦闘する時間だ!まずい!と思いながら耳を塞ぐ。その直後だった...!
ドカァン!
艦内中...いや、この海域に響きわたるほどの轟音だった。そう、大和の主砲一斉射撃である。隙間から見えたが対空戦闘用の砲弾...三式弾が上空...いや敵機に向かって飛んでゆき炸裂する。炸裂し、その破片は近くの敵機...ヘルダイバーに散らばる。だが被害は無く、悠々と飛び攻撃体制にはいる。元々三式弾と言うのは敵機に当たる、と言う事例が少なくてむしろ外れると言う事例が何度もあった。やっぱりこの時代の対空砲弾は命中率が少ないな。そう思ったら今の方が便利...戦争する兵器だがな。と思っていた。すると乗組員たちが機銃に集まり、仰角をつけ、攻撃を開始した。ダダダッダダダッと言う音が鳴り響き、敵は魚雷発射体制に入り、投下。魚雷が船体に近づき、爆破した。ゴゴゴと言ってそうに衝撃がくる。また、2本、魚雷が命中する。だが...
「マジスゲェ...こんなに魚雷が当たっているのにビクともしないなんて...確かに不沈艦と呼ばれていた事が分かる...」
ズドドドドズドドドド
F-6-Fヘルキャットの機銃掃射音が鳴り響く。それに加え、魚雷が複数突き当たり、爆破。それに急降下爆撃機も爆弾を投下し、大爆破。すると一機のヘルキャットの姿が見え、後部甲板に向かってゆくのが見える。まさか...!
「まずい...!」
俺は走る。そして後部にある内火艇収容するとこに入る。後ろではズドドドドと言う音が鳴り響き、肩に一発、撃たれた様な気がした。俺は体制を崩し、懐にあった9mm拳銃を取り出して...
「クソッ、俺の拳銃スキルを、舐めるなよ...?」
ダンダンダンダンダン
5発、敵機のパイロットに撃つ。すると当たったのか、機体がよろめき、海面に落ち、爆発。これが...本当の、戦場か...そうして、船体が回り始め、午後14時30分、戦艦大和は撃沈したのだった.....
〜〜〜2010年5月9日/特務機関海上自衛隊所属/イージス護衛艦ゆきなみ・艦橋〜〜〜
「___ちょう!__んちょう!」
「...うぁっ!」
___俺は目が覚めると、ゆきなみの艦橋にある艦長席に座っていた。すると心配そうに見つめていた副長が
「艦長?どうしたんですか?なんか呻いていたんですが...?」
「あ、ああ大丈夫だ。それより状況は?」
「現在我が艦<<ゆきなみ>>はアメリカ海岸沿岸部に配備、そして全艦攻撃準備が整い次第攻撃を開始する所です。なお、作戦名は、
「分かった。さってと!やっていきますか!」
あいつ...優希は死なない。そう言う男だからな。俺たちは今、そいつを助けるために、いるのだから...
______オペレーション・
作「やっとルビの使い道分かった様な気がするZOY!」