〜〜〜続き〜〜〜
大戦艦長門、この船は最も幸運...いや、彼女からみると最も不運な艦であった。そう、原爆よりも威力が倍である水爆から生き残ってしまったのである。この事を当時の上層部(全世界)が知るとびっくり仰天し瞬く間に戦場伝説になった。それを知らせないために当時の米軍は徹底的に秘匿するがもう全世界が知っていると言う事を知ると『あっもう無理だから日本に売ろっと』という感じで1957年に日本に売り付けてきた。当然の如く当時の自衛隊は『えぇ...そんな戦艦...』みたいな感じで引いていたが魔改造すればいいのではという事で長門は長期間に渡って改修が行われた。当時のミサイル技術はまだまだ未熟...?であり最新鋭であったターター発射機と初期的な対艦・対空レーダー&対潜ソナーなどを導入した。そして1968年で米朝戦争が始まるとちょうど佐世保にいたので出動し、敵駆逐艦4隻を中破させるという戦果をあげるがMk-18短魚雷が右舷に被弾し対艦ミサイルも3発被弾した。その修復作業で10年間という時間を費やすことになる。その改修が終わり、演習での事...
〜〜〜2008年9月・太平洋日米合同演習にて〜〜〜
「対空目標発見、右舷敵対艦ミサイル2、急速接近!」
対空レーダー員がそう叫ぶ。レーダーには米海軍バンカービルが放った2発のハープーンが写っており
「近接対空戦闘!6〜8番CIWS攻撃開始!」
レーダーには1発消え、もう1発は右舷第二煙突に突入する
<<右舷に対艦ミサイル1被弾!火災発生!>>
「船体に大激動ー!応急修理班を__」
「敵艦発砲!」
「総員衝撃に備え!」
すると、アイオワが射撃した演習弾(中に入っているのはペイントだが)が4発長門の後方部に命中した。
「クソッ...主砲一、二番撃ちー方ー始め!」
すると長門も射撃し、アイオワの所に飛んでゆくが精密では無かったのだろか?アイオワの至近に着弾する。護衛に付いていたアーレイ・バーク級のルーズベルトが接近しながら主砲である127mm単装速射砲で護衛艦を一艦ずつ無力化してゆく
「...仕方がない、白旗をあげろ。降伏する。」
〜〜〜2010年・ハワイ沖:第一艦隊旗艦長門・CIC〜〜〜
なつかしい、ここにいること自体も。あの演習に似ている。あの時間帯、あの懐かしき風、全てが懐かしい。
「___艦長、対水上目標発見。1時方向に輪形陣を引いているアンノウンを発見、中央に戦艦一隻と後方部に見たこともない大戦艦を一隻発見、巡洋艦4、駆逐艦6隻の第七艦隊...いえ、太平洋艦隊に違いありません」
それを聞く。戦艦1隻...
「____やはり中央にいるのはアイオワか」
「...そのようです」
「分かった...2008年の時の屈辱を奴らに味合わせる時がきた。戦闘を開始する。主砲射撃用意」
と言う。砲雷長が
「了解、一番二番射撃用意、左15°射撃角60°に調整。弾種は?」
「65式で行くぞ。大処分バーゲンセールだ」
「了解」
すると主砲である89式44口径41cm2連装砲がゆっくりと敵艦に向け角度を調整する。
「主砲射撃準備よし」
「主砲、攻撃始め!」
「撃ちー方ー始め!」
すると一番二番が大きな轟音を放ちながら発砲する。発砲した弾薬...65式艦対艦砲弾は米海軍CIA第七艦隊旗艦アイオワに目がけて飛んでゆく...戦争の火蓋は向こう側が切った。文句は無いよな?と長門艦長、戸島遼はそう思いながら砲弾追尾システムもついているレーダーを見ていた...
〜〜〜アメリカ海軍CIA第七艦隊旗艦アイオワ:CIC〜〜〜
「ほう、敵戦艦一隻だけで我が太平洋艦隊に刃向かおうとするのか。敵はなかなかの間抜けだな」
「えぇ、しかも相手はナガト級、バンカービルとカーティス・ウィルバーに搭載しているソニックアローで飽和攻撃を実行し撃破しますか?」
「...いや、砲撃で沈める。一度も負けたことはない。我々はアメリカなのだ」
そうアイオワ艦長...エドワード・S・ジェームズがそう言うとゆっくりとアイオワの主砲...Mk-41 16インチ3連装砲が長門に向けて照準を定める。
エドワード(さあトジマよ、あの時のリベンジマッチをしようじゃないか...!)
「主砲レディ!(主砲準備よし!)」
と砲雷長が言う。
「ファイア(撃て)」
と言い、第二次ハワイ沖海戦が勃発したのだった...