「ウチの霊夢が本当にすみませんでした…ッ!」
「…ぶー」
「…はぁ」
自室なう
現在俺の前に二人が正座していた
正確に言うならば片方が片方を無理やり土下座させていた
紫のスキマから伸びた手が霊夢をの頭を掴み無理やり土下座させている
霊夢がもう子供らしい不満をそれに対して垂れ流している
もううるさすぎてききたくないが、仕方ない事だ
どうしても謝らせて欲しいとの事なので断れなかった
俺からすればどうでもいいが、形式だけでも従っておくべきか
「そんな謝られても困るがね」
「許してやって下さい!どうかどうか…」
「話聞けやマヌケ」
いや本当に謝られても困る
俺とて真摯に謝られるのは慣れていない
というか嫌いだ、ふざけているのは嫌いだが真面目すぎるのも嫌だ
「俺は別に怒ってもない、どうでもいい、俺はどうでもいい
霊夢が何か言うんだったら聞く、だが謝られるのは知らん」
「…でも、一応」
「一応も糞も無い、そういう形式に従うしかないのが嫌いなんだ」
つまるところ霊夢から謝れ阿呆である
他人…紫は霊夢の保護をしていた時もあったらしいから親…か
まぁ親から「謝りに行くよ」と言われ渋々来られても困る
特にその誤っている本人が仕方なくやっていると特にな
「分かりました…」
そう言って2人は俺の部屋から出ていった
「後紫は夜にひとりで来るように、携帯について話がある」
とりあえず、呼び出しておこう
紫が凍っていたような気もするが気のせいだろう
自業自得である、悪ノリに乗る方が悪い
「お兄さん酷いねー」
「お前もだよこいし」
人差し指で頬を突く、軽くだ、本当に軽く
ほんの僅かだが…とても柔らかい感覚がした
どうも、彼女にとってはそれほどの力では無かったらしい
むーっと少し怒ったような声を出した
「別に良いじゃーん、あれくらーい」
「全く…それて許されるのはお前くらいだよ…」
俺はそう言うとパソコンの前に座る
やることといえばTrpgである
テーブルトークアールピージー、ロールプレイング、うん、調べろ!
簡単に行けばキャラを作って物語の登場人物になりきる
そして、時に化け物と戦い、時に同族と戦うゲームだ
いつからあるのかと言えば大体四十年前くらいらしい
まぁ、いつからあっても良い、面白いし
「…やっぱいいや」
そうしてヘッドホンを取ろうとして、止める
何故だか気分が乗らなくなったのだ
何故か分からないが、撃ちたい気分になった
「Enemycombatしよう」
携帯をとると、グループに送信する
本来ならばTrpgだが、やる気が失せた
トーク履歴を見ると全く身に覚えの無いトークがある
しかし、それは昨日の深夜滞のものであった
…つまり深夜テンションだ
面倒な…と思いながら俺は送信する
灰汁
『今日はEnemycombatに変更な』
ジョン
『さんせー』
一瞬で返信が来た
ジョンはずーっとトークを見ていたのだろうか
もしくは何か、検索でもしていたのだろうか…
――そういえばあいつ小説書いてたな
病んだ都入りだったかなんだったか…書いてたなぁ
あれはヤンデレ好きには刺さると思う作品だ
どちみち人による、俺は刺さった
ていうか反対もクソもないな
霊覇
『俺も』
斬鬼
『右に同じく』
やはり深夜テンションだったからかな…
シナリオを用意していたようなので見てみると一日消滅するくらいの長さだった
しかもクソみたいな難易度、コレグダるやつや
グループで電話をする
直ぐにみんな応答してくれた
『聞こえってるっかぁー?』
『俺は聞こえてる』
『俺だ』
「みんな良さそうだな」
ゲームをオープンし、ロビー画面に行く
そこに入った瞬間に2人入ってきた、ジョンと斬鬼だ
で、ワンテンポ遅れて霊覇が入ってくる
皆、緑の腕章をしていた
敵識別用の腕章だ、緑なのは識別しやすくする為だ
その腕章には俺たちの紋章がある
オオカミの横顔が描かれている
その下に「ロイヤルハリヒア」と英名表記されている
「さて、普通にマッチするか」
『後でガンゲームな』
『チームマッチもよろしく』
『
じゃあ順繰りに行くとしよう
ともあれやることは変わらないだろう
作戦開始をタッチ、直ぐにマップに飛ばされる
「早いねぇ」
『流石のロード速度』
『これロード時間あんの?』
ロード時間が感じられないほどのスピードである
俺個人としては少しありがたくない
なぜなら場合によってリスキルとからあるからである
さて、スポーンすると直ぐに3人の姿が見えた
刀を腰に携えた2人とLMGを肩に当てた一人
ジョンは口元を隠し、アキンボMAC10を装備している
そのレートで穴だらけになった敵の数は軽く100以上だろう
装備は少し軽く動きやすい装備だ、軽い代わりに防護が薄い
斬鬼は一般的な兵士の装備だ
M16A1に、ガバメント。
そして背中に小型の通信機を背負っている
腰にある双眼鏡からわかる通り彼は今回スポッターの役だ
大体の敵を見つけて報告してくれる、見逃しは無い
霊覇は今回は重装な装備だ
PKMにデザートイーグル。
体のあちこちに弾倉ベルトを巻き付け何時でもリロード出来るようにしている
芋の時には本当に強いが、広いとこじゃそうでも無い
まぁ、今回のマップは市街地だし、いいだろう
俺は今回もスナイパーだ
M200にM500リボルバー。
早く移動する為に装備はかなり軽い
マガジンを六個程とスタングレネード。
何、当たらなければどうということは無い
「さて、やるか」
『おし、いくぞ』
『やっちゃうよーん』
『ミッションスタート』
4人はそう言って、市街地を探索し始めた
敵人数は今の所89…少ない方だ
それだけ入れば戦闘は確実に避けられないだろう
かチャリと安全装置を外したのだった
わりかし短編にしようと思っているんですよねコレ