Sword Art Online ~【道化の王冠】~   作:蘭丸・オブ・ザ・デッド

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今日は(も?)キリトくんに酷い目にあってもらいます(ゲス顔)


黒「これが二次小説作者のやる事かよぉぉおおお!!」

PoH「最高にcoolだぜ!作者ァ!!!」


005 「只今参上、アインクラッド1のエリート剣士!」

Side シロ

 

苦労の末、“アニールブレード”を手に入れた僕たちは、

第一層における最後の町、《トールバーナ》に向かっている。

 

…なのだが、町までの道中は、“ネペント”しかポップしないのだ。

 

しかも、“アニールブレード”をゲットできるクエストでも、

ひたすら“ネペント”を倒す必要があったので、

昨日からずっと“ネペント”ばっか見てる。

 

もう、夏休みにカーチャンが作る昼飯のそうめんくらいには

“ネペント”に飽き飽きしているのだ。

 

 

「そう言えば、シロは“ネペント”が平気になったのね」

 

「ハァ!?そもそも“ネペント”を怖がった事なんてないンですけどォ!?」

「え?なに?ミトもしかして、“ネペント”なんかが怖いn「あっ、後ろに“ネペント”が」ギャァァァァアアアア!!!」

 

「ちょっと!ボクまだ剣収めてないから、急に抱き着かないでよっ!?」

 

 

「ミト、シロ、フィールドではふざけないって約束したでしょ?」

 

「「だってコイツが」」

 

「町に着くまでに、“お話”したほうがいいかな……?」

 

「「すい(ン)ません(ン)でした」」

 

アスナ怖い。

“ネペント”より怖い。

 

 

「アスナの前だけでは仲良くしよう」と、

僕とミトは心に誓った。

 

 

そんなこんなで《トールバーナ》。

ミトによると、この先に、第2層に繋がる迷宮区があるんだとさ。

……あそこに見える、クソ高い塔がそうなのかね

 

 

とりあえず僕たちは、どこか泊まれる民家を探す事に……

 

「あ、キリト」

 

「ん?ああ、シロたちか。早いな」

 

探す事にしようとしたのだが、コミュ障(キリト)に出会った。

 

 

しかし、そのぼっち(キリト)

顔にネズミのヒゲのようなペイントを施した女の子と一緒なのである。

 

「あのコミュ障のキリトが…女連れ……だと……!?」

 

「誰がコミュ障だ。MMOなんだから仲間くらい作るだろ」

 

怪訝な顔をするキリト。

 

 

「まぁ、キー坊がコミュ障なのは否定できねーナ」

 

「アルゴまで!?」

 

仲間にまで酷い言われ様である。

…つーか、キー坊って何よ

 

 

何でもアルゴは情報屋をやっていて、

β時代にはなかった『パーティ限定クエスト』の調査の為に、

キリトと即席のパーティを組んでいるんだそうだ。

結局、ぼっち(キリト)は、ぼっち(キリト)のままだった。

 

 

宿を探して時間を無駄にするのも嫌なので、

アルゴから泊まれる場所の情報をもらう代わりに、

僕たちはクエストを手伝う事にした。

 

ちなみにアルゴは、

僕と同じ、俊敏(AGI)特化のステータス。

 

ユウキとアスナが俊敏(AGI)寄りのビルドで、キリトはバランス型、

筋力(STR)型はミトだけである。

しかも盾持ってるちゃんとしたタンクいねーし

 

……このパーティ、バランス悪っ

 

 

「“アーちゃん”に“ミーちゃん”、“ユーちゃん”に“シロちゃん”だナ」

「オレっちは、アルゴって呼び捨てでいいゾ」

 

「ア……アーちゃん………」

 

「ミーちゃんって、猫の名前みたいね……」

 

「うん!よろしくね、アルゴ!」

 

いきなりのあだ名呼びに、若干、困惑するアスナとミト

 

 

「つーか、その流れなら、キリトは、“キーちゃん”じゃねェの?」

 

「オレっちは、女の子が“ちゃん”で、男は“坊”って呼んでんダ」

 

「なら僕は“シー坊”だから」

 

「……ハ………?」

 

アルゴが固まる

 

 

「あー………、シロはこんなだけど、一応男だから……」

 

おいキリト、『こんな』とか『一応』って何だ。

テメーだって女顔だろーが

 

「にゃははは、……オネーサンにも分からない事があるんだナ……」

 

 

「えーっと、……そっ、そう言えば、ユウキも“アニールブレード”を手に入れたんだな」

 

今にも切りかかりそうな僕をなだめながら、

キリトがユウキに尋ねる。

 

「うん!強い剣が手に入るし、ステーキも美味しくて、いい村だよね!」

 

 

「ステーキか……」

 

「嫌な事件だったナ………」

 

 

「アルデバラン……」

 

「ギュー坊…、モーちゃん……」

 

お前らも『逆襲の雄牛』やってたのか

 

………つーか、キリトは牛の名前も、厨二こじらせてんのな

 

 

 

 

 

ユウキが、みんなのトラウマをほじくり返しつつ

辿り着いたのは、町の近くにある洞窟。

 

ここにある、『5人以上プレイヤーがいないと開かない宝箱』の中に記されたポーズを、

依頼されたNPCに見せるのが、今回のクエストの達成条件なんだそうだ。

 

 

この洞窟には“コボルト”が出るのだが、

コイツらが結構すばしっこい。

 

僕やアルゴがまず1撃入れて、他のヤツがトドメを刺す形で、なんとか進んで行くと、

洞窟の奥の大部屋には、ドでかい宝箱があった。

 

 

「これが例の宝箱だナ」

 

「何か罠がありそうだな」

 

「ここまでが順調だったから、尚更ありえるわね……」

 

βテスター3人が警戒する。

 

 

一度、大部屋の入口付近に戻り、回復して、いつでも逃げられるようにする僕たち

 

 

「なんだか、ドラクエ8の宝石探すイベントを思い出すね」

 

「あぁ、“剣士像の洞窟”な」

「あそこの“おどるほうせき”で金稼ぎしたな」

 

「冗談はそこまでにして、どうするの?」

「誰か、“インバス”使える人いる?」

 

「いや、このゲーム、魔法とかねーかラ」

 

SAO初心者3人の戯言に、アルゴがツッコんだ。

 

 

「よし、準備はいいか?」

 

「いくわよ?」

 

キリトとミトが。ピックとナイフを構えて、

 

「「せー…のッ!」」

 

《投剣スキル》で投げつけると、

 

 

ゴゴゴゴゴゴッ!と宝箱が蠢き、モンスターと化した。

 

その名も《トラップ・ボックス》。

見た目も名前も、まんまあの(・・)モンスターそっくりだった。

 

 

「ユウキがあんな事言うから、本当になったじゃない!」

 

「まさかボクも、ほんとにトラップボックスになるなんて思わなかったよ!!」

 

「誰かゼシカ探して来い!“マホカンタ”かけてもらうから!!」

 

「だから、ドラクエから離れロ!!」

 

「ふざけてる場合か!来るぞッ!!」

 

「みんな!“痛恨の一撃”に注意して!」

 

 

「ミトもこれ、ドラクエじゃないから!?」

 

キリトがツッコみつつ、《トラップボックス》に切り込む。

 

 

「今だ!スイッチ!!」

 

キリトが“トラップボックス”を仰け反らせるが

後ろには誰もおらず、僕たちは入口付近に座っていて、

 

 

「switchだってさ、ドラクエ8は、ps2か3dsだよね」

 

「でも、switchでリメイク出たら嬉しいよな」

 

「私、母さんが厳しくてswitch持ってないから」

「どうせリメイクするならps5がいいわ」

 

「あ、私switch持ってるよ。リメイク出たら一緒にやろう」

 

「また使用キャラが増えるなら、ラグサットがいいナ」

 

 

「そこはマルチェロだrぐふぉおおォォォオオオオオ!?」

 

“トラップボックス”が吐き出した氷塊に吹き飛ばされるキリト。

 

すげーな、あの“トラップボックス”。

“ヒャダルコ”まで使えんのか

 

 

流石にボケすぎたので、そろそろちゃんと戦う事にする僕たち。

 

 

「あぁ!クソっ!コイツ硬てェ!」

「ちょっとヤンガス呼んで来い!“ドラムクラッシュ”してもらうから!!」

 

「シロはバカだね!ヤンガスと言えば“斧スキル”でしょ!!」

 

「お兄ちゃんが初見で、“打撃スキル”に振ってたなぁ!」

 

「初見で弱いスキルに振っちゃうのも、ゲームの醍醐味よね!」

 

「ヤンガスは呼ぶな!俺むかし、“メダパニ”食らったスーパーハイテンションのヤンガスに殴られたから!!」

 

「お前ら、戦いながら喋るなんて、器用だナ!」

 

戦いながらツッコむアルゴに言われたくない

 

 

 

 

 

そんなこんなで“トラップボックス”を倒し、

ドロップした紙に記されていたポーズは……

 

 

「アレだな……」

 

「あァ、…アレだな……」

 

「アレだね…」

 

「アレね………」

 

「アレだナ…」

 

「みんな、思ったとしても言わないでね?」

「私まだ、現実を受け入れたくないから……」

 

アスナが現実逃避をする。

 

 

記されていたのは、

かの有名な漫画に出てくる、

どこぞの特戦隊のスペシャルファイティングポーズに酷似していた。

 

もうアーガス社は鳥山明に訴えられろ

 

 

「とりあえず、ポーズに関する言及は避けるとして…」

「………1人余るな…」

 

僕の発言をきっかけに、全員が顔を見合わせる。

 

 

「アルゴはやるとして、残りはどうする……?」

 

「ちょっと待てヨ、シロちゃん!?」

「オレっちだって、やりたくねーゾ!?」

 

 

「アルゴの仕事のために来たんだから当然だな」

 

「キー坊まデ!?」

 

 

「という訳で、よろしくね?“アルゴ隊長”」

 

「やめロ、ミーちゃん!せめて隊長以外にしてくレ!!」

 

 

「ボクは面白そうだから、やってもいいけど……」

 

「ここは公平に、じゃんけんで決めましょう」

 

アスナの案を採用して、

1人抜けれる人間と、特戦隊の配役を決める僕たち。

 

 

「いくゾ……?」

 

アルゴの言葉によって、より一層、緊張感を増す、洞窟内の大部屋。

 

今きっと僕たちは、どんなモンスターと戦っている時より

真剣な表情をしていると思う。

 

 

「「「「「「じゃんっ、けん!」」」」」」

 

「「「「「「ぽんッ!!」」」」」」

 

 

 

 

 

そんな訳で、《トールバーナ》のとある民家。

 

「さぁっ!あなたたちの友情の証を、私に見せて!!」

 

笑顔でそう言うNPCのお姉さんだが、

僕たちは友情の欠片もない、悲壮感とギスギスした雰囲気に満ちている。

 

 

「…さァ、……やるか………」

 

諦めの境地に達した僕。

 

 

「報酬がどんな物か、調べるまでが仕事だからナ……」

 

表情が死んだアルゴが続く。

 

 

「こんなハズじゃない…」

「俺は、ハーレムを築きつつチートスキルで」

「俺TUEEEEするハズだったのに……」

 

涙ぐむキリト。

 

つーかお前、そんな厨二妄想してたのかよ

 

 

「というか、もうクエストやめたらダメなの……?」

 

「「ここまで来て、引き下がれるかッ!!」」

 

アスナの言葉に、

キリトとミトが吠える。

 

そこには、ゲーマーとしての意地があった。

 

 

「ねぇ……!…何で私が“隊長”なのよ!?」

 

ミトがさらに叫ぶ。

 

しょうがねえだろ、じゃんけんで決まったんだから

 

色味的にも、合ってていいじゃん

 

 

「えっと…、みんな頑張ってね~」

 

ユウキが僕たちに、笑いを堪えながら応援する。

 

何で、こういうの嬉々としてやりそうなお前(バカ)が、

最初のじゃんけんに勝ってんだよ

 

 

「それじゃあ、やるわよ……」

 

ミトの言葉に頷き、ユウキ以外の5人が横並びになって、

(ミトだけは後ろを向いた状態だが)NPCに向かい合う。

 

 

「只今参上!アインクラッド1の、エリート剣士!!」

 

ミトがヤケクソ気味に叫び、

 

 

「最強のパワー!キリト!!」

 

キリトが足を大きく開き、両腕を右に突き出し、

リ〇ームのポーズをする。

 

 

「青いハリケーン!シロ!!」

 

僕はキリトを鏡写しにしたような形で、

〇―タのポーズをする。

 

 

「赤いマグマ!アスナ!!」

 

アスナが膝立ちになり、手を曲げた状態で、腕を高く上げ、

ジー〇のポーズをする。

 

 

「時間止めてやるヨ!アルゴ!!」

 

片足立ちになり、拳法のような構えをした後で、

アスナを鏡写しにしたような、

グ〇ドのポーズをするアルゴ。

 

 

「隊長と呼ばれる!ミト!!」

 

後ろを向いた状態で、股の間から「バアッ」っとして、

ギ〇ューのポーズをするミト。

 

 

「み」

 

「ん」

 

「な」

 

「そ」

 

「ろっ」

 

「「「「「って!」」」」」

 

 

「「「「「ミト特戦隊ッ!!!!!」」」」」

 

僕たちは、偉い人から怒られそうな

スペシャルファイティングポーズを決めた

 

 

「ぼふぁっwwww」

「もうダメwww」

「何でみんな、全力で“〇ニュー特戦隊”やってんのさwwwww」

 

ついに笑いを堪え切れず、目に涙を浮かべて、腹を抱え爆笑するユウキ。

 

 

(((((ユウキあとで絶対シバく…!)))))

 

僕たちは声に出さずに、そう誓った。

 

 

「あなた達の絆を、確かに見せてもらったわ!」

「これからも、心を一つにして頑張ってね!!」

 

感激して、ユウキ以外の5人に報酬を渡すNPC

 

もう何でもいいから早くしてくれ……

 

 

報酬にもらったのは、強力な防具、

その名も、《ユニフォーム・オブ・“F”》。

 

見た目は、その名の通り、

思いっきり“フ〇ーザ軍の戦闘服”だった。

 

しかも、それぞれの配役に合わせて、デザイン変えてやがる。

 

無駄に細かいの、なんなんだよ……

 

 

このクエストをきっかけとして、僕たちに

ある共通意識ができた。

 

((((((茅場晶彦は、ものすごいバカだ……))))))

 




おしえてっ!奈っ代せんせ~い!!


白「どーもー、シロでーsぶべらァッ!?」

絶「さっそく感想で、ミトがヒロインだって言われてるじゃんっ!!」

白「そりゃ、主人公をいきなり殴り飛ばすよォなヤツはヒロイン扱いされねーだろーよ……」


絶「大丈夫だよね!?本当にボクがヒロインなんだよね!?」

白「安心しろって、『オリ主×ユウキ』も含めたら『ヒロインはユウキ』系のタグが4つもあンだぞ」

絶「あれ、不遇ヒロインにされる前フリにしか見えないんだけどね!?」
「不安しかないよ!!」


白「バカヤロー、そンなくだらねェことに100文字しか入れらンねぇタグ機能を使うと思うか?」
「『男の娘』とか『ギャグ』とか入れられなかったから、いつ感想欄で怒られるかビクビクしてンだぞ、あいつ」

絶「やりかねない……あのバカなら、ふざける為にそれくらいはやりそう………」


白「どンだけ信用ねーの?うちの作者……」
「ところで紺野、このss、もう1人ヒロイン増やすそうだぞ」

絶「そんなの無茶だよ!?あのバカを極め尽くした作者にラブコメなんて書ける訳がないよ!!」


白「ちなみにヒロインにする予定のキャラは、今までに登場してるキャラだ」

絶「それ候補、アスナとアルゴの2人しかいないよね!?」

白「よく考えてみ?僕は一応男の娘だぞ?」

絶「まさかキリト!?」
「………そんなのダメだよ……男の子どうしなんて………///」

白「バカがいけない妄想しだしたンで、次回予告入りまーす」



~次回予告~

フリー〇の宇宙船で戦闘服を調達したシロたち一行は、
その後、ドラゴン〇ールも発見する。

宇宙船から3つのドラゴ〇ボールを全て盗み出せば、
シロたちは7つのボールが集まる。

ナ〇ック星でのドラ〇ンボール争奪戦は、
いよいよ佳境に差し掛かろうとしていた……


次回、ソードアートオンライン【道化の王冠】第6話

『いでよポ〇ンガ!そして願いを叶えたまえ!!』



絶「ほんとにボクがメインヒロインなんだよね!?」
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