間桐慎二は一人で暮らしたい   作:色々残念

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第4話、狂戦士

なんとか全員落ち着いてから遠坂の提案で向かった教会で、胡散臭い神父に話を聞くことになった衛宮は、聖杯戦争に参加することを決めたらしい。

 

ちなみに教会に向かう際、衛宮のサーヴァントであるセイバーが霊体化できなかったので、遠坂が用意した衣服をセイバーが着用することになった。

 

普通の服だったので遠坂は、まともだと思いたいが、桜の姉であるという事実が僕に不安を残す。

 

こいつも何かおかしいのではないだろうかという僕の視線に「何か言いたいことでもあるのかしら間桐くん」と八極拳の構えを取りながら言葉を返した遠坂。

 

「仮面優等生」

 

「何ですって!」

 

「まあまあ落ち着いてください。兄さんも姉さんも」

 

僕と遠坂に桜がそんなやり取りをしながら教会から帰っていた途中にある墓地。

 

そこでアインツベルンのマスターがサーヴァントであるバーサーカーと一緒に現れる。

 

セイバーとライダーがバーサーカーに近接戦闘を挑み、遠坂のサーヴァントであるアーチャーがサポートする形で戦いが始まった。

 

3対1でも此方が圧倒されているあたり、バーサーカーがとてつもなく強いサーヴァントだということは確かだろう。

 

セイバーがバーサーカーの斧剣に切り裂かれそうになったところで間に割り込んだ僕がクロカタゾウムシの甲皮を纏い強度を上げた腕と、数多の蟲の力で増強した筋力でバーサーカーの斧剣を受け止めておく。

 

強靭な甲皮と増強された筋力を発揮して、バーサーカーの攻撃を真正面から受け止め続ける僕を援護する形で動いたセイバーとライダーにアーチャーは、バーサーカーを1回倒すことができたようだ。

 

しかしバーサーカーを完全に倒すには、それぞれ別の方法で12回も倒さなければいけないらしい。

 

夜が明けるまで戦いは続き、バーサーカーを4回倒すことができたところで、アインツベルンのマスターは「聖杯戦争は夜にするものだから」と言ってあっさりと帰っていった。

 

僕とサーヴァント達以外が疲れきった様子であり「アインツベルンをどうにかするまで停戦協定を結びましょう」と言い出した遠坂も疲れきっている。

 

アインツベルンのサーヴァントであるバーサーカー対策について話し合うことになったが、僕とサーヴァント以外が疲れているので一旦休む為に衛宮家へ全員で向かうことになった。

 

衛宮家で休憩してから話し合いが始まったが、僕に関しての話題が多かった気がするかな。

 

バーサーカーの攻撃を真正面から受け止めていた僕が、まともな人間ではないという話になり、根掘り葉掘り聞き出そうとしてくる遠坂の追求をかわしていると、アーチャーが「話が進まん、そこまでにしろマスター」と遠坂を止めてくれた。

 

アーチャーに感謝をしておき、バーサーカーをどうやって倒すかという話に戻ったところで、何故かは知らないがアインツベルンのマスター狙いはしたくない様子のアーチャーは、やはり衛宮に似ているような気がして、ほおっておけないと思った僕はマスター狙いをしなくてもバーサーカーを倒せる方法をしっかりと考えていく。

 

宝具を使うことも視野に入れて戦い方を考えている内に学校へ行く時間になったが、今日は全員休むことに決めて話し合いを続けていく全員。

 

そんな衛宮家に、お祖父様と雁夜叔父さんが姿を現した。

 

どうやら僕達の戦いを使い魔で見ていたようで、心配になって衛宮家にまで来てしまったらしい。

 

「頑張ったのう慎二。無事で良かったわい」

 

お祖父様は僕を抱き締めながらそう言ってくれたが、雁夜叔父さんは桜のことしか見ておらず、桜に向かって「さあ叔父さんの胸に飛び込んでおいで桜ちゃん!」とか言っていた。

 

「冗談は30年若返ってからにしてください。雁夜叔父さん」

 

冷たい目で雁夜叔父さんを見る桜は、好みではない相手には普通に厳しい。

 

僕がスキンシップの激しいお祖父様にされるがままになっていると、ちょっとむくれた衛宮が「慎二」と言いながら腕を引っ張ってきた。

 

「どうしたのかな衛宮」

 

「いや、ちょっと慎二が、されるがままになり過ぎだと思って」

 

「そうかな?」

 

「そうだよ!」

 

そんなやり取りをしていた僕達を見ていた桜が「あんなにショタに好かれる兄さんが羨ましいです!コンチクショウ!」と言うと歯軋りをしていたが、ありのままの桜を見た遠坂が「桜があんなことになって、お母様に何て言えばいいの」と困っていたな。

 

うん、まあ、頑張れとしか言うことはない。

 

遠坂家の家庭が今後どうなろうと、間桐の僕には関係のないことだからね。

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