ちんちん絶頂チンフォギア   作:ははもり

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ちんこ


特命

 イカ臭くなった我が部屋を換気し、俺は買い出しに出かけた。

 なにはともあれ生活があるのだ。

 今日がたまたまというか恐らく神様が気を利かせてくれたのであろう、定休日だったため自慰にふけることができたが今日の晩飯の食材がない。

 店の食材は業者に頼んでいるため問題はないのだが自分が食べる分がないのである。

 正直お客さんのために作るのはいいのだがいざ自分の分を作るってなると面倒くさいよねってことでお総菜とカップ麺の買い出しに行く。

 

 「あっ、響ちゃんやんけ」

 

 街中を歩いていると響ちゃんが一人走ってた。

 ほえー響ちゃんがいるってことは俺の住んでる街リディアン近いんすね、やばない? 巻き込まれ待ったなしじゃない?

 取り敢えずノイズとかノイズとかノイズとかフィーネとかその他諸々の最前線じゃない? 死なない俺? 

 大丈夫大丈夫俺ってば転生系主人公だからさ、なんやかんや死なないさ転生特典ちんこだけど大丈夫さ。

 もう絶対大丈夫じゃねーよ!!

 なに俺のちんちんフィーネに挿せばいいかい? どうやってだよ! いちげきひっさつ系だけどそこまで持ってけねえよ!!弦十郎でも無理だろうよ! 口か! 口に挿せばいいのか!だから無理だよ! そもそもノイズ相手にちんちんも消し炭されるよ!

 そもそもこの世界でちんちんが特典ってなんだよ!

 例えば今から俺が鬼畜系主人公になって響ちゃんだったりを襲いに行ってメロメロにしたとして結果世界滅びましたってなるに決まってんだよ!

 種付おじさんの特典で女の子をコマしてもアダムで詰むんだよ!

 マジで!

 だからさ、俺は決めたよ俺は原作には関わらない。

 ちんこ立たせるより世界滅亡フラグを立たせないそれが一番だ。

 だから俺は原作勢には関わらない、俺は無難を選び無難に生きる男さ

 

 「と思ってた時期もあったんですけどねぇえええええ!」

 

 はええよ! もうノイズ襲来したよ! 

 俺の目の前で人間消し炭になっていってるよ!

 俺は全力ダッシュでノイズから逃げていると路地裏で響ちゃんと女の子が一緒に逃げていた。

 アニメの一話やんけ!

まだ始まってなかったのかとかもう原作に巻き込まれるのかとかそんな色々な感想は置いておいて俺は響ちゃんが引っ張っている女の子を勢いで担ぎ上げた。

 いきなりのことに響ちゃんが一瞬戸惑い、俺を見るがノイズがすぐ側まで迫っているのでそんな時間も勿体ない。

 

 「この子は俺が担ぐから急いで逃げるぞ!」

 

 「は、はい!」

 

 ええい!いきなり原作勢と関わり合うことになったぞ!運がいいのか悪いのか!

 いやこの場合主人公が覚醒するから命という意味では限りなく運がいい。

 まあその前に死なないことが前提だけどな!

 俺と響ちゃんは散々逃げ惑い、やっとこさアニメで見たどこかのビルの屋上へと辿り着いた。

 うわーノイズが目の前まで来てますよこれー。

 もうなんかビビリすぎてションベンもれそう。

 目の前で人めっちゃ死んだし、俺も消し炭の仲間入りする可能性があると思うと心臓がキングエンジンしちゃう。

 響ちゃんまだっすかね! 聖詠! やくめでしょ!

 響ちゃんも幼女も俺も恐怖で震えてお互い抱きあっていたのだが、ノイズが体を大きく反ら攻撃態勢に入ったのが見えた。

 ――瞬間俺の中の時がゆっくり動き始めた。

 

 (響ちゃんが聖詠をしないのは俺がいたせいか? 俺がいたせいで響ちゃんは追い詰められる心理的圧迫が減って聖詠が歌えにのか? んらそれは俺のせいで死ぬのか? それはなんというか後味が悪すぎやしねえか? 何かないのか? 俺にも俺にもなにか!)

 

 すると胸の奥から歌がいや、違う何だこれはこの熱は! この不快な情欲は! 股間!? いや、本当になんだ!?

 

 「う、うぉ、うぉおおおおおおおおお!」

 

 熱い! まるで尿結石が連続で飛び出してくる感覚! 集まる熱が股間を焼いて痛い! これはこれこそが!

 

 「チンフォギァアアアアアアアアアああああああ痛ぁいいいいいい」

 

 轟音。

 空気の壁を打ち破った音と共にノイズが弾け飛んだ。

 原因は俺のちんこだ。

 鎧をまとった俺の一物がノイズを一掃するかのように横薙ぎに穿ち抜かれる。

 結果ノイズの数を大きく減らした。

 いや特命係長かよ。

 と同時に隣で拳が空振る音がした。

 

 「あれ? え?ノイズは?」

 

 立花響がいつの間にか変身しておりノイズに空振った拳を向けていた。

 そしてキョトンとしている。

 うわぁ初変身シーンじゃましちゃった。

 しかも俺のちんこのせいで。

 

 「すまない本当にすまない」

 

 マジでこんな薄汚いもので邪魔してすんません。

 本当にすんません。

 こうして神様から与えられた俺の聖遺物ならぬ精遺物は俺にクソみたいな力を与え

 

 「いやあああああああ!!」

 

 「うごぉえ!!」

 

 更に一人の少女へトラウマを与えたのであった。

 とりあえず

 

 「………………驚いたからって…………ちんこへのパンチは……オーバー……キルだぜ………」

 

 こうして俺は気絶した。

 俺のちんこは特命係長ほど強くはなかった。

 




ちんこ
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