コミュ症を拗らせ過ぎた結果、もうひとりの人格を生み出してしまったぼっちちゃんの話   作:モルモルネク

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皆様、あけましておめでとうございます。新年からも、自分のペースではありますがドシドシ投稿していきますので。どうか、拙作をこれからも応援し続けてくださると幸いです。


拗らせ系匂わせ厄介ファン、もうひとり

 

「それでは、ぼっちちゃんの結束バンド参加を祝して〜……乾杯っ!!」

 

「か、かんぱい、です……」

 

 カツンとグラスを突き合わせる音が響く。駅前のファミレス。テーブルに並べられた手軽につまめる軽食達。そして、対面に座り満面の笑みを浮かべる虹夏さん。目の前の光景とその感覚全てが、わたしには酷く遠い世界の出来事のように思えた。正直、これが夢であって欲しいと今でも思っている。

 

 いや、わたしにもわかってはいるのだ。本人不在でひとりさんの歓迎会が行われているこの現状は間違いなく現実であり、その原因がわたしの脆弱な意思にあることくらいは。この窮地を乗り切るために、わたしはひとりさんのフリを貫き通す必要があることだって当然理解している。しかし、それが困難に思えるから、こうして不安になっている訳だ。

 

 わたしがひとりさんの代わりに誰かと人付き合いをした回数は数え切れないけれど、ひとりさんのフリをして誰かと関わるなんて案件は初めてだった。もちろん、ひとりさんのことなら誰より理解できている自信はある。理解しているからこそ、わたしのような奴にひとりさんを真似できるとは思えないのだ。

 

 ひとりさんは引っ込み思案から自己主張をあまりしないけど、感受性が強く感情表現も豊かな優しい人だ。時折見せてしまう奇行にしたって、それらの要素の裏付けと言える。対してわたしといえば愛想笑いだけ上手で、その本質は淡白でひとりさんに関わる事柄以外は大して関心もないような人間。真似できるとは思えないほどに、別人が過ぎる。

 

 今だってそう。笑みを向ける虹夏さんに対して、気を抜いてしまえば愛想笑いを浮かべてしまいそうだった。違う、ひとりさんは愛想笑いなんてしない。こういう時は、ただ俯いたままに持っているグラスを震わせてしまっているような、そういう人間なんだ。わたしの演じるひとりさんの解像度が低過ぎる。

 

「そんな緊張しないで。反省会なんて言っちゃったけど、今日はぼっちちゃんと色々お喋りして、仲良くなれたらなーってだけだから!」

 

「は、はい……」

 

 挙動不審なわたしの様子を虹夏さんはあまりにも都合よく解釈してくれた。確かに、コンビニに行くのすらわたしに任せるひとりさんなら、誰かとファミレスなんて緊張するに決まっている。結果オーライの産物ではあれど、人見知りしがちな後藤ひとりという印象を虹夏さんに与えられたのは大成功だ。このまま、なんとか今日という日を乗り切ろう。

 

 ドリンクバーで注いできたコーラのグラスを一気に呷る。そうすると炭酸がパチパチと弾けて、わたしの口内で暴れ回って痛かった。コレは罪の味、バカなことをした今日のわたしを戒めてくれているような気がした。

 

「ぼっちちゃん、今日はありがとね」

 

「えっ、いや、それは……どちらかと言えばわたしのセリフのような気がしますけど」

 

 不意にかけられた虹夏さんの感謝の言葉に、わたしはつい顔を上げて虹夏さんの表情を窺ってしまう。ひとりさんのように振る舞うことを心がけつつも、この疑問は確かにわたしの本心だった。サポートギターを請け負った事実はあれど、わたしとひとりさん共にグダグダで迷惑をかけてしまっている。その上でバンドメンバーにも入れてもらい、こんな歓迎会すらも開いてもらって。どう考えたって、改めて礼を言うのはわたしのように思えた。

 

「あたしね、今日ずっと不安だったんだ」

 

「不安……ですか?」

 

「うん。結束バンドの初ライブがあたしの夢の第一歩だー、なんて意気込んでたら急にギターの子が辞めちゃうんだもん。……ライブ台無しになっちゃうとか、お姉ちゃんの期待を裏切っちゃうかもとか、色々考えちゃってね。悔しくて、申し訳なくて……気付いたらライブハウス飛び出しちゃってたんだ」

 

 住む世界がおおよそ違ってしまっている、ひとりさんと虹夏さん。でも、そう見えるのは表面だけで、実は似通っている部分ばかりだったのかもしれない。二人とも、今日というこの日までを音楽に捧げていて。誰かの期待を裏切ってしまわぬように、不安を隠しながら夢への第一歩をがむしゃらに踏み出していた。本当に、この人がひとりさんを見つけてくれて良かったと思う。

 

「正直、ギター探しなんてダメ元で諦めかけてたんだけど……そこに、ぼっちちゃんがいてくれた。一緒にバンドを組んでくれて、あたしの不安なんて吹っ飛ばしてくれたんだ。だから、ありがとう!」

 

「いえ、わたしは……」

 

 わたしは虹夏さんに、ろくな返事をすることができなかった。伝えたい言葉は山ほどあった。今日という一日への労い、バンドを組んでくれたことへの感謝、これからの未来への希望。しかしその全てが、わたしには口にする権利がないように思えたのだ。だって、わたしは今日のライブ成功の立役者であるひとりさんではないのだから。

 

 わたしはこの歓迎会に来たことを心の底から後悔した。虹夏さんの感謝の言葉も、この温かな表情と感情も、本当はひとりさんが受け取るべきはずだったものなのに。不可抗力とはいえ、それを横取りしてしまっている事実に動揺してしまう。いい加減、自覚しなくてはいけない。わたしが表に出るという行為は、ひとりさんの人生を削り取ってしまう可能性を孕んでいることを。

 

 虹夏さんには申し訳ないが、今日はあまり喋らずに粛々と過ごさせてもらうことにしよう。ひとりさんのフリをするという意味でもそれは正しいのだし、心苦しいだとか気まずくなるだとか、そんなわたしのつまらない意思は無視すべきなんだ。わたしの役割はこの時間を無難に過ごし、虹夏さんの言葉を一つ残らず記憶してひとりさんに伝えること。ただ、それだけでいい。

 

「そうだ、ロイン交換しようよ! これから結束バンドの仲間として、連絡取り合うことも増えるだろうし」

 

「わ、わかりました」

 

 虹夏さんの提案により連絡先を交換する運びとなったので、ひとりさんの女子高生にしてはあまりに飾り気のないスマホを取り出して操作する。ロインの交換方法なんてひとりさんが覚えているのか怪しいし、その過程でどんなバグを引き起こすかもわからない。こればっかりは対応したのがわたしでよかったのだろう。後悔ばかりの歓迎会で、ようやく自分の存在意義を見出せたような気がした。

 

 メッセージアプリを開き友達一覧を表示すると、そこにあるのはひとりさんの家族とわたしが活用しているクーポンの類だけ。ここにようやく、ひとりさんと同年代の女の子の名前が刻まれることになるのだ。ひとりさんもきっと、大いに喜んでくれるに違いない。

 

「これで良しと。ついでに、ギターヒーローさんのURLも送っとくね!」

 

「は、はい。ありがとうございます……」

 

 晴れて友達一覧に登録された虹夏さんとのトーク画面に、わたしが誰より見慣れているであろうアカウントが共有されていた。ギターヒーロー、ひとりさんの努力と才能と情熱の証。ひとりさんだと気付いてもらうことはできなかったけれど、虹夏さんがそれを知ってくれているのはどうしようもなく嬉しいことで。だから、ついついわたしの口も綻んで軽くなってしまう。

 

「虹夏さ……虹夏ちゃんは、ギターヒーローさんの演奏が好きなんですね」

 

「うん!あたし達とあんま歳変わらないはずなのに、もうすっごく上手くて!きっと想像もつかないほどたくさん練習したんだろうなぁって、尊敬してる。……まぁ、ネーミングセンスはちょっと痛いけど」

 

「えっ」

 

 ギターヒーローに至るまでのひとりさんの過程。それが決して楽なものではなかったのだと、虹夏さんがわかってくれているのは大変喜ばしい。しかし、その後の発言は一体どういう意味だろうか。ギターヒーローは動画投稿を始めるに当たって、わたしとひとりさんが一緒に考えたハンドルネーム。どうせ匿名なのだから、最高にカッコいい名前にしようと悩みに悩んだ末に生まれた最高傑作だ。それがまさか、痛いなんてことはないはず。

 

 ヒーローは強さと優しさの象徴で、誰かの救いとなってくれる偉大な存在だ。ひとりさんのギターにピッタリな呼称だと思うし、ひとりさんが成長した暁にはきっとその名前に相応しいほどのバンドマンになっているはずだ。うん、やっぱりどう考えたって最高にカッコいいに決まっている。

 

「ギターヒーロー、カッコよくないでしょうか?……わたしはけっこう好きなんですけど」

 

「そ、そうなんだ。中学男子みたいで、あたしはあんまり……かなぁ?」

 

 わたしと虹夏さんの間で微妙な空気が流れる。結局、虹夏さんから同意を得られることはなかったが、これは仕方がない。たまたまわたし達と虹夏さんのセンスが致命的に合わなかったというだけのことなんだろう。きっと、リョウさんあたりに聞けば、最高にクールだとお褒めの言葉をいただけるはず。今度、ひとりさん経由で是非聞いてみたいものだ。

 

「でも、コメントは結構好きだなーあたしも!どの動画も『いつか、誰かに届きますように』って一言だけ。多くを語らない感じが、ミステリアスでカッコいいんだよねー」

 

「あー……そ、そうですね。良いと思います」

 

 その概要欄のコメントはわたしが書いているものだった。最初はひとりさんが書くべきだと思っていたのだけど、その内容があまりにもアレだったのでわたしがなんとか修正をさせたのだ。わたしがでしゃばらないといけないほどに、ひとりさんの書こうとしたコメントは酷かったから。

 

 匿名なのを良いことに、ひとりさんは概要欄で虚構の自分を作り上げようとしていた。やれイケメンの彼氏がいるだの、いつもクラスで愛されている人気者だのといった具合に。ギターヒーローに相応しい、陽キャでパリピな自分を演じて自己陶酔に浸るつもりだったのだ。もちろんそんな人格はひとりさんからも、ましてやわたしからもかけ離れているので嘘に塗り固められた妄言でしかない。そんなあからさまな嘘はひとりさんを苦しめるだけなので、なんとか説得したという次第である。そのお陰で、バレバレな嘘にドン引きする虹夏さんという悲劇を回避できたのだから、過去のわたしのファインプレーに拍手すら送ってあげたい気分だ。

 

 こういうのはシンプルな方がカッコいい。そう言ってひとりさんを説得したので、その短いコメントは一字たりとも変えることなく、今もギターヒーローの概要欄に表示されている。誰かに認めてほしいと、そんなギターを用いたひとりさんの叫びが誰かに届きますように。そんな意味だけを込めた、わたしのメッセージ。他の意味を込めたつもりはない、きっとその筈だ。

 

「ぼっちちゃんはさ、好きなギタリストさんとか居るの?」

 

「ちょっと待ってくださいね……考えますので」

 

「気になっただけでそんな重大な質問じゃないよ!? あはは、真面目だなぁぼっちちゃんは」

 

 そのまま音楽つながりで、結束バンドの新ギタリストであるひとりさんのルーツが気になったのだろうか。投げかけられた虹夏さんのそんな質問に、わたしはつい頭を悩ませてしまう。ひとりさんの私生活は常にギターと共にあるので、他のギタリストの演奏を動画等で見る機会も多い。しかし、それはあくまでひとりさんが彼等の技術を観察して少しでも吸収しようという練習の一環でしかない。だから、わたしはひとりさんがどんなギタリストを好んでいるのかが正直わからない。ひとりさんが特定のバンドやギタリストに入れ込んでいるのを見たことがないし、もしかしたらいないというのが真実なのかもしれない。

 

 では、わたしの方はどうだろうか。ひとりさんと一緒に多くの良質な音楽に触れてきたけれど、心の底から惹かれるようなことはなかったような気がする。やはりわたしにとっての音楽とはひとりさんのギターであり、敬愛するギタリストもひとりさん以外にありえなかった。そんな益体のないことを考えてしまったせいだろう。わたしの口はいつの間にか、好き勝手に動き出してしまっていた。

 

「その、詳細な名前とかは言えないんですが……わたしにいつもギターの演奏を聴かせてくれる人がいるんです」

 

「うんうん」

 

「いつもはその人が弾いているのを、わたしが勝手に聴いているだけなんですけど。わたしが失敗して落ち込んでたりすると言葉もなく気づいてくれて、応援ソングとか弾いてくれるんです。……本当はそういう曲が苦手なのに、いつも以上に優しい指遣いで、励ましてくれて」

 

「……」

 

「もちろん演奏自体もとっても上手なんですが。……なんでしょう。そういうわたしの心に寄り添った演奏をしてくれる度に、ああ、この人のギターが好きなんだなって。強く、そう想えるんです。……それで」

 

「ぼっちちゃんストップストップ!! その人が大好きなのはもう充分に伝わったから!」

 

 虹夏さんの制止の言葉により、わたしはようやく自分のしでかした過ちに気付くことになった。今日は粛々と無難に過ごすという役目はどこに捨て去ってしまったのか。わたしは詳細こそ伏せた状態とはいえ、ギターヒーローことひとりさんへの想いを赤裸々にぶちまけてしまっていた。こんなの、なんの疑いようもなく本日最大級のやらかしであることは明らか。いったいわたしは、どれだけ過ちを重ねたら気が済むのだろうか。

 

「いや、虹夏ちゃん……あの、これは違くてですね」

 

「今更恥ずかしがらなくってもいいよー。あたしはぼっちちゃんが沢山喋ってくれて嬉しかったし。その人のこと、大切に思ってるんだよね?」

 

「それは、そうなんですけど……!」

 

 虹夏さんの生温かい視線が、今のわたしにはあまりにも痛い。茶化してくれた方が、まだよっぽど取り繕う余地があっただろう。どんどん虹夏さんにひとりさんへの勝手なイメージを植え付けてしまっている。

 

 わたしが愚かなのは重々承知の上で、それでも一つだけ言い訳をさせてもらいたい。わたしもギターヒーローの、ひとりさんのファンなのである。だから、つい虹夏さんのようにわたしも語りたくなってしまった。ひとりさんの魅力はわたしが一番知っているのだと、どうしてもそう主張したかっただけなんだ。まぁ、それを踏まえたとしてもわたしの行動は厄介ファンの匂わせ行為でしかなく、どっちみち最低なのだけれど。

 

 そんな言い訳を重ねてみたところで、それを聞かせるべきひとりさんは今もすやすやと眠っているのだから無意味だ。それに、これだけやらかしたところで、わたしが謝ればひとりさんはその全てを許してくれるだろう。わたしのことなんて一切責めずに、慰めの言葉すらかけてくれるはずだ。その対応がますますわたしの精神を追い詰めるのである。

 

「いつもってことは身近な人なんだよね。家族の人? あっ、もしかしてぼっちちゃんの彼氏とか〜?」

 

「か、家族です! 恋人とか、いませんので……あの、どうかこれ以上はご勘弁を」

 

 虹夏さんの目が、ひとりさんの苦手な恋バナ大好きキラキラ女子高生のソレとなってしまっている。ひとりさんに恋人なんているはずもないし、家族だと否定するしかわたしに残された道はない。しかし、ひとりさんのギターは独学で身近に演奏をしてくれる人間がいないのが真実だ。もしもの時はお父さんをその立場に祭り上げるとして、これ以上話が膨らむと本当に収拾がつけられない。わたしは虹夏さんを拝み倒すようにして、そう懇願した。

 

「ごめんごめん、反応が面白くってつい。……ほんと、ぼっちちゃんは不思議だね」

 

「そうでしょうか……?」

 

「そうだよー。ライブ前はあんなに迷子みたいな顔してたのに、さっきは突然あたしのお姉ちゃんみたいな優しい表情するんだもん。びっくりしちゃった」

 

 わたしのひとりさんのファン匂わせ事件は終わりを迎えたとはいえ、虹夏さんに植え付けたイメージが消え去るわけじゃない。完全に虹夏さんは、ひとりさんとわたしの印象の違いを感じ取ってしまっているようだ。最初の懸念通り、わたしにはひとりさんの真似をするなんて土台無理な話だったのである。

 

「挙動不審ですいません……」

 

「ちがっ、そうじゃなくって! 褒めてるの。あたしはどっちのぼっちちゃんも好きだなって、そう思うから」

 

 そんな虹夏さんの言葉を、わたしは聞かなかったことにしたかった。そんなことを言われては、わたしはここに居て良いのだと。そんな錯覚を、覚えてしまいそうだったから。

 

 

 

 

「それじゃ、ぼっちちゃんまたね!」

 

「はい。さようならです……虹夏さん」

 

 ファミレスの入り口で虹夏さんと別れ、駅の構内へと向けて歩き出す。またねと返すことはできなかった。言葉にしてしまえば、本当にそうなることを望んでしまいそうで嫌だったから。

 

 歓迎会は結局、わたしの帰りの電車の時間ギリギリまで続けられた。あのやらかしの後はわたしの目立った失態もなく、無難に終えることができたと思う。積極的に話題提供をしてくれる虹夏さんに、ついついお喋りになってしまいそうになる口を抑えるのは大変だったけれど。わたしもひとりさんの奥ゆかしさとか、そういった遠慮がちな部分を少し見習うべきなのかもしれない。

 

「……あぁ、疲れました」

 

 わたしの長い一日もようやく終わりを迎えられそうだ。後はこの歓迎会の出来事を忘れないうちにノートに纏めて、残りの帰宅時間を勉強して過ごすだけ。明日から、ひとりさんの日常はとても慌ただしいものになるだろう。バンド活動に集中してもらうためにも、より安定した成績を出してひとりさんに安心してもらわねばならない。そう思えば、疲れた身体でも俄然やる気が湧いてくるような気がした。

 

「でも、楽しかったな」

 

 同年代の友達とファミレスに行って、一緒に美味しいものを食べて。趣味や好きなものについて楽しく語り合った。わたしにとっても得難い経験で、掛け値なしに楽しいと思える時間だったことは間違いない。

 

 ただ、わたしはそれを名残り惜しいとは思わない。あの時間が生まれたのがそもそもの間違いで、わたしには分不相応のものだから。駅ですれ違う、わたしとひとりさんの見分けなんて付くはずもないような、無関係な人々達。わたしの自我はそんな人達の前でのみ、その存在を許される。

 

 

 わたしはひとりさんに望まれて生まれ、ひとりさんの為に生きている。だから喜んで、ひとりさんが輝くための影になろう。これ以上、ひとりさんからなにも奪わぬように。

 

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