僕のヒーローアカデミア Legend of Chimera 作:夢野飛羽真
夢野飛翔真と申します。
キメラドライバー系ライダー×ヒロアカの小説を書いてみたいと思い作ってみました。
見切り発車ですがよろしくお願いします!
第1話 転生したらアメコミ世界!?
遂にッ…遂に完成したッ…!
6年間に及ぶ大学と大学院生活の集大成が遂に出来上がった!
「やっと出来た…テストはそうだな……今やってしまおう…!」
僕の手の中には中央に風車のあるライダーベルトが収められている。
3年間勉強しまくって3年間研究開発しまくって作ったのはそう、俺の大好きな仮面ライダーの変身ベルトだ!
「平成ライダーみたいなアイテム要素は無いけれど、最初は昭和ライダーみたいなシンプルなのでOKだ!」
アイテムを付けるのは技術力と予算の都合で出来なかったけど、まずは変身できるかどうかだ。
開発に時間を取られすぎて卒論の方があまり書けていないし実験もこのまましてしまおう。
「よし、人生24年間夢見続けて来た時が遂に来た!」
ハイテンションでベルトを付けて起動する。
初めてライダーを見た時に抱いた興奮と憧れ。
僕はそれだけをただ見て勉強を続けてライダーシステムを開発してきた。
ベルト本体と制御機構、あと電気回路の設計も完璧!
後はいよいよあの言葉を発すだけだ…
「変身!」
そしてベルト上部のスイッチを押し込んだがこの時、想定外の事が起こった。
「熱い!これどうなってんの!?」
ベルトに流れる電流が想定していた値を大きく超えてしまった。
電流が流れることでベルトが発熱し、外そうとした僕の身体が急に痺れ始める。
(しまった!他の人が居る時にやるべきだった…!)
他の人が居ればすぐにベルトを外してもらえたりして安全に実験できていただろうが完成した時の深夜テンションで実験まで始めてしまったのが間違いだった…
(父さん母さん…それと教授…ごめんなさい……)
体中に電流が流れて僕の意識は一気に吹き飛んでしまった。
こんな間抜けな死に方をしてしまうとは…仮面ライダーギーツ、見てみたかったなぁ……
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この時の記憶を取り戻したのは俺が3歳の時だった。
公園の遊具からうっかり落ちてしまった時に自分の前世の記憶や意識を取り戻した。
どうやら実験で死んだ後に転生…?ってのをしてしまったらしい。
ラッキー、また研究をできると喜んでいたのも最初の数時間だけだった。
(どうなってんだ?この世界?)
この世界の人達は見た目が動物みたいな人も居れば、体の一部が生物的じゃない人も居る。
そう、転生先の世界の人々は皆"個性"と云われる能力を持っていた。
それだけでなく、この世界には個性を持つ人間の中にはそれを悪用して法を犯すヴィランがおり、ヴィランによって生活を脅かされる人々を守るヒーローが居る。
うーんアメコミかな?
マーベルもDCも俺の管轄外なんだけど!?
「龍也~ご飯できたよ~」
「はーい」
そんな世界に転生してもなんとかやっていけてる。
俺が住む大崎家は中々暖かい家庭で転生してすぐの俺でもなんとかやっていけた。俺も今はこの家に暮らす子供の一人、大崎龍也としての生活を受け入れている。
因みに大崎家の人々も当然個性を持っている。
「カレーライスだ~いただきます!」
まずは結衣母さん。料理がとにかく美味い!
母さんの個性はスパイスで葉っぱを色んな味のスパイスに変化させることができ、料理にもよく使っている。料理研究家なのでよくテレビにも出ている。母さんがオフの日に作ってくれるご飯も中々美味しい。
「ちょっと龍也ズルい!もう食べてる!」
僕がカレーを食べようと椅子に座ると家の二階から9匹の生き物と共に桃香姉さんが階段を駆け下りてくる。2歳年上の姉さんの個性はお供、9匹の可愛らしい生物をお供として召喚使役できるとのこと…
所謂お供達と呼ばれているこの子達はウサギや犬、猫を掛け合わせたみたいな姿をしているが、俺はどうもポケモンのイーブイにしか見えない。姉さん曰くそれぞれ属性や特徴があり、見た目も違うが完全にイーブイの進化系である。
「うん、良い匂いやな。」
そして匂いに釣られたように姉さんと共に降りて来たのは隆弘父さん。
個性は充電で体に電気を溜めておけるらしく所謂モバイルバッテリー人間だ。
因みに個性使用禁止の格闘技大会で何度も優勝したことがあるらしく今はボクシングジム経営をしている。
こんな感じの賑やかな家庭で食卓を囲む。夜は基本一家団欒の時を過ごしながら少しずつ転生後の世界を楽しんでいってる。
「そう言えば龍也は個性まだ出てないんか?」
「うん、今日も未だ出そうになかったよ。」
さて、問題が一つある。
それは僕の個性だ…お医者さん曰く僕は無個性では無いらしいけど全然発現しない。
「遅いわね~私なんて3歳の時には出てたわよ!」
「まあそう言わないの…きっといつか出てくるわよ。」
「もしかしたら大器晩成で強い個性が出るかもな。」
家族も僕自身も個性が出てくるのを楽しみにしている。
折角転生したんだからちょっと強めの個性が良いな…
俺はやっぱ仮面ライダー好きだし、仮面ライダーの個性だったら嬉しい。
それだったら僕も仮面ライダーみたいなカッコイイヒーローになれるかも知れないな。
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時は少し遡る…
事の始まりは、中国の軽慶市。発光する赤子が生まれたというニュースだった。そして以降、世界各地で『超常』が発生。原因も殆ど解らないまま、時間が過ぎていった。やがて、超常は日常に、空想は現実になった。
世界の総人口の8割が何らかの特異体質、『個性』をもった超人社会。個性を振りかざし、人々を襲う敵と、それを倒すヒーロー。そんなアメコミじみた事が、現実で起こる世界となった。
だが超常が生まれる少し前に、人類は滅亡の危機を迎えようとしていた…
「そこまでだ!ギフ!」
黄金のローブを纏う禍々しい姿の悪魔ギフと、彼が召喚したギフテリアンやギフジュニアに4人の仮面ライダーが対峙している。
その4人はバイスタンプの力を使うライダー達であり、それぞれの最強形態の姿でギフとの決戦に挑もうとしていた。
「バイス!」
「「一緒に行くぜ!」」
「大事に決めようか!」
「サクッと倒すよ!」
仮面ライダー達はギフの配下である悪魔達に突撃していき各々の技や得物で次々と仕留めていく。
ある敵は銃で撃ち抜かれ、他の敵は拳で殴り飛ばされて次々と消滅していく。
雑兵達を倒し終えればライダー達はギフ自身と拳を交える。
『ギファードフィニッシュ!』
『エビルライブチャージ!Wings for the Future!エビリティパーフェクトフィナーレ!!』
『キングコブラスタンピングフィニッシュ!』
そして激闘の末ギフを追い詰めた4人のライダーの必殺キックが一気にギフに突き刺さる。
キックを撃たれたその体は大きく上空へ吹っ飛ばされる。
「忘れるな…。人類は必ず、過ちを繰り返す……!!」
これがギフの最後の言葉であった。
空中で爆散すると、その爆心地からガンマ線バーストの様なものが一気に放たれる。
こうして、ギフと人類の戦いの決着が着いた。
そこから時は流れ超常の時代が始まり、No.1ヒーローオールマイトの時代が訪れた。
だがギフの死から数十年後、超常世界の中でギフの警告通りに人類はまた過ちを繰り返そうとしていた。
「遂に手に入れたッ…!悪魔のスタンプを!」
赤色の光だけに照らされるコンクリートの部屋の中、白衣を纏う金髪でメガネを掛けた青年が右手に禍々しい形状のスタンプを手に持って甲高い笑い声を部屋中に響かせていた。
「この力さえあれば…私の…!私達の計画が動き出す!!」
彼が部屋の中央に歩んでいけば、そこには鉄でできた機械の棺の様な物が置かれており、その横にある台座に男の手の中にあるスタンプの印面が押し付けられる。するとその台座から棺にエネルギーが流れ込んでいるかのように周囲の電飾が紫色に光り始める。
「さあ…新時代を始めようか!」
設定集
この世界では超常黎明期以前にリバイスらとギフの戦いが巻き起こっていた。
主人公
大崎龍也
前世は天才大学院生で現在は転生して5歳児
仮面ライダー等の特撮作品への愛が深く、自分でベルトまで作り上げてしまう変態