ドールズフロントライン ~サムライ/ドライブ~ 作:弱音御前
私は今日も通常営業、どうも弱音御前です。
新作、サムライ/ドライブ今回より本編のスタートとなります。
対ELID戦を描くのは初めてなので、マジでバイ〇ハザードみたいになってしまっていたら
スイマセンです・・・
ともあれ、今週もどうぞごゆっくりとお楽しみください~
ELID徘徊区Aエリア クリスチーム
「指揮官の役割は戦闘指揮だけじゃないのよ。仕事が終わったら私達とご飯食べたり、休みの日
には買い物とか遊びにつれて行ったりしてくれるの」
「お~、そうなんですね! すごく楽しそうです!」
「ただ、構ってもらうにはそれなりの戦果をあげないとダメよ? まぁ、私のような戦闘の
スペシャリストくらいになれば、指揮官だって構わずにはいられないのだけれどね」
「ネゲヴさんはグリフィンの中でもトップクラスに優秀な戦術人形なのですか。これは、私も教え甲斐があるというものです!」
さながら、お休みの日の友達同士、といった感じのお喋りを交わしながら瓦礫塗れの旧国道を
歩み進むネゲヴとクリス。
今回の任務はELIDとの戦い方を学ぶ事が目的。その、肝心の獲物と出くわさなければお話にならない、という事で引き付けるように騒がしく進行している次第だ。
なので、お話をするのはいい。ただ、傍で聞いている57がどうにも我慢ならないのは、その
お話の内容である。
「ちょっとネゲヴ。さっきから聞いてれば、クリスが真面目に聞いてくれるからって話しを盛りすぎじゃない?」
「私は本当の事を言ってるじゃない。アンタだって、休みの日には指揮官と遊んだりするでしょう?」
「たまには行くけど、そんな毎回ではないわよ。ネゲヴだってそうでしょ? 45副官から煙たがられて、よく追い払われるくせに」
「あれは・・・UMP45に譲ってやってるだけよ! アイツだって副官だから、それなりに
体面ってのもあるでしょうから。花を持たせてあげてるの! この私が!」
反省するどころか、逆に言い訳で57を丸め込もうとする始末。
これで戦闘でも全くの役立たずなようだったら、徹底的に懲らしめているところなのだが。
全くもって、手のかかるスペシャリストもいたものだと57は大きく溜息をついて話を締めくくる。
「ふふ、グリフィンの方々はとても面白いですね。一緒に居て、私も楽しく感じられます」
と、ネゲヴに散々グレーゾーンの自慢話を聞かされたと分かったというのに、クリスは怒るどころか、今までと変わらない笑顔を浮かべている。
ネゲヴと同じか、それ以上にヘンテコな人形だなと57は思う。
「うちの指揮官は見聞きしている通り、あんな感じの人間よ。クリス達の指揮官はどんな人なの?」
「私達は、指揮官に相当する方に会ったことがなくて。どのような方なのかは分からないのです」
少しだけ、クリスの表情が寂しげに陰ったように見えた。
聞いちゃマズイ事だったかな? と内心で反省する57。
「でも、アンタ達に行動指示を出す人はいるんでしょう? 指示を受ける時はどうしてるのよ?」
それに気付いてか知らずか、普通に話を続けるネゲヴの勢いの良さはこういう時に便利だな、と57はつくづく思う。
「指示はこの携帯端末に送られてくるんです。私達は、その指示に従って任務に就いて補給を行って、また任務に就く。そうやって、ここまでやってきました」
姿の見えない人物から指示を受け、それを淡々とこなす日々。
常に指揮官が居てくれる57には、そんな日常がどういうものなのか分からない。
ただ、指揮官が会ってくれないという事態を想像すると、胸がキリリと締め付けられるような
違和感を覚える。
「ELID掃討という特殊な任務を請け負う私達ですから、あまり関わりになりたくないと思うのも
人間でしたら当然だろうと思います」
「そんな事はないわよ。だって、アンタ達はELID戦のエキスパート部隊なんでしょ?そんな優秀な部隊を指揮してるんだもの、自慢こそすれ、疎ましく思う筈ないわ。きっと、会いにこれない何かの理由があるだけよ」
「そうそう、鉄血の奴らがあちこちで暴れてるこんな状況だもの。もう少しだけ落ち着いたら、
貴方達の指揮官もこっちに出てこれるようになるんじゃないかしら?」
「・・・そうかもしれないですね。なんだか、お二人にそう言ってもらえたら少しだけ楽に考えられるようになりました。ありがとうございます」
申し合わせたわけではなかったが、結果として57とネゲヴで結託してクリスを励ますことになってしまった。
あの指揮官の元でこれまでやってきた二人である。クリスの様子を見て、同じような行動をとるのも当然の事だろう。
「私なんかはともかく、優秀なあの子たち2人には是非とも指揮官さんも目を向けてもらいたいのです」
「何言ってんのよ、3姉妹の中で長女のアンタが一番優秀なんじゃないの?」
「いえいえ、私はサムライエッジのスタンダードモデルですので。あの子たちは、私をベースとしたカスタムモデル。性能はもとより、見た目にも、あの子たちの方が強そうに見えないですか?」
「え・・・そりゃあ、まぁ、言われてみれば・・・うん」
バートンは3人の中で一番背が高く、口調からしても何となく強そう。
ウェスカーは小柄だが、ブリーフィングでは姉達の代わりに指揮をとっていたし、あの近寄りがたい装いと雰囲気からしていかにも強そうだ。
姉より優れた妹など存在するか! という固定概念に縛られ、我先にとクリスのもとに就いて
しまったネゲヴと57、揃ってその事実に思い至り言葉を失ってしまう。
「しかし、私とてSTARSの一員です。お二人の期待に沿えるよう、全力で手取足取り指導いたしますので、どうかご安心を!」
「そうね、無理しない程度にほどほどにやっていきましょう」
ネゲヴなんか、失礼な事にさっきよりもクリスに対しての興味を明らかに失ってしまっている。
所属部隊の隊長からお小言を貰わないように、と考えていた57も同じような気分だが、それでも得られるモノはあるだろう。考えを切り替えることで気を引き締めなおすこととする。
「・・・と、お喋りをしていたのが功を奏したようですね」
とてとて、と歩いていたクリスが歩みを止める。
その顔に、今までの朗らかな表情は無い。
「ようやくのお出まし? もう、待ちくたびれちゃったわ」
「戦闘のスペシャリストたる所以、2人してよく見ておきなさい」
クリスの視線の先に、ネゲヴと57が銃口を向ける。
瓦礫で埋もれた廃屋の先は陽光が届かず、遠目には真っ暗。2人とも、銃を構えはしたが、その先にいるだろうELIDの姿は視認できていない。
「そちらだけではありませんよ。周りをちゃんと見て下さい」
「え?」
クリスの静かな声を聞いて、背筋に寒気が奔る。
反射的に57が左側に、ネゲヴが右側に視線を移して・・・
「なっ! いつの間に!?」
「ちょっと、これヤバくない!?」
車道のど真ん中を歩いていた一行を挟むように、左右の歩道の奥からELIDが姿を現した。
それも、2体や3体程度ではない。片方側面だけでも数十体はいようかという大集団である。
「物音どころか、気配すらも感じなかった」
57とて、伊達で鬼隊長の率いる部隊で戦っているわけではない。敵の気配をいち早く察知し、先手をとるなどというのは基本中の基本。今回、そんな基本すらも逃してしまったことに、少なからずショックを受けてしまう。
「人間とも人形とも違う、ただ、本能の身に動いているモノです。これまでの経験に基づいた考えは捨ててもらった方が良いかもしれませんね」
「ふん、少し数が多くて驚いたけど、所詮はこの世に存在する物体よ。撃てば倒せる。そうよね、クリス?」
「そうそう、その意気ですよネゲヴさん。では、早速お2人のお手並み、拝見させていただきますね」
クリスはそう言って、武器を取り出しもせずに57とネゲヴから離れていく。
「私は10分間手出ししませんので、その間、ELIDを抑えきって下さい」
車道の隅から2人に向けて指示を送るクリス。
ほんの20メートルくらいしか離れていないのに、ELID達は単独になったクリスには見向きもせず、57とネゲヴに真っすぐ向かってきている。
きっと、対ELIDのエキスパートだからこそ知る何らかの特性があるのだろう。
「10分間とか笑わせんじゃないわよ! 57、私達だけでコイツ等を始末する。STARSの奴に目にモノ見せてやりましょう」
「言うのはいいけど、ホントにやれるの? ってか、ELIDってどう攻撃したらいいのよ?」
人間であれば頭か心臓が急所とされているが、さて、すでに生命とは言い難いあの異形はどこを狙うのが効率的なのか?
「さっき言ったでしょ? 撃てば倒せる。とにかく撃ちまくれ!」
言うが早いか、ネゲヴがトリガー引きっぱなしのフルオート射撃をお見舞いする。
「っ~~~! ダメだ、ネゲヴの奴、しっかり頭に血が昇ってる」
戦術人形の中でも、ネゲヴは割と好戦的な部類に入る。
クリスに力量を試されるような扱いを受けて、ヤル気が限界突破してしまっているようだった。
弾丸をばら撒き続けるネゲヴの横で、57は耳を塞ぎながらもELIDの様子を確認する。
ヨタヨタとした、遅い歩みで包囲を縮めてくるELIDは、ネゲヴの弾丸を受けてどんどんと倒れていく。
一見して、ネゲヴがELIDをやっつけまくっているようにも見えるが、実際はそうではない。
この地区のELIDは戦時中の軍人が変貌したものだ。人間だったころに身に着けていた防弾
ジャケットがネゲヴの弾を止めてしまっている。撃たれて倒れているのは、ただ、着弾の衝撃で
弾き倒されているのに過ぎない。
「リロード!」
ベルト一本分をあっという間に撃ち尽くしたネゲヴが、その場で屈んでリロードをし始める。
あまりに好き勝手やってくれる相棒を前に、頭痛を覚える今日この頃な57。
「無闇に撃ちまくって、あなた馬鹿なの!? もっと狙いを絞って効率良く撃ちなさいよ」
「そんな言い方される筋合いはないわね。今のでちゃんと何体か倒してるじゃないの。しっかり
見なさいよ」
確かに、ネゲヴの言う通り、倒れたまま動かないELIDも何体かいるようだ。
しかし、それはたまたま防弾ジャケットを付けていなかったり、偶然に当たりどころが良かっただけの事。あまりにも効率の悪い攻撃だったことは事実だ。
・・・まぁ、もとより弾幕を張っての制圧攻撃を得意とするマシンガンの戦術人形に精密射撃を求めるのは酷というものなのだろうが。
「ネゲヴさん、弾丸は節約して撃った方がいいですよ。大集団が相手だと間に合わなくなってしまいますから」
「ほら、いわんこっちゃない」
「うっさい! アンタも口ばっか動かしてないで応戦しなさいよ。背後、詰めてきてるわよ」
ネゲヴが押し返した側の背面からも、ELIDはじりじりと迫ってきている。
分からず屋のネゲヴは放っておいて、57も応戦を始める。
(さて、狙いは・・・)
銃撃の心得のひとつに、腹部に3発、というものがある。
急所である頭部は丸みを帯びているため、銃弾の特性上、着弾時に軌道が逸れてしまうケースも多いのだ。それならば、確実に致命傷を与える為に腹部へ数発撃ち込む、方が効率が良いとされている。
57も、まずはその考えに倣うとする。
ネゲヴの弾も防げる性能の防弾ジャケットだ、貫通性能をもつ57の銃弾とはいえ、絶対に貫通できるとはいえない。
狙うのは、擦り切れてボロボロになったジャケットの隙間。
そこへ向けて3発を速射。
どす黒い血飛沫をあげて、ELIDが後方に倒れ込む。
「やったか!?」
つい口から出てしまったそれは、古より伝わる〝フラグ〟と呼ばれる魔の言の葉。
ELIDは血にまみれながら、何事も無かったように再び立ち上がる。
「頭部を狙って下さい。侵食されている脳へのダメージが一番効果的なんです」
「そうじゃないかとは思ってたけど、簡単にまぁ・・・」
できるだけ距離が近いELIDに狙いをつける。
フラフラと不規則に揺れる頭部に照準を合わせ、タイミングを計り、トリガーを引く。
57が放った弾丸は見事、ELIDの頭部に命中。顔の一角を抉り飛ばしてみせた。
「うぇ~、今度こそやっつけたでしょう?」
飛び散る肉片を目の当たりにして顔を顰める57。
しかし、ELIDはよろめきこそすれ倒れるには至らず、再び57に向けて進行を開始する。
「ダメじゃん!?」
「もっと上、脳を狙うんです。運動系統を司る中枢を撃ち抜けば一発ですよ」
「一発ったって、そんな位置にピンポイントで決められないわよ」
57の性能どうこうという問題ではない。
拳銃弾は一般的に弾道が安定しづらく、有効射程距離も短い。ライフル弾の形状に近い特殊弾を使用している57はまだマシなほうで、安全な距離を保った状態で頭頂部への銃撃を一発で決められるハンドガンの戦術人形など、グリフィンにはほとんどいない。
「仕方ない。弾が勿体ないけど、バーストの要領で」
胴体に撃ち込んだ時と同じく、3発を速射。これが功を奏し、頭頂部に1発命中する。
この銃撃で倒れたELIDはピクリとも動かないので、やはり、クリスの話は正しいようだ。
ただ、こんな撃ち方を続けていたら、ここにいるELIDを一掃する前に弾薬が尽きてしまう。
この戦いの中でレベリングを行い、適応していくしか、57に生き残る術はない。
(2発目の弾が命中した。その時の照準を思い出して、トレースすればいい。それ自体は、そんなに難しい事じゃない)
「57~! こっち手ぇ貸して~!」
せっかく思考が纏まってきた所で耳に届く、ネゲヴの情けない悲鳴。
イヤな雰囲気を感じつつ57は背後を振り向いてみて・・・そこにあったのは、予想以上の光景だった。
「ちょ、ネゲヴそれマジヤバじゃない!」
防衛ラインを突破されたネゲヴが、ELIDに押し倒されている。
いつか見た、昔のホラー映画のワンシーンをそのまま現実に見ているようだ。
「そりゃあヤバいわよ! だから、っく・・・早くなんとかしなさいよぉ~~!」
噛みつこうと迫るELIDの頭を手で抑えつつ助けを求めてくるネゲヴ。彼女の持つ銃では、この
距離では全くの無力だ。
「あなたの制圧力でどうしてそうなるのよ、まったく」
自分の防衛ラインはひとまず放置、57はネゲヴの救出へと向かう。
「ネゲヴを放しなさいよ! この! この!」
ネゲヴに覆いかぶさっているELIDを引きはがそうと蹴り飛ばしてみるが、ビクともしない。
元軍人で体格も57とは段違いなので、力の差は歴然だ。
「しぶといわね! でも、この位置なら」
「待って、57! それは・・・!」
57が銃口をELIDの頭に突き付ける。
それが招く更にマズイ事態に気づいたネゲヴが制止する暇も無く、57がトリガーを引く。
ゼロ距離で確実にELIDの頭を撃ち抜いたのは、57としては問題なかった。しかし、それによって飛び散った、血やら肉片やらをモロに浴びることになってしまったネゲヴはたまったものではない。
「ぎゃあぁぁぁぁ!!? なんてことすんのよ、57! 口の中に少し入っちゃったじゃないの!」
助けろと言ったくせに、助けたら文句は言うし。傍若無人っぷりは所属部隊の鬼隊長と近しいものがあるが、実力が伴っていない分、ネゲヴの方が腹立たしさでは上である。
「そんな文句言うなら、これからは自分でなんとかしなさい! 私は私で忙しいんだから!」
「待って待って! その前にリロードしたいから援護して!」
「どんだけリロードすりゃあ気が済むのよ!?」
ネゲヴに気をとられている矢先、背後から肩を掴まれる。
馬鹿な事を言い合っているうちに、ELIDが防衛ラインを越えて近づいてきたのだと57は瞬時に判断する。
「触るな、このぉ!」
反転と同時の肘打ちでELIDを振り払う。
そうして、すぐ目前にある頭部目掛けて一発。
「っ! 次から次と・・・!」
真正面から組み付いてきたELIDが顔を寄せてくる。
変色して腐臭を放つドロドロの皮膚には触りたくないが、我儘も言っていられない。
片腕で顔を押さえ、その隙に頭を撃ち抜いて引き剝がす。
そうしている間にも、防衛ラインを越えた大量のELIDがジリジリと57のもとへ迫ってくる。
(ちょっと舐めてたわね。ELID退治、かなり過酷だわ)
小型銃器では苦戦するだろういう予想はあったが、ほとんど手も足も出せずに追い詰められるとは、57も思っていなかった。
現グリフィン基地でトップクラスの戦力を誇るValkily小隊でやっているからといって、いい気になりすぎていた自分を反省する。
「こんにゃろ! 戦闘のスペシャリスト! なめんじゃないわよ!」
背後のネゲヴなんかもう、銃撃を諦めて近寄ってくるELIDを銃を振り回して叩いている始末。
これが戦闘本番だったら、2人はELIDの大波に呑み込まれてやられていただろう。
今回、戦闘指導を行うエキスパートが付いていてくれたことが、57とネゲヴにとっての何よりの幸運である。
「時間です! 2人ともお疲れさまでした! すぐに助けますので、その場で伏せていて下さい」
死に物狂いでやっているうちに、いつの間にか10分経過していたらしい。
傍観していたクリスが、全速力で走ってくるのが見える。
(助けるったって、ここから!?)
すでに57とネゲヴはELIDに完全包囲されてしまっている。
手を伸ばせば届く距離、見渡す限りELIDだらけのこんな状態から本当に助かるのか?
対ELID特殊部隊とはいえ、もうどうしようもないんじゃないかと疑いたくもなるような状況だ。
とはいえ、もう57にはクリスの言葉に従うしか選択肢は残されていない。
この場で伏せでもしたら、それこそELID達に覆いかぶされて大変な事になりそうなものだが、
そんな恐怖心を押し込んで57が身を伏せる。
「冗談! 私はまだやれるわ! 戦闘のスペシャ」
「いいからアナタも早く伏せる!」
この期に及んでまだ強がるネゲヴのジャケットの裾を引っ張り、強引に伏せさせる。
ここから2人に出来ることは、ただ、STARS所属戦術人形、サムライエッジのお手並みをじっと見守る事だけだった。
まずはクリスのチームから、ということで苦戦するネゲヴと57を描いてみました。
ドルフロにおいて、鉄血が出てこない戦闘というのもちょっと難しいものでしたが、まぁ、やっていて楽しいのでひとまずは良しとしておきましょう。
次週も定期更新の予定ですので、気が向いたら足を運んでやって下さいな。
以上、弱音御前でした~