死の森にて
陰鬱な木陰と乾いた岩壁はけして交わらず、金網という人工物がその境界を取り囲んでいた。
試験会場である第四十四演習場──通称“死の森”を囲う大規模なゲートは、地図上では半径約十キロメートルの円状であるとされる。
五日間という制限の中で、森を横断し、受験者同士で十三対の巻物を奪い合い、最終的には森の中央に位置する塔を目指す……それが第二の試験の概要だ。
ゲートの出入り口は金網上の等間隔に存在する全四十四カ所。そして、それら全てには一つずつ番号が振られている。
試験の鍵となる「天の書」と「地の書」それぞれの巻物を携え、受験者達はその外周を移動していった。今やざわめきは遠のき、風が金網を鳴らす音が微かに聞こえるばかり。
四十一、三十八、二十七、二十、十六、
十五、十二──そして、六……
ヒノメが黙々と受験者達の配置を確認する背後で……マシロは、自分達がくぐるゲート番号をじっと見上げていた。
“四十四”
試験開始を予告したその三十分後──現在時刻、午後二時半。まもなくヒノメにより配置の確認が完了する。
合図を受け、アンコが無線機を構えた。
「これより、中忍選抜第二の試験! ── 開始 !! 」
四班にとっては救護任務の始まりである。
「アンタ達も、うっかり死なないでよ! 私がスバルに恨まれんだから!」
「五日も下駄履かせてもらってんだ、遅れ取ったらそれまでだって!」
要望とも激励ともつかぬアンコの声に、ヒノメも負けじと言葉を返す。
救護係と言っても、受験者達はそれを知らない。万一襲撃に遭えば返り討ちが許されている。四班は、いわば試験の足切り要因でもあった。
三人とも、同意書は提出済みだ。
ヒノメが転がっていたチェーンを脇に放り、ゲートの金網へ手を掛ける。振り返ってマシロとアオイを確認すれば、しっかりと頷きが返された。
「じゃあ──五日後にまた!」
───
そうして森に立ち入ること数分。
──うわああ
もはや何も言わずにヒノメが悲鳴の方向を指し示す。
「早いね……」
「では、僕は樹上で待機しておりますので」
打ち合わせ通りの役割分担が始まった。二人は何も疑わず、ヒノメを信じて動いてくれる。
その二人を欺いても、針路を取らなくては……
──呪印持ちはチームに
「……白眼の耐久テストだぜ」
分担外の役割を担う存在に、休まる
労いの言葉が掛かっても、ヒノメは曖昧な笑みを返すだけだった。
───
第二の試験開始が翌日に繰り下げられた理由──それはひとえに“想定以上の受験者が、第一の試験を通過したため”である。
出身里問わず、残ったチームと同じ数だけの上忍が里内に留まることになり、木ノ葉隠れとしては警備の再編成が必要となったのである。
……という説明を、不承不承な様子のアンコから受けた四班は、その判断を取り敢えず飲み込んだ。
椅子の背に寄り掛かりながら、アンコはつまらなそうにしている。
「……ま、あの人数をそのまま突っ込んでも事故りそうだし? 一晩置くのも有りっちゃ有りでしょうけど」
そう自分を納得させたような彼女の向かいで、ヒノメが発言を求めて挙手をした。
用件は、とある受験者について。
「第一の試験前……参加者の人数とか出身里の内訳とか、やたら詳しい奴がいてさ。そいつが自慢げに話してたのが気になったんだ。事前にリークがあったかもって知れたら、やっぱ問題になるかな?」
報告の内容は事前に三人で話し合っていた。そして結局、観測出来た違和感を共有するだけに留めたのである。
自分の杞憂かと思い始めたアオイと、物証が挙げにくいと言うマシロに、ヒノメが折衷案を出した。
その報告に、アンコは興味深そうに目を細める。
「そいつは木ノ葉? それ以外?」
「木ノ葉。一応名前も分かってる」
「……行儀悪いのがいたもんだわ」
アンコは机上のファイルに手を伸ばしかけ……止めた。
「それって試験直前?」
「そう。イビキさんが会場来る前」
「だったら、調査は厳しいかもね」
担当上忍や中忍がリークした線は濃厚だが、タイミングがタイミングだ。その下忍が自力で情報を集めた可能性だって否定は出来ない。
大々的に調査でもして事が公になれば、主催の木ノ葉としては示しが付かなくなる。
つまるところ、現状は動けない。
「──それじゃ、今日はもう終わり! ご飯連れてってあげるから、ちょっと待ってなさい」
「先生のツケ?」
「まーね♡」
第二の試験が延期になったその晩は、警備再編の通達以外、何事も無く過ぎていった。
……スバルの帰還には、まだ少し掛かる見通しである。
──────
第二の試験開始から、一時間半が経過した。
受験者達の衝突はあちこちで発生し、既に巻物争奪戦からは敗退が確定したチームも現れ始めている。
「……脚の先はどちらに?」
砂隠れチームの処置に当たるマシロが、比較的軽傷で済んだ一人を振り返る。
「とっくに
「確認は必要なんです……傷に障りますから、どうか安静にしていて下さい」
「クソ……クソッ……!」
彼らは、他チームとの戦闘に敗れた弱り目を、野生の猛獣に襲われてしまったのだ。
重態のもう一人は脚部が大きく欠損し、応急で止血帯が巻かれたところである……残る一人は、間に合わなかった。
試験の過酷さは、アオイ達の想像を越えるペースで下忍達をふるい落としていく。
仲間を失ったばかりの受験者を前にしても、アオイは心を痛めることが出来ない。意識が向くのは逃げて行った熊の方である。
「トドメ、刺しておけば良かったな」
「あっちも深手だ。どうせ長くない」
遺体を回収し終えたアオイは傍で処置の様子を見守るばかりだ。一方のヒノメは今も油断無く感知を続けているらしかった。
「何か見えた?」
「十一時の方向でまた戦闘──あと、二時の方向に雨隠れの仏さんが三つ」
「え」
一つのチームが、全滅。相手は獣か、受験者か?
「戦闘の方はそろそろケリが付きそうだ。今のところ重傷はいない」
「そっか……」
安心には程遠い状況に、いつの間にか慣れ始めていた。
予感や覚悟は神経を麻痺させ、本来の感覚をも鈍らせる。かといって、痛みを抱えたままでは精神が先にやられてしまう。
そのどっち付かずで、下忍達はどうにか生き残らねばならない……“極限のサバイバル”とはよく言ったものだ。
「あなたの傷も診せて下さい。残りの四日は、あなたが踏ん張らないと」
仲間の処置が済んだ頃、軽傷の彼は随分と落ち着きを取り戻したようだった。
「木ノ葉のアンタが、なんでここまで……?」
「それが僕の役目ですから」
線引きを忘れないように。
マシロに出来るのは、目の前の怪我人へ集中することだけだった。
───
四班は「天と地の巻物」こそ所持していない。
ただし救護任務にあたり、マシロには医療班から医療物資の詰まった巻物が、アオイには収納の術式が並ぶ
それら二本のうち、持ち帰りが義務付けられているのはアオイが預かる巻物だ。
“受験者の遺体及び遺品の回収”
それが巻物に付与され、アオイの受け持つ役割だった。
ヒノメは感知に隙を作らず、アオイが森をひた走る。
この任務が宛がわれた意味にも気付けぬまま……彼らの時間は、飛ぶように過ぎていく。
───
第二の試験が始まって早五日目の午後。試験終了までは残り二十四時間を切った。
巻物争奪戦も終盤。
脱落チームは四班が確認しただけで十に届く。ここからは、残った受験者による追い込みの時間だ。
その戦闘が激化するであろう夜に備えるべく、現在四班の三人は、塔から離れた川辺で休息を取っているところであった。
天気の良さも相まって、川の流れは涼しげだ。
岩陰で備品を整理していたマシロは、ふとアオイが川岸に近付いて行くのを見かけた。飲み水を汲む訳でもなく、ただぼんやりと水面を眺めているらしい。
アオイは上着のフードを目深に被り込み、片手にはオレンジ色の巻物──先程遭遇した、木ノ葉のチームが投げ寄越してきた「地の書」を携えている。
『あの青髪……み、水戸門アオイだ!』
『これは迷惑料だ! だからスマン、見逃してくれ!』
一目散に逃げて行った彼らが、何を恐れていたかは定かではないが……名指しで避けられたアオイが何を思ったかは、薄々察しが付いてしまう。
(……え?)
それでも、アオイの行動は予想外だった。
──チャポン! ……
身振りと共に巻物が宙を舞い、小さく飛沫を上げたかと思えば、そのまま川の流れに飲み込まれて行く。
マシロは呆気に取られ、その光景から目が離せない。
「用が済んだ」と振り返ったアオイの、そのばつが悪そうな顔は忘れられそうになかった。
「……流石に、投棄するのはどうかと」
「……」
我に返ったマシロがなんとか口にした言葉は、どこかズレていた。アオイは気不味そうに目を逸らすばかりで何も答えない。
整理を途中で切り上げ、マシロも川岸へと近寄った。川の向こうをよく見ると、オレンジ色の巻物は上手いこと引っ掛かり、まだ届く距離に沈み留まっている。
見て見ぬ振りは据わりが悪い。
マシロが急ぎ巻物を回収して戻ったところでようやく、アオイが、重い口を開いた。
「……手間掛けさせて、ごめんなさい」
「お気になさらず。どうして、こんな事を?」
「持っているのが、嫌だったから」
水没した「地の書」はもう使い物にならない。天地一対の巻物を揃える試験で、合格枠が一つ減った。
その影響を分かっているだろうに、アオイは暗い表情で首を振るばかりだ。
「じゃあ、拾得物ということにしておきましょう。僕が預かっておきますね」
「……」
まるで、チームを組んだ頃のように余所余所しい。
ここまで追い詰められているとは思わなかった。そして今、この場で悩みを解消してやることは困難だ。
マシロはせめて安心させようと笑う。
「軽く遊んで、気分転換でもしませんか? あまり大掛かりなことは出来ませんけど……」
「遊び?」
「こういうのはヒノメが得意ですよ」
振り返って馴染みの赤色を探せば、立ち並んだ岩盤の上で背を向けた姿を見付けた。
───
「ヒノメ」
「……何だよ」
「今くらい、休憩らしいことしましょう。そんな姿勢じゃ休めないでしょう?」
ヒノメは胡座をかいて座り込み、禅のように微動だにしていなかった。
「本格的に寝ちまうよりは良いだろ……そんで、何するって?」
言いながら、気怠そうにこちらへ向かってくる様子は確かに眠そうだ。
その歩き始めが僅かにふらついたのを、マシロは見逃さなかった。
「そうだな──例えばこの指、何本に見えます?」
「二だろ」
にこやかに提示されたものを、ヒノメが何の気なしに答えた時……マシロが手と笑みを引っ込めた。
「いいえ。三ですよ」
静かな訂正にヒノメの歩みが止まる。
ほんの一瞬。その逡巡が、致命的だった。
「すみません、アオイ」
ヒノメを注視しながら、マシロは硬い口調で告げる。苦虫を噛み潰したような顔で睨み返されるが、非難される謂れはない。
「今は現状確認にしましょう。ヒノメも、それで構いませんね?」
上忍不在の任務の危うさを痛感する。
川の流れは何ら変わらず。ただ岩肌を打つ音だけが、延々と響いていた。
───
草木の葉擦れがやけに耳につく。
白眼を解いた今、潜む輩の動きは追えなくなってしまった。三方を岩に囲まれ、視界の狭さに辟易する。
それもこれも、目の前のマシロが取り調べ紛いの問診なぞ始めたからだ。
唯一川へ抜ける方をマシロが塞ぎ、ヒノメは物理的にも逃げ場が無い。
「平常時の焦点が合わせづらく、軽く頭痛と目眩まで併発……どう考えても、眼精疲労そのものじゃないですか」
マシロの確認は淡々と、しかし確かな圧があった。年々目敏さに磨きがかかり、ヒノメとしてはやりづらいところである。
「一過性だっての。少し休めば十分なんだって」
だから心配無用……と通そうとするも、そのやり口は既にマシロに見抜かれていた。
「“本当に”休息を取っていたなら、ここまで消耗せず済んだのでは?」
「それは……」
「無理をするならするで、ちゃんと相談してください。何かあってから後悔なんて、僕はしたくありません」
圧こそ和らいだものの、ヒノメはまだじっとりした含みを感じていた。現にマシロは確認が終わっても一歩も動かないでいる。
「つっても、残り一日だしな。休めって言うならここらで切り上げようぜ」
「またそうやって……!」
心配するな、勝手をするな……言われて、その通りにするような互いではなかった。
話が平行線を辿りそうな気配に、アオイが岩の上から二人を覗き込んだ。
「ヒノメ、休むならしっかり時間取って休んでね。救護の効率は落ちるだろうけど……私は余力もらってるし、その間の自衛は出来るから」
「! ……」
その言葉は助け船ではなかった。
ヒノメが見上げたアオイは、表情こそ穏やかだ。それでも、目の奥は一切笑っていない。
「……分かったよ」
ヒノメの了承を確認し、アオイが今度はマシロを見やる。
「どれくらい休んでもらおうか?」
マシロは、肩を落として深い溜息を吐いた。連日の消耗が精々数時間の休息で回復する訳もない。
「可能なら一晩……いえ、いっそ先に離脱して貰った方が確実かもしれません」
「オイ、それじゃ話が違うだろ!」
「先に違えたのはあなたですよ」
ヒノメとしてはこんな中途半端な状況で離脱など、恥もいいところだ。せめて、一区切りつくまでは仕事をこなしたい。
「夜までは休んで、その後夜明けまで残る。夜が明けたら離脱……それなら良いか? 今夜が一番荒れるだろうしよ」
「あなたを使い倒して、僕らに朝を迎えろと?」
マシロにはまだ不満が見え隠れするが、アオイはヒノメの申し出で妥協した。
「じゃあ、夜明けには塔へ着けるように動こうか」
「そっちは明日の昼まで二人きりってことになるが……」
「私は相当
茶化すように言い、アオイが小さく微笑んだ。
「分かりました……ではせめて、今の内に仮眠は取っておいてください。それも嫌なら、眠らせて塔に置いてきますので」
赤い眼が、不穏に覗いていた。
双方に温度差こそあれど、望むことは一つしかない。
(……オレだって、無事で終わりたいさ)
その言葉を、ヒノメが口にすることは無かった。
───
赤い着物というのは自然の中でも、存在感として大きかった。だが、今やその目を引く色は岩陰が覆い、気配は環境音がすっかり包み隠している。
野営地は川辺から変わらず。改めて広く視界を取れば、圧倒されるような心細さを覚えてしまうアオイだった。
ヒノメはと言えば、程よい傾斜に身を預け眠りについたところだ。
結局、マシロは写輪眼を使わなかった。
『“休息”ではなく“気絶”になってしまいますから』
『お前の裁量どうなってんだよ』
気怠さを隠しもせず、ヒノメはひたすら面倒臭そうだった。マシロは掌を翳し、寝かしつけるようにヒノメの目元を覆う。
“チャクラコントロールの応用で、筋疲労を和らげることが出来る”のだと……そう言っていた。
『そんなこと出来るなら、最初から使ってくれりゃいいのに……』
『無理を前提にするつもりはありません』
処置が済んだ頃にはもう、ヒノメは寝息を立てていた。
そんな二人の一部始終を、アオイは黙って見守っていたのである。
「……相当疲れてたね」
「隠そうとする癖、どうにかならないでしょうか」
「私も人のこと言えないからなぁ」
アオイの感覚で言えば、“弱みを晒すことが怖い”のだと思う。野生動物のようだと言われたらそうと認めるしかない。それほど、本能的な忌避感が根っこにある気がしている。
「アオイはむしろ話してくれるようになりましたよ。ヒノメは逆なんです。どんどん意固地になって来たというか」
「……仕事してないと不安なんじゃないかな。白眼の感知って見える、見えないで成果出しやすいし」
「それで身体を壊しては元も子もないのに……」
「……」
マシロが悩ましげに肩を落とすのが、見ているアオイにも心苦しい。
確かに、最近のヒノメは様子がおかしかった。やたら慎重であったり、かと思えば今のように妥当でない判断が増えていたり。何かしら事情がありそうだ、とはアオイも感じていた。
“事情”については見当が付かないが、この様子ではマシロにも把握できていないのだろう。
「……一先ず、この任務をちゃんと終わらせて……また落ち着いて話す機会を作りたいね。今詰めたって理由付けて躱されるだけだろうし」
「そう、ですね。少しは冷静になれると良いんですけど」
「いっそ不満ぶち撒けるのもアリかな?」
アオイの雑な提案にマシロは一瞬キョトンとし、そして小さく笑う。
「……フフ、とことん困らせてやりましょうか」
思わず溢れたような、困ったような笑みだった。
───
ヒノメが眠っているとはいえ、任務は今も継続中である。完全な穴を空けないよう、アオイはこの間も偵察に出るつもりだ。
「ぐるっと回って見てくるよ。一時間経っても戻らなかったら、その時は塔で合流ってことにしてほしい」
「……くれぐれも、お気を付けくださいね」
「逃げ足には自信あるんだ」
そう言ってアオイがニッと笑った。そのまま立ち上がり、ずっと被りっぱなしだったフードを脱ぎ払う。
「食料、持って行かれます?」
「それは大丈夫……あ、そうだ──」
アオイの視線が、マシロの背後へと向いた。
「さっきの巻物、やっぱり自分で持っててもいいかな?」
「……こちらですか」
先程水浸しになった「地の書」は、ようやっと水が垂れなくなってきたところだ。利用価値も既に無いだろう。
「持ち歩くには不便ですよ?」
「うん。それで気合い入れ直そうかなって」
「……」
あの暗い表情が脳裏を過ぎる。
「せっかく拾ってもらったのに、もう捨てたりしないよ」
マシロにアオイの真意は分からない。ただ、本人の言う“気合い”による切り替わりは確かに感じていた。
アオイは真っ直ぐマシロを見つめ、返答を待っている。
「そういうことなら、仕方ありませんね」
「ありがとう」
本来、却下する理由も無い。
そのまま巻物を手渡してやろうとして……マシロがふと動きを止めた。
「?」
「どうせ使えませんし」
印を組み集中し始めたかと思えば、巻物をパッと大きく振るう。岩の壁際に飛沫が飛ぶが……その水量は、不自然に多い。
マシロは巻物を今度こそアオイへと渡した。まだ僅かに湿り気を覚えるが、水没のことを思えば、ずっと乾いている。
「これで少しは軽くなったかと」
「……器用だね?」
アオイの素直な感嘆に、マシロは悪戯っぽく笑う。
「じゃあ、行ってくる」
軽やかに去って行く背中を見送る。
空を背に映した姿が、無性に眩しかった。