三つの惑星の適当な話   作:あずき@

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会合

「で、またお前が出張るわけか」

 

とバレッタが吐息混じりにタバコの煙を吐きながら言う。

 

「なっはっはっはっ! ようやく巡ってきたイベントなんだ! 楽しまない手はないよ」

 

そう言うのは川神百代…バレッタの相方とも言うべき存在だ。

 

「…まだDIOの奴にこだわってんのかい?」

 

バレッタの言葉にピクリと揺れる百代。

 

「『支配』を示す天海領…その中で神の側近に連なる神。その一人がDIOだ! 私たちが打倒すべきね!」

 

(いやいやあんたの場合、『愛』を掲げる初音領のみならず『自由』を掲げるウチの幹部連中も対象だろ?)

 

「ま、強い奴とヤりあえればそれでいいんだよ」

 

(デスヨネ〜)

 

「…まぁ私は私で仕事をするまでさ。元々『依頼』に事欠いたことはないけど戦時の方が見入りはいいからね」

 

バレッタがニヤリと笑う。

 

「そんじゃま…」

 

「行ってきますか!」

 

こうして二匹の猛獣が野に放たれたのだった。

 

 

一方その頃…

 

「いやぁ着いた着いた! ここに来るのも久し振りに感じるなぁ〜」

 

「霊夢様…恥ずかしいですからあんまりキョロキョロしないでくださいよ」

 

いやぁそうは言われましてもね? めだかさん。やっぱ他の惑星は新鮮じゃないですかぁ。

 

私たちは現在、初音領に足を運んでいる。

 

主な目的は、今回のイベントに関することで、割りかし良好な関係にある初音領とはなるべく早いうちに協力体制を組んで置いた方がいいだろうと考えてだ。

 

「でもぶっちゃけ意味ないよね。この会合」

 

「……まぁウチの連中は『自由』ですからね」

 

天海さんところの方々も大概ですけどね〜!

 

「だからこそ即急にこうして初音さんに協力して頂く必要があるんです! っと、着きましたね」

 

ここが初音領の中核、この学園都市のちょうど中央に位置する巨大ビルディングだ。

 

アポなしで来たわけだけど大丈夫かなぁ、などと考えていたがどうやら向こう方もこちらが来たら対応するよう言われていたらしく、アッサリと中を通ることを許された。

 

「初音さ〜ん、いるか〜い?」

 

議会場の扉を開けながらそう言うと中から初音さんの泣き顔が飛び出してきた。

 

「うわぁぁぁん! 霊夢さーん! もう駄目だお終いだァーーーーッ‼︎」

 

ちょっ…! いきなりヘタレ過ぎでしょ……

 

「毎度ながらすいません」

 

と初音さんの接近の一人、ジョルノさんが申し訳なさげに頭を下げる。

 

「ほ、ほら初音さん! もう大丈夫ですから泣き止んで下さいよ。最悪の事態にならないためにこうして私たちも来た事ですしね?」

 

「でもでもだってぇ〜〜!」

 

でももだってもありません!

 

あぁもうジョルノさんが申し訳なさそうにしてるよ…

 

「やれやれ相変わらず諦めが悪いねウチの姫さんは」

 

そう言いつつ現れたのは初音領幹部の一人、グレート巽さんだ。

 

「またあなたは、試合のマッチメイク形式で戦争をプロデュースするつもりですか?」

 

そう言うとジト目で巽さんを睨みつけるジョルノさん。

 

えぇ〜…今までそんな事してたんすか、巽さん……

 

「ロハで提供するには勿体無い試合が多いのは確かじゃねぇか。なんだったらお前さんも参戦したらどうだい? ギャラなら個人的に払うぜ?」

 

巽さんも懲りないなぁ。ほらージョルノさんもピクピク来ちゃってますよ〜。

 

「あなたも幹部なら少しは自重してください! ただでさえウチはトップが頼りないんですから!」

 

「うわぁぁぁん! ごめんなさいぃぃい!」

 

なんたるカオス……こんな調子で大丈夫なのかな?

 

「とりあえずこのままではラチが空きませんし、一旦席に着きませんか?」

 

……めだかさん、冷静すね。

 

「まぁウチの馬鹿(神々)共で慣れっこですから」

 

さっ、さーせん!!

 

それからしばらくして集まった二陣営の側近幾人かと私と初音さんは、互いに現状と方針、後肝心の原作の流れの確認を行っていった(因みに終始、頭を抱えてガタガタしていた初音さんだが、どこからともなく現れた八雲紫さんに慰められてどうにか落ち付きを取り戻していた)。

 

で結局、槍玉に上がった最大の問題点はというと……

 

「「「「「「いかにウチの馬鹿(幹部)共の暴走を食い止められるか(だね)(ですね)(だよねぇ)」」」」」」

 

これに関しては暗鬱な未来しか見えないです。はい。

 

「まず最初に動きがあるとしたらジュエルシードが降ってくるときですよね。三惑星同時に」

 

「でしょうね。全てはそいつを処理してからです」

 

ヘタしたら戦争以前に惑星崩壊の危機だしね。

 

「ウチの分に関しては確実に被害を抑えたいので私が出ますよ」

私がそう言うと初音さんがギョッとしてこちらを見てきた。

 

「霊夢さんは私を守ってくれるんじゃないんですか⁉︎」

 

いやなんでだよ!

 

「おいおい我が国のトップがなにを泣き言言ってんだい。お前さんは悠長に構えてただただ歌っときゃいいんだよ」

 

と、ニヤリと笑みを浮かべながら言う巽さん。

 

「確かに初音さんにヘタに動かれても困りますからね」

 

「と言うか初音さんの周りに人が集まるように誘導するカタチが理想でしょう。ゲリラライブを敢行して巽さんのとこから中継配信するのはどうですか?」

 

「すでにスケジュールは押さえたあるんだなぁこれが」

 

「私の知らぬ間に包囲網が…‼︎ なんか理不尽じゃありませんか!?」

 

「「「「「「全然」」」」」」

 

「ヒドイ!」

 

と、まぁお決まりのコントは終わりにして本題に入らねばな…

 

「……天海さんはどう動くつもりかな?」

 

「ッ! あぁそうですね。あの方は、読みずらいところがありますからね」

 

「どちらにしろウチらの陣営にとっちゃ都合が悪りぃぜ。そもそも簡単に侵略なんぞされちゃあ俺達幹部の泊がつかねぇ」

 

巽さんの言葉にコクリと頷くジョルノさん。

 

つまり結局のところは…

 

「「「「「「幹部対幹部、全面戦争だ!」」」」」」

 

デスヨネ〜…はぁ〜あ……




どうも。あずき@です。

数あるキャラクターの中からグレート巽を選択する辺り、筆者の趣味趣向はお察し。

そこで、と言うのはなんですが、皆さんに当作品へ登場させて欲しいと言うキャラを募集したいと思います。

多分、意見を求めるには早すぎると思うので無期限ということで。

条件は、このキャラをこの領に、と言う感じで。例えば『自由』そうで『自由を謳歌』していそうだなぁ、というキャラなら博霊領。『支配』なら天海領。『愛』なら初音領と言った感じです。

ただし筆者がすでに考えていたキャラの場合、そちらの設定を優先させて頂くので悪しからず。

これらの意見は活動報告に記入してください。

では今後ともよろしくお願い致します^ ^
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