滅菌作戦決行。
エイダと出逢い即サイナラ。
Gバーキンに備えなきゃ……。
脱出だ!(今ココ)
ラクーン事件の佳境へ。
P-4レベル実験室で何やかんやして手に入れた何本かのGワクチン。
Gバーキンに試す為、脱出する為にアンブレラ専用の地下鉄道を利用する事にした。 本来ならレオンとクレア、シェリーが脱出に使う手段だが……どうせ奴は来るでしょ。 俺は詳しいんだ。
「シェリーじゃなくて、なんで俺なんだろうな。 前もそうだったけど。 サンプルに反応してるのかね?」
都合良いので深く考えず進む。
準備して列車に乗り込み、稼動。
いざラスボス。 最初から構え、後部列を見る。
「さて……来るか」
揺られる事暫く。
ズドンッ、と大きな振動。
来た…奴だ。 Gバーキン最終形態だ。
「よぉし、実験の時間だゴルァッ!」
ドアを蹴破り最後尾へ。
そこには屋根の事如くを破壊し、無理矢理乗り込んだ視界一杯の巨大肉塊が。
「シェリイィイイイッ!!」
歯がビッシリのデカい口から娘の声が。
声帯が何処にあるのか知らんが、負けじと叫ぶ。
「いるのはEDFの俺だけだッッ!!」
挨拶にPA-11SLSのフルオート。
「うおおおおおっ!」
鞭の様に飛んでくる触手を弾幕で千切り、空マガジンを銃身を傾けた勢いで飛ばして新たな弾倉を叩き込む。
間髪入れずMG11グレネードの安全ピンを連続で抜いてレバーを飛ばしては口に3つ連続全て放り込み、口内炎を味わって貰う。
痛いだろう、俺の苦しみよりマシだろうが。
「UM1よりマシと思え!」
忘れ物の名を叫び散らしながら、ワクチンを手に持ち吶喊。 リバースシューターかボンバーみたいなら近寄らないけども。
鞭攻撃や強酸攻撃をローリング回避しながら直接肉塊にブスリ。 何処打てば良いかなんて知らんが、取り敢えず打ち込んだ!
「グギャアオオオオオオッ!?」
悲鳴を上げるGバーキン。
暴れる鞭に薙ぎ払われ、吹き飛ばされる俺。
「ぐっ……でも効いたな!」
が、しかし。 悶えるばかりで自壊しない。
量が足りないか。 仕方ない。 いつもの流れだ。
転がされた姿勢のまま、最前にローリング移動すると、そのまま連結器を撃ちまくり破壊。
「じゃあな、ウィリアム・バーキン」
そのまま奴は切り離され、彼方へ消えていく。
これが1番早いと思います(虚。
「はぁ……量の問題かな。 次回試す」
次回が無い方が良いけどな!
もうコレで何度目だよ。 記憶領域が化物で圧迫されるよ。 カビにヤられるよりマシだとしても。
「こちら只野二等兵。 郊外に脱出寸前です、後で回収班回して下さい」
言い捨てる様に無線を切ると、俺は倒れ込む。
「懐かしのラクーンって頃にはどうなるか」
暫し寝る。 先は長いんだ。
大勢待っている。 時間は掛けてられない。
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「ヘブンズ・ゲート……作戦完了」
「全機帰投せよ」
朝日が昇る頃、ラクーンは火球に包まれた。
合衆国政府の滅菌作戦。
新型ミサイルがラクーンシティに撃ち込まれ、次々に着弾。 街は化物ごと吹き飛び、跡形も無くなった。
生き延びたのはEDFと僅かな生存者のみ。
犠牲者は10万人を超えるとされ、未曾有の大惨事となってしまった。
真実は公表されず、EDFも混乱と政府との直接衝突を避ける為に多少倣う事になる。
「エイリアンの次は生物兵器か」
「新たな戦場に備えて下さい」
「最も敵は政財界にもいるがな」
後にラクーン事件と呼ばれる大事件。
コレを切欠にする様に、世界中でバイオハザードが発生していく。 対抗する様に私設対バイオ部隊が点々と出来ていく中、EDFも平和の為にと参戦していく。
それには責任追求を危惧した製薬会社連盟により組織されるBSAAの様に、政治的思惑も絡むのだが、語るのは少し先となる。
とにかく、今は無事を喜ぶ事だ。
「只野二等兵の回収班を向かわせました」
「奴は何を知っている?」
「偶然では無い。 そう考えるべきでしょう」
先は長い。 厳しい環境になる中、皆足掻く。
奴らに1発喰らわせる。 その為に。
早巻きでラクーン事件終了。