ハイゼンベルクと取引
メモ
機械化死体兵ゾルダートシリーズ
ゾルダートとはドイツ語でソルジャー
アイン 最量産型? ドリル1本
ツヴァイ ドリル2本 背中弱点
ジェット ロケットエンジン 頭部安定翼装備
パンツァー 人間戦車 全身にアルミ合金装甲
シュツルム 試作機 ターボプロップエンジン
制御ヘッド装置装着
電極から発生する擬似脳波で挙動安定
出力を補う為にカドゥ制御リアクター移植
人工血液メタアルブミン
イーサンがミアと共にアメリカからヨーロッパに引っ越して軍事訓練。
流れでローズが生まれるのだろう。 そうなればタイミングは分からずともミランダがミアに成り替わる。 そしてクリスの部隊がウィンターズ家を襲撃して正史通りの展開となる。
ソレに構ってる暇は無い。 構って貰おうとしている人形はいるものの。
「繁殖妨害しないんだねぇ」
「なんでする必要があるんだ」
「だってローズマリーの所為でイーサンも村人も死ぬんだよ。 生まれなきゃ平和なんだよ」
「ローズが生まれなかったら、それはそれで遺恨が残る。 未来もどうなるか分からん」
「それだけで今を生きる人を殺すんだ?」
「助けるよ。 じゃなきゃ干渉しなかった」
正史における村人全滅は避けたい。
自己満足なのだが、死なれると気分が悪い。
対して それもそっかー、と人形。
そんは彼女は新兵装備な迷彩服。 わざと着崩して鎖骨と胸元を広げ、帽子から流れるロングの黒髪が憎らしい。
「それより状況を教えてくれ」
「りょー……リストのスクラップを工場に送り付けてるよ。 ミランダにバレてないと良いけどね」
「工場は村外れにある。 そうでなくてもハイゼンベルクは上手くやるさ。 個人でアンブレラ並みのBOW、ゾルダートを量産する設備と数を揃えられたんだから」
ミランダに黙認されていた可能性はあるが。
今は来たる日に備えるばかり。
「でもさぁ」
「なんだよ」
「"あの鉄屑"までいる?」
「E1合金製のか?」
E1合金製のナニか。
EDF5、6を知る者なら分かる"通称鉄屑"だ。
あんなものが戦時下以外で役に立つのか。
「単純な質量兵器なんて役立つ?」
「ボディは頑丈だ。 並大抵の兵器は通用しない」
「まー、エイリアンの攻撃に耐え、怪生物に接近戦を挑める堅牢さだったからね。 物理的な攻撃しかしないBOWから身を守るくらいには使えるよ」
「ハイゼンベルクなら上手く弄るさ」
機械に詳しく無い只野は丸投げだった。
ただハイゼンベルクのスキルの高さは買っている。 何とでもなりそうだ。
「他は、まんま使いそうだけどね。 フェンサーの強化外骨格のパワードスケルトンとか。 ウィングダイバーの飛行ユニットとか。 レンジャーの銃火器やビークルも。 レールガンなんて能力に合ってるんじゃない?」
「使える"手"があれば良い。 実のところな」
「私にも手があるからね! 手伝うよ!」
「邪魔はするなよ」
「大丈夫だよぉ」
コイツの言う大丈夫は信用ならない。
付き合いは短いが、それは言える只野である。
「だから、ムラムラの時は言ってね!」
「ツッコまないぞ」
戦闘がなくても疲れる。
何かの弾みで壊したい。 いっそハイゼンベルクに譲渡したい。 でも機密の塊だからなぁ。 変に知識を付けたハイゼンベルクが某厨二病の真似を始めても困るしなぁ。
暗黒面に堕ちかけるも、上層部もこんな気持ちだったのかなぁと今更に思う。
「肝心の俺達の装備は? 調達出来たか?」
「うん。 でも旧式ばかり。 最新のモノほど管理されていて持ち出せなかったよ」
管理が雑なEDFが?
砲弾みたいな手榴弾に危険の貼紙だけして倉庫にブン投げていたEDFが?
それらは主観だが、只野は疑問を口にした。
「で、本音は?」
「上が在庫処分したがってる」
「またか! 遊びじゃないんだぞ!」
ツッコミを入れた。
要らないモノを始末したいのは分かるが、その押し付け先が自分とあっては堪らない。
「ただでさえ火力不足なのに!」
「贅沢言わない! 旧式でも回してくれる内はありがたいんだよ?」
「くっ……初期イーサン装備よりマシか」
ハンドガン1丁とナイフだけで、最初のライカン襲撃を生き延びたイーサンを思う。
比べたら断然マシだ。 それでもあるに越した事はないが。 ミランダ戦とか。
それを案じてか、人形は慰める。
「まぁまぁ。 旧式でも改造パーツを付ければ使い勝手も良くなるよ」
「PA-11SLSみたいにか」
「取り寄せるからさ、元気出して?」
「そうだな……色々と贅沢言ってスマン」
「因みに情報に聞くデュークって商人に渡しておこうと思うから、欲しかったら、お金払ってねぇ!」
「なんでそうなる!?」
「だってEDFが何でも用意したら商売あがったりじゃん。 可哀想だと思わない?」
「なんで、そういう気遣いの仕方なの?」
隙あらばコレである。
デュークはイーサンに武器弾薬等を売ってくれる太った商人なのだが、謎が多い。
幻覚なのか現実なのか、人間なのか。
ゲームではイーサンが最期の戦いに挑む前、質問した事があるが本人は分かりかねます、と言って分からず終いに。
そんな謎存在に只野や人形が絡んで良いのか不明だが、出番を完全に奪う訳にもいかない。 4の武器商人と違い物語に干渉している節もある故に。
「地獄の沙汰も金次第?」
「ならループものを止めて欲しいね」
「あー……只野ってそういう設定だもんね」
「設定いうな。 これマジで辛いからな?」
「よく精神持つね? マリスのお陰?」
「さぁな。 だとしても感謝しないぞ」
状況は進まない様で進んでいく。
ライカンとのドンパチまで、あといくつ。
更新未定