EDF、ロックフォート島へ。
ウェスカーとアレクシアめ!
只野、クレアとスティーブに出会う。
EDFは頭を悩ます。
ラクーン事件から約2ヶ月間、アンブレラ関連だけでもバイオハザードが何件か確認されたからだ。
シーナ島は別働隊がほぼ制圧したが、時を置かずしてロックフォート島が汚染される。
何方もtウィルス系で、事故ではなく故意に発生したテロだ。
EDFはtウィルスワクチン「デイライト」で対抗しつつ、部隊が各地で奮戦中。 シーナ島は様式美の様に爆発したが、その後始末に追われる。
一方、ロックフォート島は派手にドンパチしている所だ。 政府に介入されて邪魔される前に、何とかしたい。 また自爆するかも知れないが。
「バイオテロ……驚異的だな。 島なら抑え込めるが、大陸で汚染区域が拡大してみろ、いよいよ人類滅亡の危機だ」
「はい。 急務であるワクチン量産は進めていますが、首謀者側も対策してくるかと。 新型が出る前に開発元を叩く必要があります」
海洋汚染系とか。
ウィルスだけでなく寄生虫だの特異菌だの。
「分かっている。 早く諸悪の根源を断ち切り、出来る限りの芽を摘み取ってやる」
EDFは奮闘する。
プライマーとの大戦でも生物兵器が大量投入され、地平線を埋め尽くし空を覆い尽くす量の敵に襲われてきた。
その時の苦労・戦訓と比べたら、少数だけなら何とか出来る。 問題は感染拡大、ウィルスの進化。
「ロシア某所で不穏な動きを確認しました」
「なに?」
「詳細は確認中ですが、アンブレラが裁判の長期化を図っている事に関係があるかも知れません」
「最寄の部隊を調査に向かわせろ」
「既に。 モスクワ守備隊の一部を含む部隊が準備中です」
「分かった……南極基地といい、アンブレラは何処まで根を下ろしている事か……」
この先どうなるのか。
いくら只野がある程度の流れを把握していたとしても、何も権限が無い以上、最後の判断は本部ら上層部が決めるしかない。
それでも現場での行為が戦局を左右する。
只野はソレを知っている。
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島中でドッカンドッカン派手に施設を吹き飛ばす隊員を尻目に辿り着いたは立派な屋敷。
中に入れば島主なアルフレッド。 没落貴族アシュフォード家の当主。 孤独感もあり……まぁ元からかも知れないが、囚人に酷い事して楽しむ狂人である。
そんな狂人と対峙中の俺達。
いやぁ乱世乱世。 この先これ以上に酷いと知りつつも、それでも進めるしかない。
「これはこれは天下のEDF。 お前達か、島にウィルスをばら撒いたのは!」
「言っても無駄だが一応言う。 俺達じゃなくてウェスカーって屑野郎の仕業だ」
「って事らしいぜアシュフォードの坊ちゃん。 だから大人しくライフル下げてくんね?」
「黙れ。 虫ケラの分際で指図するな!」
「駄目だこりゃ」
2階からLS付ボルトアクション式スナイパーライフルMR7でバキュンバキュン撃ってくるアルフレッド。
KFF程の威力はなく、柱が破壊される事は無いが、危険に変わりない。
俺とカルロス、クレアとスティーブは柱に隠れて話し合う。
「身動き取れねぇよ!」
「そうね。 でもいつまでも居られない」
「只野、最悪逮捕は諦めないか?」
「最悪はね。 でも生捕りにしたい」
「そんなに重要なのか」
「いや、奴自体に大した価値は無いぞ」
「酷い言い様だ」
スティーブ君。 苦い顔するな。
親父の件をディスってる訳じゃないぞ。
「でも鶏肋程度に役立つさ」
一緒に南極旅行でもして貰う。
その後は監獄を支配する側から、逆にブチ込まれる覚悟の準備をしておいて下さい。
「アルフレッド・アシュフォード! 貴様をなんちゃって重要証拠人として逮捕する!」
「テキトー過ぎだなオイ」
カルロスにツッコミされつつ、相手の反応を聞く。
「大切な日、大切な人が帰ってくる!」
「は?」
「それなのに他所に行くなんて有り得ない」
「アレクシアかい」
「そうとも。 だから邪魔をするな!」
バキュンバキュン撃たれたので、また隠れる。
やれやれ。 孤独に耐え兼ねて自らに妹の人格を宿し歪んだだけはある。
「アレクシア? 資料じゃ死んでると」
「偽装だ。 奴は南極基地で寝てる。 でも今日辺り目覚める予定さ」
「何故分かる」
「分かるのさ。 信じろ」
「あいよ。 いつもの奴ね」
隙をつき、俺とカルロスで反撃。
弾幕を張り威圧。 怯んだ隙に前進。
「虫ケラの分際で!」
などといいつつ、逃げるアルフレッド。
罠だとしても追い掛ける他なし。
「クレアとスティーブは来るか?」
「ええ、役立つなら」
「クレアが言うなら逃げる訳にいかないだろ」
「ヨシ。 ただ無理はするな、基本は俺とカルロスで何とかする」
「おいおい、部隊呼んだ方が良いんじゃ?」
「化物の大群で忙しいさ。 行こう」
「相変わらずの行動力だな」
皆でアルフレッドを追い詰めて行く。
この後、訓練所やら何やら行って奴の遊び相手になるのだが、周回プレイ済の俺に隙は無い!
「大船に乗ったつも「ウボァ」邪魔すんな!」
何処でもいるゾンビにハグされかけて、撃ちまくる。 幸先悪いが、まぁ良くある事だ。
人気者は辛いね。 先は長い。
作者のリアルもハザードでツライさんなのだ。