原作本編のボリューム不足の是否、整合性云々の意見はあれど、これまでの集大成?オマージュ?があったり、レオンは格好良かったし、グレースとでアクションと謎解きパートで別れていたのは良かったという意見が多数かな?
re4のパリィなど進化した感。けれどまさかロケランをパリィ?とは…クリス共々人間辞めてる感がありますね…
斧ではなく銃によるトドメの一撃の発動条件が判りにくい?サイトつけちゃうと途端にできなくなる?など、やや不便さを感じた人もいたかも?
さても色々と印象深いラクーンシティへ
作中時間では事件から28年。1998年ですか
早いような虚しいような……
情報に誤りがある可能性があります。ご注意下さい(今更感
1998年アメリカ中西部ラクーンシティ。
郊外で起きた洋館事件や、アンブレラの某内輪揉めで起きたtウィルス漏洩事故により、市街地はゾンビだらけとなる。
現地のラクーン市警R.P.D.や、救助隊の努力虚しく感染は拡大。 合衆国政府は封じ込めは不可能と判断、滅菌作戦発動。 ミサイルを撃ち込み、同市は消滅した。
これら一連をラクーン事件と呼ぶ。
ミサイルの発射命令を出したのは国の裏側の権力者、ファミリーの頭シモンズ。
合衆国の権威云々の為、同市にミサイルを撃ち込んだ……と思われていたが、まだ裏の話があったのだ。
記録だと誰もミサイル発射命令を出していなかった。 ペンタゴンでもなく、では何処の組織や人物が?
追っていくと更に裏、謎の犯罪組織コネクションが絡んでいく。
ラクーンシティ中心部の地下研究所ARK、そこにスペンサーが最後に開発したウィルスと噂されるエルピス。 コネクションはそれを秘匿、誰にも奪わせない為に裏の権力を行使。 大統領の許可を得られずとも、国防省や政府に働きかけ、政府とコネクションの癒着を隠蔽する為にも同市にミサイルを撃ち込んで誰も近付けないようにしたのだ。
感染拡大阻止、という表の理由は嘘ではないにしても、真の理由は別にあった。 そしてミサイル発射を命令したとされるシモンズ、そのファミリーは政府とコネクションの間に入る仲介役、下請けのような存在に過ぎなかったとか。
以後、ラクーンシティはロックダウン。
コネクションが政府と共謀しアンブレラを排除、その技術や施設を吸収、ARKを占領。
エルピスを手に入れる為のパスワードを探りつつ、BOWの研究や実験、生産拠点としてラクーンシティ跡地を利用していく事となる。
BOWを販売するコネクションとの取引相手には合衆国政府が関与しており、封鎖期間を2040年まで延長したり、BOW拡散防止条約からの撤退という露骨な云々の流れも、この一件が絡む。
そんな政府機関とのパイプがあり、ある程度の権力を持つコネクション。
そんな秘密結社的な連中が牛耳るラクーンシティ跡地へ向かおうというのだから、事実上の殴り込みというべきか。 派手な妨害やドンパチは覚悟しなければならない。
そして2026年現在。
悲劇のラクーン事件から28年後。
レオン・S・ケネディ。
あの日を生き延びた英雄は同市に帰還した。
しかし不幸にも黒塗りの高級車なポ◯シェは市街地の途中で止められてしまう。
瓦礫で進めないのもあるが、現地のEDFの部隊に止められたからだった。
フェンサー部隊とレンジャー部隊を中心にして現在地を確保。 近くの廃墟や道際にテントやコンテナで拠点としていた。 中を見るに相当の物資が持ち込まれている。
偵察には小規模なウィングダイバー隊が担っている。 決められた半径距離を飛び回り哨戒、屋上を転々とし情報を集めているようだ。
「止まれ! 予想より遅かったな、遅刻か?」
「なんだ。 こんな所までスピード違反の取り締まりか。 EDFは暇だな」
「その逆だ。 EDFは此処の実態調査を進めた結果、諸悪の根源とされるコネクション、ソイツらが巣食うARKの制圧を最終目的とした。その過程で強制捜査をするレオン、あんたの援護をしろと上からお達しだ。 恐らく抵抗を受けるだろうからな。 ここにある物資は好きに持っていってくれ。 あとBSAAが俺たちみたいに拠点やコンテナを点々と置いている。 今は使われていなさそうだが、物資は残っている筈だ。 使えるなら使っちまいな。 悪事に使われるよりマシさ」
「ありがたいが、人気者は辛いね」
「ゾンビやBOWも確認されている。 瓦礫の山も邪魔だが、中心部に陸路で行くのは一苦労だぞ」
「ヘリを寄越せないのか?」
「寄越して中心部に向かったら、謎のエンジントラブルやら対空ミサイルやらで撃墜された。 楽はさせてくれない。 使っても哨戒止まりだよ。 仕方ないんで、工作隊と特殊作戦コマンドが陸路を確保して進行中だが、道中ゾンビやBOW、ARKの防衛隊らしき部隊に阻まれて思うように進まない。 上は合衆国政府から謎の圧力もかけられているそうだ。 コネクションの仕業だろう」
「穏やかじゃないな」
「歓迎されてないのは分かる」
「ゾンビやBOWがいるってのは只野から聞いたが、本当か?」
「ああ。 来てくれ」
赤ヘルの隊長がレオンを連れて、近くのテントに案内した。 そこにはEDFが持ち込んだ緑箱ほ武器コンテナや医療品を入れた白コンテナが隅に積まれている。
他にも大型の武器コンテナらしき物があり、蓋はデジタル式、液晶らしき画面があり、武器装備を表示するタッチパネルとして機能。 必要なデータやパスワード等を入力すれば必要とする武器を自動で出してくれるらしかった。
真ん中には折り畳みテーブルが置かれて、その上には様々な写真や資料が置かれている。
そこには28年前のミサイル攻撃から生き延びたであろう、ガリガリに痩せたゾンビの群れや強靭そうなBOW、分隊行動をするBSAAの重装備な特殊部隊が写されていた。
それらを見せながら、前述の滅菌作戦の裏話をしていけば、いよいよ眉間に皺を寄せる事態となる。
「馬鹿な。 只野の話は真実か」
「俺たちも見た時は驚いたよ。 滅菌作戦、EDFでいうコードN、大量破壊兵器N6を撃ち込まれた筈なのに、市街地の形を保っている事や、28年前のゾンビが動いている事にもだが……たぶん目当ての地下施設まで被害を出さない為の手加減だ」
「ARK……そこにあるエルピスとやらを隠す為に仕組まれた滅菌作戦。 合衆国政府とコネクションの共謀。 DSOはCIAやペンタゴンへのアクセス制限や、監視レベルが強化されて上手く探れない。 挙句にコネクションの根回しで捜査中止命令ときた。 まぁこうしてサービス残業をしているが。 EDFの方は?」
「似たようなもんさ。 エルピスの正体は依然不明。 コネクションの規模や実態も不明。 分かるのは連中が政府と仲良くしているお陰で、予算やら権限やらで上が苦労している事か」
「その割には派手に動いて見える」
レオンは周囲を一瞥。
テントの中や周囲には武器弾薬コンテナが積まれていて、それなりに物資が潤沢に持ち込まれているように見えた。
部隊も小規模とはいえない。 政府とコネクションのコンビネーションに悩まされている割には派手にやる。
「いいなりになるだけがEDFじゃないんでな」
「分かるよその気持ち。 只野も文句は言いつつ単独で動き回っていたしな」
「その只野准尉はどうした? 一緒かと思ったが」
「愛車の戦車で来るって言っていた。 もう直ぐ来るだろう」
「おいおい、療養所からラクーンまで何マイルだ……いや、最新のバリアスならかなり速度は出るが、公道を戦車の履帯で走るなよ……」
「EDFはそれ以上にヤバい事をしていると思うんだが、もしかしてジョークで言ってるのか?」
「そう捉えて貰っても構わない。 何にせよ、ここじゃ更に派手にやっても誰も文句は言わないだろうさ。 必要なら砲兵隊だけじゃない、空軍や衛星兵器だって使う。 その為にエアレイダーが来ている。 ヘリより高速で高高度の存在だ、簡単に撃墜はされないだろうよ」
「いつもこうならな……ゲホッ、ゴホ……」
咽せるレオン。 口から少量の吐血。
「……tウィルス遅発性致死性症候群。 略称ラクーンシンドローム。 全身に黒いアザ、末期に近いステージ3。 そんなボロボロの体でよく来たよ。 もうEDFに任せても良いんだぞ」
「いや、駄目だ。 ここは俺の原点だしな。 まだやれる。 だから、行かせてくれ」
「わかった。 だが何でも1人で済ませようとするな。 俺たちを頼ってくれ。 先行部隊もいるし、これから来る只野准尉も同じ事を言う筈だ」
「わかった。 世話になるよ」
丁度その話を終えた辺りで、外から高速で動く履帯音。 そして隊員が叫ぶ。
「戦車だ! 戦車が来たぞー!」
「バリアスTZ4-S。 最新型だ!」
「要請した戦車隊? いや、単独だぞ」
「乗っているのは只野准尉だ!」
「まさか療養所から陸路で?」
「何にせよ戦力が増えたな!」
どうやら只野が到着したようだ。
早速、本人の声がテントの外から聞こえた。
「車があった。 レオンは来ているな?」
「はっ! あちらのテントにいます!」
「グレースが戦車の中にマグナムリボルバー、レクイエムを置き忘れてた。 元はレオンのだろう、返すよ。 これで悪い奴を吹き飛ばせるな」
「……休憩は終わりだ。 行くとするよ」
「幸運を祈る」
レオンが言うや、赤ヘルや周囲の隊員らが敬礼で見送ってくれた。
レオンは振り返るでもなく、片手をあげて軽く返礼とした。
戦場はラクーンシティへ移り変わる。
だが廃墟と化しコネクションの実験場にされた同市で、EDFが遠慮する理由はなかった!
後書き
ウェスカーモドキのゼノの経歴不明…
なんか、ポッと出て直ぐ退場した感も