バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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前書き
バイクチェイス。ヴィクターと犬型BOWガルムの妨害を受ける場面へ
あのシーン、CG作品のオマージュ感


122.CM-G-002ガルム&ヴィクター戦

ARKへ向かうべく、軍用バイクフリージャーで悪路を進み、ラクーン中心部へ移動するレオンと只野達。

しかし、近くの廃ビルで待ち伏せしていたヴィクター・ギデオンがロケランRPG-7を発射。 ロケット推進した榴弾が前方の道路に着弾、爆発。 大きな粉塵が舞い、それをレオンと只野はバイクで突き抜ける。

しかし爆発で道が塞がれ、後続とは寸断されてしまった。

そこを大きな狼の群れ……BOWが追跡する。

 

CM-G-002

ガルム$30,000,000〜(三千万ドル〜也)

(約47億円?)(1匹じゃなくセット価格……?)

アンブレラ社で開発されたケロベロスに改良を重ね、更なる大型化と戦闘力の強化を実現したBOW。 時速100kmを超える速度でターゲットを追跡可能だという。

 

 

「レオン、ヴィクターだ! ゴーグル野郎め、マッドサイエンティストのくせしてロケランブッパするとかアグレッシブだなオイ!?」

 

「オマケに犬のバケモノだ。 飼主から良い餌を貰ってたんだろう、随分デカい」

 

「ああ。 しかも躾がなってねぇや!」

 

「ガルルル!」「ガウ! バウ!」

 

 

軽口を吐きつつ、レオンはバイクに搭載されていたドラム式マシンピストルで弾幕を張り、寄って来たガルムを蜂の巣に。

只野はレオンのように悪路を片腕走行できるバイクテクがないので、内蔵されている機関銃をばら撒き、前方のガルムを蹴散らしていく。

 

 

「キャゥン!?」「キャインキャイン!?」

 

「くそっ、何体いやがる! せめてレオンみたいにバイクが上手けりゃ、悪路で片腕操縦、片手打ちもできて捌き易かったろうに! なにぶんフリージャーは悪路に弱い暴れ馬! 内蔵武装はあれど攻撃範囲は前面に限定されて、倒せてもその残骸に乗り上げたり体当たりする事があるから、それも好きじゃない!」

 

「両手が塞がっていても戦えるだけマシだろう。 軽く装甲も施されているぶん、些細な攻撃なら耐えられる」

 

 

そんな会話をしているうちにも、ヴィクターまで白衣を靡かせバイクで参戦してきた。

そちらはBSAAが持ち込んだバイクのようで、深緑カラーで、チューブが露出して目立つもののシンプルな形状だ。

 

 

「ハーッハッハァ! 死ねぇレオン!」

 

「真打登場か?」

 

「おいおい、悪路でバイク乗りながら片手でロケランをブッパしてくるぜ? その体躯も凄いが、しつこさも中々だなオイ!?」

 

「好きにやらせる義理もない。 詰まらん鬼ごっこに付き合うのもいい加減に飽きてきた。 とっとと終わらせよう」

 

 

レオンは、ガルムの群れを只野に任せ、前方を走るヴィクターに斉射。 ロケランを撃つ隙を奪いながら、互いに接近。

レオンは斧を投げつけると、ヴィクターのバイクの燃料タンクに突き刺さる。

ヴィクターも負けじと、手持ちの大型改造リボルバー、ゴーストグラッジを撃ち返す。

しかし元々の命中率の悪さと、レオンが頭を低くし右往左往に回避行動を取ることで殆ど被弾しない。

やっと当たっても、フリージャーの装甲表面に火花が散っただけに留まった。

 

 

「ちいい!」

 

 

苛立ちのまま、ブレーキをかけて後方のレオンに急接近、接触して首を絞めにかかる。

 

 

「お前には、うんざりだ!」

 

「わかるよ、その気持ち」

 

 

しかしレオンは怯まない。

寧ろ接近したのをいい事に、相手のバイクに刺さった斧を引き抜いて取り返し、その勢いで蹴り飛ばすと再び互いに離れて向かい合う。 一騎打ちの姿勢に持ち込み、互いに決着をつける事にした。

 

 

「決着をつけよう……!」

 

「ああ。 もうその面は見飽きた」

 

 

互いにフルスロットル。

正面衝突の勢いだったがしかし、レオンのハンドガンによる射撃でヴィクターのバイクは横転してしまう。

 

 

「がああああ!!?」

 

 

その勢いのまま途切れた道路、そこに剥かれた穴へと落ちていき、そして爆発。

レオンは見届けると、さっさと先に進む事にする。 ヴィクターの逮捕は叶わなかったが、これで脅威は1つ消えた。

 

 

「もう出て来るなよ」

 

 

そこに只野が遅れて合流。

終わった事を察しつつ、共に先へ進む。

 

 

「あの駄犬どもは片付いた。 そっちもか」

 

「ああ……ゴホッ、ゴホ……」

 

「まだやれそうか?」

 

「余裕だ、行こう……グレースが待ってる」

 

「それと白スーツ野郎もいる」

 

 

こうして2人はヴィクター・レギオンを片付け、中心部へと近づいていく。

が、余計な戦闘と回り道でガス欠。 途中で乗り捨て徒歩で向かう先。

 

 

「……まだ残っていたとはな」

 

 

そこは懐かしのレオンの職場だったR.P.D.。

ラクーン市警察署であった。

 

 

「スカウトの情報だと、グレースはARKではなく、ここにいるらしい。 罠かも知れない、気を付けろよ」

 

「行けば分かるさ」

 

 

そうして2人は重厚な鉄格子の門を開き、28年ぶりであろう正面扉を開いて入る。

そこは崩壊するも、懐かしの光景が広がっていたのであった……。




後書き
早送り感。さてもDLCどうなるのか…
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