バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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前書き
何故かARKに行かず、グレースが警察署にいるという事で其方に向かいます
そこでグレースはゼノに1990年ラクーン孤児院のクローン幼女クロエの映像を見せられたり、レオンはタイラントから逃げたり戦ったりしますが当作ではサクサク行きたい
順序が飛んでる気がしますが今更感

懐かしのタイラント戦。ラクーン同窓会かな?
当時は103型だったかな?そこから何かしら進化したのかもですが、パッと見た感じ変わりなさそう
あとSTARSオフィスや、手順を踏んで見られるレベッカの写真といった署内に複数あるファンサ。そのうちの1つに、まさかの豆腐サバイバーの姿が……なんでやねん!(懐


123.CM-T-501タイラント戦

グレースを連れた白スーツ野郎ことゼノはARKではなく、何故か警察署跡地に立ち寄った。

その為、レオンと只野は懐かしのR.P.D.警察署の廃墟を調査。 その途中に思い出話を交える。

 

 

「天井は崩れてるが、面影はある。 意味不明だったパズルもな。 只野たちEDFが解く暇もなく火力で吹き飛ばしたのは、今じゃ笑い話だ」

 

「そうだな。 けどレオンの机は残ってるぞ」

 

 

並ぶ机。 ここもミサイルの爆風が及ばなかったらしく、ある程度綺麗な配列で残されている。

紙類まで残され、文字まで読めるときた。 ゾンビがいてもおかしくない。 というかいた。 ガリガリに痩せた、骨と皮の警官ゾンビが。

よく28年前の体が朽ちないものである。

 

 

「ウボァ……」

 

「もう良い。 休んでくれ……」

 

 

レオン、虚しさと共に銃を構えて発砲。

警官ゾンビは頭を撃たれると、仰向けに倒れて動かなくなった。

漸く彼は解放された。 そう願う他ない。

 

 

「俺が、俺達EDFがあの時、もっと頑張れば、他の面々も救えたかも知れない……」

 

「EDFが来た時には壊滅状態だったんだ。 その中でもよくやってくれたと思う。 ブラナー警部補を救ってくれたのもそうだ。 一方で俺はあの時、何もできなかった……」

 

 

しんみりとした空気になるレオン。

そんな鬱屈とした空気を払拭するように、話題を変えて周囲を見やる只野。

 

 

「……そのマービン・ブラナー警部補の机もある。 あの時、マービンは瀕死の重症でマジヤバかったけど、病院で作られたワクチンが役立った。 娘さんのメリルも、他の部隊が偶然保護したから良かったよ」

 

 

只野は苦虫を潰したような顔で当時を振り返る。

当時は二等兵だったが、随分と無茶苦茶をして生存者を助けて回った記憶がある。

だがメリルのように、知らない所にいた生存者までは首が回らなかった。

それを偶然にも他の部隊が助けてくれたから良かったが、そうした生存者が、助けられた命が他に何人いた事か。

 

 

「ああ……だが今度はtウィルス症候群ときたわけだ。 ARKに治療法があれば良いが」

 

「あるさ、きっと。 その為に白スーツ野郎を倒してグレースを助けるんだ」

 

 

もう悲劇は繰り返させない。

グレースを助けてARKを制圧し、裏で暗躍するコネクションをしばいて叩くのだ。

暫く崩壊した署内を2人は捜索し、 グレースを探す。 道中、ラクーン市警察の特殊部隊STARSオフィスを覗いたりもした。

そこにある集合写真を見て、この人達も救えた命だったのかもなとしんみりしたり。 壁にかけられたレベッカの鞄の中身を漁ってみたり。

厨二病を爆発させたグラサンのウェスカーの机を見て思う所があったり。 何故か植物の本に挟まれていたレベッカの写真を見つけたり。

バリーの日常メモや、クリスに宛てたと思われる謎解きの写真を見つけたりした。

 

 

「今、レベッカは大学で研究員をしているんだったか。 ウェスカーはクリス達にボコられて死んだ。 バリーはザイン島で娘のモイラを助けた後、ナタリアと共に平和に過ごしている筈。 クリスは特異菌の事件後も部隊を率いて、何処かでバイオテロと戦っているところか」

 

 

皆、それぞれの物語と戦いがある。

そして中にはtウィルス症候群というラクーンの呪いに苦しんでいる者もいる。

戦友であり旧友である彼等を助ける為にも、レオンと只野は希望に縋り、進まねばならない。

 

 

「シッ……只野、聞こえるな?」

 

 

突然、レオンが険しい顔になり、顎で話し声のする方向を指す。

白服野郎とグレースの声だった。

 

 

「───そんな! 母さんが死んだのも、エミリーが死んだのも私のせいなの? 他の子達のように、私も作られたの?」

 

「過去は変えられない。 前を向いて、使命を全うしろ。 それが唯一の道だ」

 

 

何の話か分からないが、さっさと助けるべく話し声のする部屋に突入。

刹那、グレースとレオンの目が合い。

 

 

「母さん……」

 

 

何事かを呟き倒れてしまった。

しかし射線上が開けた。 案ずる暇もなく、レオンと只野は白スーツ野郎、ゼノに撃ちまくるも。

 

 

「なに?」「それもかよ!」

 

 

なんとゼノ、ワープするように銃弾を回避。

マト◯ックス避けのような超人的動きは、tウィルスが適合、身体能力が強化されたウェスカーの能力のソレであった。

 

 

「Mr.ケネディ。 そしてタダノといったか。 悪いが時間がないんでね」

 

 

そう言いグレースを担ぐや、突如として天井が崩れて何者かが振ってきた。

防弾コートを纏ったスキンヘッドの大男。 とても見覚えのある奴だ。

それは28年前のストーカー野郎。

ラクーンに投入された人型BOWで、追跡と抹殺とした簡単な命令を遂行できる知能と、壁を破壊するほどの腕力を持つ。

人に偽装する為に外套や帽子を着用するも、大きな背丈と病的に白い肌や皺、浮かぶ瞳は凡そ人間ではない。

量産されており、レオンの知らないところで米特殊部隊と複数体が交戦したとか。

ラクーン以外でも見られる事があり、単純な能力ながら価値は見出されていたのかも知れない。

少なくとも、ARKでは研究と生産が続けられていたようで、28年前の103型からナンバリングが変更され、501型とされた様子。

 

CM-T-501タイラント

販売価格:$120.000.000〜(1億2千万ドル也)

(日本円にして約190億円?)

(日本10式戦車が約15億円?)

(他戦車約4億〜20億円?)

(タイラントは戦車の約9倍〜の値段か?)

 

CG映像作品……舞台となった東欧のスラブ共和国ではどの型か分からないが、タイラントがレオンを倒すべく動き回るも、最後は戦車砲で倒された。

その後、新たに複数のタイラントがレオンに迫ったが、米軍のA10攻撃機と思われる航空機からの機銃掃射やロケット弾により、あっさりと始末されてしまう。

歩兵が携行する一般銃火器にはある程度の耐性があっても、流石に大型兵器類が搭載する重火砲には耐えられないといった印象だ。

レオンやクリスとした化物染みた戦闘力を持つ者を例外としても、そうした光景を参考にすると、普通に兵士に教育コストを掛けたり戦車や航空機を購入した方が継続して使用する事も考えて安いだろという意見があるが、汚染されているなどの生身の人間が活動するには危険な地域への投入には使える……かも知れない。

あと寄生体を植え付けて知能や戦闘力を増させたネメシスという別のBOWがいるが、今はさておく。

 

 

「見た事ある顔だな」「タイラントだと?」

 

「楽しんでくれ」

 

「待て、ぐおっ!?」

 

「只野!」

 

 

ゼノを追おうとする只野だったが、タイラントの剛腕で払い除けられ吹き飛んでしまう。

その勢いのまま窓から落とされ、署外に追い出されてしまった。 それでもEDF製ボディアーマーは強靭で、強烈な衝撃を内側のトラウマパッド等で緩和していく。 それでもタイラントの攻撃はかなり痛い。 ミサイルや車両を片手で持ち上げて投擲できるフェンサーなBOWだ、パワーがダンチよ。

 

 

「痛ってぇ……奴はいつ振りだ? この世界線じゃないにしても、薄ら記憶があるぞオイ」

 

 

視界のピントが合わぬ間にも、署内から乾いた発砲音が響き、次には瓦礫が崩れる音が聞こえてくる。 レオンとタイラントがやりあっている最中か。

 

 

「レオン、同窓会楽しんでる(生きてる)?」

 

「ああ。 只野もどうだ?(さっさと来い)」

 

「あいよ。 外で待ち合わせな」

 

「泣けるぜ」

 

 

狭い署内で戦うのは都合が悪い。

レオンには悪いが、EDF製のアレコレを振り回すなら外の方が良い。

 

 

「後続隊、聞こえるか? 白スーツ野郎がグレースを連れてARKに逃走。 シンガリにストーカー野郎のタイラントを当てつけやがった。 やっぱ罠だったわ。 レオンが外に誘き出すが援護が欲しい、直ぐ来れそうか?」

 

『こちら狙撃班ブルージャケット。 近くの廃ビルの屋上に陣取った。 射程圏内。 どうぞ』

 

「よし。 奴の禿頭が見えたら容赦無く撃て」

 

『イエッサ!』

 

 

狙撃班が射程内に収めたらしい。

廃墟だらけで死角だらけの中なので射角は限られるだろうが、仲間もプロだ。 任せよう。

 

 

「はぁはぁ……薄情な奴め」

 

 

丁度、署からレオンが出てきたところ。

銃を構えて周囲を警戒するも、奴の姿なし。

 

 

「仕方ないだろう。 奴に殴られて悶絶してたんだよ。 それより、あの暴れん坊は?」

 

「迷子らしい。 だが直ぐ来るだろう」

 

「だろうな。 タイラントだのネメシスだの、奴らはしつこいからな」

 

「離れよう。 距離を稼ぐ」

 

「ああ。 その間にも後続部隊も追いついて来る筈だ。 悪い案ではない。 それに時間もないしな」

 

「そうだ。 奴と遊んでいる暇はない」

 

 

2人は取り敢えず、近くの建物から裏へ抜けられないか試みた。

丁度、その建物というのがガンショップで、ロバート・ケンドの店だった。

 

 

「ケンドの店だ。 また来る事になった」

 

「その店主と娘も、只野が助けたんだったな」

 

「だがその2人も……使える物は流石になさそうだ。 散弾銃も彼が最後まで握っていたし。 いや、かろうじて弾薬は残っているか?」

 

「EDFの持ち込んだ物資のお陰で足りている。 万引きするほどじゃない」

 

「律儀だな……おっと、奴が来た」

 

 

ドスン、と表で重い音が響き一瞥すれば。

そこには何処からか取ってきた大きなミサイルを振り上げ、此方に迫る姿が。

奴は振りかぶって投げようとするがしかし、ブルージャケットのボルトアクション式対物狙撃銃KFF70の弾丸がミサイルの弾頭や燃料部に直撃、爆発炎上。

 

 

「EDFの狙撃班か。 目の付け所が良いね」

 

「だが、奴はまだ生きてるぞ」

 

 

爆炎の中、揺らめく影。

拘束具ともなっていた防弾コートが剥がれ落ち、大ダメージを受けた体はみるみる変貌。

体の中央に剥き出すように脈動する心臓、大きな鉤爪となった凶悪な左腕。

追い込まれ強化、スーパータイラントだ。

 

 

「第2ラウンドだ」

 

「スタアアアズとか叫ばない分は好き」

 

 

時間はない。

けれど倒さない事には、ARKにも行けないか。

2人は銃を構えて弱点の心臓に撃ちまくる。

 

 

「多くの人達を救えなかった。 だがお前らはぶっ潰す!」

 

「その意気だ。 やってやろうぜ」

 

 

新型とはいえタイラントの風貌は変わらない。

攻撃パターンも目に見えてここが違う、とハッキリいえる部分も多くない気がする。

だがレオンは違う。 年老い病に苦しみ、本調子ではないが、斧と気合いでパリィができるようになっている。

 

 

「うおおおお!!」

 

 

レオン、爪を地面に立てながら突進してくる奴の攻撃を斧でいなし側面に回るや、即座にレクイエムで心臓部目掛けてマグナム弾をブッパするのだった。

 

 

「……レオン、これで調子悪いって嘘やろ?」

 

 

只野、援護しながらも、ちょっとだけ引いた。

心なしか、タイラントの顔も「お前マジか」と引いているように見えるのだった……。




後書き
DLCが来るとしたら、どうなるのか…
BSAAとコネクションの謎が残りますね…
ライト持った状態でリロードすると、頭と肩でライトを挟み込んで装填作業するの良いなって
あとセーフルーム放置でアンロードモーション入るの格好良い。なのに撃てるのはゲーム的な都合だとしても…
他、自転車MODワロタ。レオンとギデオンがママチャリで争う光景は中学生男子の妄想のようでもあり…
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