バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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前回のあらすじ
ハヴィエ……V-コンプレックス撃破。
オペレーション・ハヴィエ、一応の終了へ。

今回のあらすじ
ロシア某所に殴り込みだゴルワァッ!


階級や歴史など、作者は詳しくない(殴)なので、意見等があれば大歓迎です。
でも豆腐メンタルなので優しくして下さい。
じゃないと(ホナサイナラ~)←豆腐ボイス
かも知れないので(甘え


T-A.L.O.S.阻止作戦
23. コーカサス研究所へ


オペレーション・ハヴィエは、ハヴィエがウェスカーサイドと接触していた事実及び死亡の報を持って終了とした。

微妙な成果、小さな積み重ねが続く。

2つの島での出来事、今回の件。

9月にはアンブレラの豪華客船で騒ぎが起きて、加えてアンブレラが廃棄した海底研究所「バイオスフィア」が自爆。

それらはEDFとは別の組織、人間によるドンパチの結果であったが……それはそれとして、後始末と調査をしつつ証拠を漁り続けた。

 

ひとつひとつ、じわりと攻めるEDF。

奴らに1発食らわせる、その為に。

 

そして2003年2月。

再び重要な作戦を決行する日が来た。

ラクーン事件から数年の果て。

未だアンブレラ社が存続している世界。

だがそれも、いよいよ大詰めとなる。

 

ロシアにあるアンブレラコーカサス研究所襲撃作戦「T-A.L.O.S.阻止作戦」が決行されたのだ。

 

調査を続けた結果、アンブレラは再起を図る為に新型B.O.W.を開発しているらしい。

それが作戦名にあるテイロスだ。

コンピュータ制御されたB.O.W.か何かで、ラクーンにいたタイラントやネメシスを超える戦闘能力があると予想された。

アンブレラが裁判長期化を図っていたのは、恐らくコイツも理由の1つであろう。

このまま指を咥えている訳にはいかない。

EDFは制圧準備を進める。

 

 

「ロシア政府の許可も得た。 出し惜しみはナシだ、民間の私設対バイオハザード部隊と共同戦線を張り、持てる戦力を投入する!」

 

 

EDFはモスクワ守備隊からの一部戦力と、他最寄り基地の現地戦力を軸に部隊編成。

旧式、最新鋭関係無くブチ込み、叩き潰す。

PMCといって良いのか分からんが、私設部隊とも協力する姿勢だ。

その部隊には元STARS隊員クリスとジルが参加しており、頼れるとの判断もある。 モブは分からんが。

 

 

「こちら戦略情報部、サポートします」

「ありがたい。 今の現場の状況は?」

「新型BOWや施設の詳細は未だ不明ですが敵は此方の存在に気付いた様です。

そして意図的と思われるバイオハザードが発生、BOWも確認したとスカウトから連絡がありました。 万全を尽くして挑んで下さい」

「またか? 何方にせよ引き下がる訳にはいかない。 汚染拡大の懸念もある。

現場を制圧し証拠を得て、今度こそアンブレラの息の根を止めてやる!」

 

 

息巻く本部。

送り込まれる兵士達。

 

その中に、またかとブチ込まれる某兵士。

当然、只野二等兵であるのは言うまでも無い。

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

■2003年2月 ロシア コーカサス研究所■

 

 

 

「知ってた」

 

 

輸送ヘリの中で呟いた。

人生の間に何度言う事になるのかね。

 

 

「言っても仕方ない。 それに今回は重要任務だ」

 

 

同伴のカルロス伍長は言う。

他は入隊してくれたクラウザー大尉。

頷きつつ説明を引き継ぐ。

 

 

「ブリーフィングの通り、今回はアンブレラの研究施設コーカサス研究所を襲撃する。

民間の私設対バイオ部隊と協力するが、装備の質、数、チカラは此方が上だ。

上もそれを理解し、EDFは困難な場所を積極的に制圧していく。 簡単に言えば最深部含めた全てを叩き潰す」

「大変ですね。 頑張って下さい大尉殿」

「お前も来るに決まってるだろう」

「空軍に爆撃して貰えば良いのになぁ」

「証拠ごと吹き飛んで良いならな」

 

 

冗談のつもりが真顔で言われた。

おぅ……やるしかないか。 知ってた。

カルロスも真顔で言葉を繋ぐ。

 

 

「調査も何も先ず俺達軍隊が制圧しないとな」

「現場は既に大変らしいですからね」

 

 

情報部曰く、既にバイオハザード。

知ってる。

ハンターとかゾンビがいる、俺は詳しいんだ。

 

 

「あと例の新型BOW。 起動していたら厄介だ」

「テイロスですか」

「ああ。 まぁ何とかなるだろ。 いつも通り」

 

 

カルロス、楽観視は良くない。 死亡フラグや。

でもへし折ります。 でなきゃ、やり直しなので。

 

 

「ですね。 最新鋭装備をジャラジャラさせていますし。 でも結局ビークルは狭い所に来れないし、最後は結局俺達が何とかすると」

「文句は聞かん。 任務達成に集中しろ」

「クラウザー大尉は真面目だねぇ」

 

 

茶化すカルロス。

対して鼻を鳴らすクラウザー。

でも口角が上がっている。 内心は嬉しいのかも。

最新鋭装備、チカラを試せるのもあるだろう。

 

ここで共用回線。 鼓膜に会話が響く。

 

 

『こちら私設バイオ部隊。 既にBOWが施設外に出ています。

見かけた奴らはヘリの機銃掃射で倒しましたが、施設外も危険です。 注意して下さい』

『EDFホーク1了解。 警戒しつつ制圧する』

『了解。 御武運を祈ります』

『其方もな……間も無く降下する』

 

 

仕事の時間が近付いてきた。

各々が武器の最終チェックを済ませ、初弾込め、安全装置解除、互いにチェックし合う。

 

やがてホバリングする各輸送ヘリ。

それぞれのパイロットが叫ぶ。

 

 

『降下ポイントッ!!』

「行け行けっ、行けーッ!」

「降下ッ! 降下ッ! 降下ーーッ!!」

 

 

歩兵隊がヘリから飛び降りていく。

例によってロープなしで。

 

 

「大尉殿はコレ、慣れましたかぁ?」

 

 

意地悪く聞けば、何とも言えぬ顔で返答。

 

 

「……ああ。 EDF隊員こそバケモノだな」

「そのバケモノ入りです、おめでとう!」

「ある意味、これもチカラと言えるか」

 

 

バケモノって言っちゃったけどクラウザーね、俺が介入しなかったらマジでバケモノ化してたと思うよ。

そんでレオンと殺し合ってたと思う。

そうなるくらいなら、こうなる方がマシさ。

 

 

「俺も慣れたぜ?」

「カルロスは知ってる」

 

 

軽口を言い合いながら、俺達は進む。

取り敢えず前のゾンビをブレイザーで潰した。




リアルがハザードで不安定……
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