バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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前回のあらすじ
テイロス撃破。
アンブレラ\(^o^)/オワタ

今回のあらすじ
海上都市でバイオテロ発生。
BSAA、FBC、EDF出動。


テラグリジア・パニック
27.海上都市


2003年。

アンブレラの悪事、その決定的な証拠が提出。

結果、アンブレラは裁判全面敗訴。

株価大暴落。 倒産した。

 

EDF、対アンブレラの人達による証拠もあったが、やはりウェスカーが流した情報が最も大きかった。

 

だが同時に漏れたバイオ兵器の技術等により、世界中でバイオテロが頻発。

合衆国では対バイオ組織FBCが組織されていたが、本格化していくテロに各国、組織、世間の対策が急がれる。

 

そんな中、他の製薬会社はアンブレラと同列に扱われるのを防ぐ為、トライセルが理事を務める製薬企業連盟が出資をして対バイオ部隊BSAAが組織。

これはテイロス阻止作戦で活躍した私設対バイオ部隊を再編したもので、クリスとジルは設立からのメンバー、オリジナルイレブンとして参加。 バイオテロと戦い続ける道へ。

 

EDFも同じくバイオテロと戦い続ける。

法整備、権限拡大に伴い、様々な情報を扱い、有事の際は各国の許可を得ず、他支部等から堂々軍を派遣する事が許される様に。

元々その節はあったが、ハッキリと許可を得て世間に公表した形だ。 世間から非難されるのは誰しも嫌なものだし。

 

各組織は連携し合い、人類を守る盾となる。

そう喧伝された……表向きは。

 

そして2004年。

海上都市テラグリジアにてバイオテロの報。

 

 

「実弾携行許可! 実弾携行許可!」

「非常事態発生! これは訓練ではない!」

「既に戦闘状態です!」

「ハンターです! ハンタータイプが!」

「く、来るな……うあああッ!!」

「どうした、応答せよ! 繰り返す……」

 

 

テラグリジア・パニック。

現地警察組織では歯が立たず危険な状況下。

EDFは緊急出動、BOWの侵攻阻止、殲滅へ。

FBCは、その間に民間人救助、誘導を優先。

BSAAはオブザーバーとして参加。

 

それぞれ連帯、指揮を執り状況は進む。

 

派兵された隊員達は奮闘。

その中には当然、只野も含まれた。

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

■2004年 海上都市テラグリジア■

 

 

「知ってた、と言えば満足か?」

 

 

独り言を言う。

レーダーでは民間人表示の白丸の津波が押し寄せ、その先に赤丸表示が何個か。

高度表示が違う奴も。 ビル内に入り込んだか。

周囲には……味方なし。 またか。

代わりにビークル表示の黄色有り。

民間車だったら戦闘に使えないが、位置的に何か知っているので向かう。

 

 

『こちら本部。 動ける者は戦闘に参加せよ』

 

 

それ、俺以外いる? いねぇよなぁ?

という訳でダッシュ移動。 ビークルを頼る。

 

いやね、最初は味方いたよ?

警官。

次に駐在していた警備員の格好のEDF隊員。

俺も同じ様に警備員の格好。

でもハンターの爪にやられて即死か撤退よ。

警察拳銃1丁じゃね、厳しいからね……。

そうじゃなくても民間向けPA-11。

それらは主にEDF警備員が所持してたけど、飽くまで民間用。 火力不足や不意打ちを受けつつ何体か倒すのがやっと。

 

本部に言ったのに。 こうなるから、対策しろと。

そうしたら警備員の格好をさせた隊員を都市にバラ撒いただけよ。 低火力の銃付きで。

なんでこうしたかって?

ゴツい武器持ちの軍服部隊を滞在させたら威圧的、非難されるからだとさ!

命とどっちが大切だってんだ、おのれ本部!

 

後の祭りというか。 兎に角、今は今だ。

俺は民間人の濁流に逆らいながら、放置されているビークルへ。

途中、緑の両生類的なBOW……ゴツい爪持ちハンターが面と向かってきた。

俺はPA-11を構え、トリガーを引きまくる。

 

 

「邪魔だ、どけ!」

 

 

走りながらの射撃、それもセミオートしか出来ない民間PA-11。 チクショーめ!

それでも、どこぞの名人の如くトリガー連打。

薄い弾幕を張り、何発か当て怯ませる。

動きが止まった所で、俺は立ち止まって狙い撃ち。

それでも精度が特別良い訳じゃないので、バースト射撃。

動かなくなるまで! 撃つのを! 止めない!

で、やっと動かなくなるハンター。

1体相手に苦労していたら、こりゃ死ねる。

 

 

「レーダー上だけで大勢いるってのに……」

 

 

ビークルに急ぐ。

生身のままじゃ、ハンターの群れに襲われたらひとたまりもない。

再び走り、やっと放置されたビークルの元へ。

大通りのド真ん中。 乗ってくれと言わんばかり。

正規パイロットは逃げ出したか。

或いはPA-11での対処が良いとの判断か。

まぁ良い。 使わせて貰う。

 

 

「コンバットフレームA型。 頼むぞ」

 

 

何故かコレはあるので。

海上都市に反対していたテロ組織がいたので、申し訳程度の対策だろう。

いや、だったらもっとしっかりしてと思うが。

コレで事足りると思ったか。 足りんよ!

 

そんなコイツの特徴。

軽装甲、右手マシンガンのみのニクスA型。

左腕にある筈のロケット砲は外されている。

ライセンスは無いが、それに乗り込む。

PA-11だけじゃハンターの群れは無理。

 

 

「増援が来るまで耐えてくれよ!」

 

 

記憶を元に起動シーケンス。

コックピットで様々なスイッチやレバーを素早くパチパチして、外部カメラ起動。 外の情景を見える様に。

即時コンバットモードに切り替え。

発砲出来る様にする。 残弾はある。

 

 

「コンバットフレーム、バトルオペレーション!」

 

 

俺の駆るニクスのマシンガンが火を噴いた。

取り敢えず目の前に押し寄せてきたハンターの群れは、放置車両ごとバラバラに。

 

 

「"次"があるなら、被害を更に抑えたいね」

 

 

今言っても仕方ない。

とにかく戦え。 今はそれしかないのだから。

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