バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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前回のあらすじ
テラグリジア・パニック終息へ。

今回のあらすじ
飛びます(殴。


キジュジュ事件
36.時間は進みアフリカへ。


2004年秋というと。

バイオの時系列だとゲームでいうバイオ4。

ヨーロッパの、とある寒村と孤島が舞台。

大統領の娘、アシュリー・グラハムがウェスカーの配下になっていたクラウザーに拉致され、救出の為にレオンが奮闘した。

ここで寄生虫プラーガが登場。 後々のバイオテロに改良されたタイプが使われる事となる。

 

……のだが。

この時間軸だとEDFが介入、クラウザーはEDF隊員。 その影響でアシュリーは無事である。

レオンはそのまま予定通りアシュリーの護衛任務に当たり、アメリカにいる。

 

じゃあロス・イルミナドス教団や寄生虫プラーガはどうなるの、と言えば……まあソコは世界の軍隊EDF。

只野情報の信頼度はだいぶ上がっており、そのお陰でヨーロッパ寒村には鎮圧部隊がこれでもかと送り込まれ、教団はフルボッコ。 壊滅した。

一方で研究員のルイス・セラは保護され、その腕から技研に組み込まれた。 正史では殺されてしまったから、良い結果ではあると思う。

 

ところが支配種プラーガは歴史通りエイダにパクられたし、後々プラーガ絡みのバイオテロは起きる事になってしまう。

もう仕方ないにせよ、EDFの戦いは続きそうだ。

 

 

 

2005年8月〜11月。

巨大製薬企業ウィルファーマ絡みの事件発生。

ハーバードヴィル空港にてt-ウィルスがばら撒かれ、バイオハザード発生の報。

挙句にGウィルスまで絡んで出てきたから、ラクーン再来かよと辟易しつつもEDFは汚染施設を包囲、隔離。

テラセイブ職員クレアとホワイトハウスから派遣されたレオンが絡み、地元警察の特殊部隊とEDFが協力。 生存者救出及び調査。 鎮圧へ。

 

その中で元テラセイブ職員やウィルファーマが容疑に浮上。 ウィルファーマの株価急落、トライセルによって買収され消滅。

そのドンパチの中で容疑者含む多数の民間人が犠牲になった。 続くバイオテロにEDFは製薬会社への不信感を強める。

 

 

 

2006年8月。

クリスとジルはオズウェル・E・スペンサーの逮捕のため、スペンサー邸に突入。

しかしスペンサーは厨二病グラサン野郎のアルバート・ウェスカーにより殺害され、遅れてやってきたクリスとジルはコレと交戦。

が、終始圧倒されてしまう。 しかし最後、殺されかけたクリスを庇い、ウェスカーと共に崖下へと転落、行方不明に。

後11月、BSAAが捜索するもジルの遺体は見つからず。 書面上では殉職扱いとなる。

 

あとはホワイトハウスの極秘ファイルへの不正アクセス事件が発生したり。

 

とにかく、CG作品や裏を含めるとバイオハザードは色々起きていた。

EDFはこれらに対処しつつ、戦い続ける。 潰しても潰しても出て来る敵はキリがなく、それでも戦うのを止める訳にはいかず。

BSAAも同じくしてバイオテロに抗った。

 

 

 

そして2009年。

ウロボロス計画始動。

アフリカで製薬会社トライセル絡みとなるバイオハザードが起きる運びとなる。

キジュジュ自治区にてプラーガ・タイプ2を確認したEDFはBSAA西部アフリカ支部に先んじて部隊を派遣、行動開始。

一気に戦場と化し、久しぶりのドンパチとなった。

 

その中には只野上等兵も含まれた。

活躍してるのに相変わらず階級は上がってないから、何かの呪いにすら感じるが、戦場で気にする暇なく銃を握っている。

 

 

「自治区を制圧する!」

「建物ごと吹き飛ばして構わん!」

「榴弾砲、撃てーッ!」

「コンバットフレーム エイレン前進!」

「後から来るBSAAを楽にさせてやれ!」

「バルジレーザー照射!」

「飛行型確認! エメロード、テェッ!」

「EDF! EDF!」

 

 

こうして今日も戦闘中。

只野は仲間と共に戦い続けた。 変わらぬ未来、薄ら記憶にある通りの展開。

顰めっ面しつつ、けれど真に理解されず。

ただEDFが絡む事で歴史が僅かでも変わっているならば戦う価値はある、そう無理矢理納得させて自身を鼓舞。 襲い来る敵を撃ちまくった。

 

 

「EDF!」

 

 

諦めて死のうにも、結局"再出撃"だ。 頭も変に冴えてしまい、狂うに狂えない。

 

果たして只野に安息は訪れるのだろうか。

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

どうも只野です。 ただの兵士です。

アフリカのキジュジュ自治区に来ています。

 

今は重戦車タイタンの副砲席に乗り、地上を蹂躙してますまる。

 

とまぁ今回のEDFは俺ひとりに丸投げする事はなく、最初から大戦力。

相変わらず戦力は凄い。 これなら刃物を振り回しているだけの敵程度なら余裕だ。

けれどプラーガの拡散は止められなかった事実は変わらない。

トライセルによって改良されたプラーガ・タイプ2などによるバイオハザード発生は避けられなかったのだろうか。

 

とにかく今は今だ。

 

EDFは鎮圧に乗り出し、こうしてドンパチしている。 ビークルもジャラジャラさせてプロテウスといった大型二足歩行兵器まで投入、一方的に蹂躙していた。

 

この勢いでトライセルを倒せれば良いけど。

遅れてBSAAが参戦、ウロボロス計画を共に潰すべく共闘するが、どこまで行けるだろう。 EDFが関与しないと、アルファとデルタチームがやられてしまったりヘリが墜落したりと結構な被害が出るのだが。

 

 

「何してる只野! 寝てるのか!?」

「あっ、すんません撃ちます」

 

 

車長に怒鳴られ、思考の海からサルページ。

トリガーを引けば副砲が火を噴き、前方で爆発が起きる。

これでもかなりの威力だが、主砲のレクイエム砲はビルを吹き飛ばして余りある威力だ。 お陰で居住区は瓦礫の山と化した。 これ、民間人虐殺とかになって元海兵隊少尉ビリー・コーエンみたいな展開にならなければ良いが、たぶん大丈夫だろう。 ここいた人達は残念ながらプラーガに寄生されてしまい、危険な状態だから。

綺麗にプラーガだけ除去出来れば助かるかも分からんが、成虫と化していると助かるかは低確率だったかな。 望み薄である。 期待してはいけない。 じゃなきゃ俺たちやBSAAのやっている事は……いや考えるのはやめよう、やらなきゃやられる。 それに悪いのはトライセルだ。

 

 

「EDF!」

 

 

適当に照準をつけてトリガーを引く。

またひとつ爆炎が上がった。

 

戦場の狂気は激化の一途を辿るばかりだ。 グロも慣れたつもりだが、未だ込み上げる気持ち悪さを否定出来ない。

それでも戦う。 でなきゃ再出撃だ。 いつまでかは分からんが、痛みや恐怖を感じている内はマトモなのだから。 悲しい事に。

 

 

「取り敢えずこの事件でトライセルを追い込んで、クリスとジルを無事再会させるとして。 加えて1人でも多くの隊員が救えれば良いな」

「只野! 喋ってないで仕事しろ!」

「イエッサ」

 

 

またトリガーを引く。

もう爆炎に揺らめく影はいなかったけど。




次回未定(殴。
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