バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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主人公格に接触しなきゃ……。

ジルとブラッド登場。
あとネメシスも出ますが即退場。


3.再会

ラクーン事件の人物達。

レオンとクレア、シェリーやエイダ。

ジルにカルロス、ニコライ。

ウィリアムとアネット。

 

挙げれば沢山いるが、メインは彼等か。

 

その内の1人、S.T.A.R.S.隊員ジル・バレンタインは洋館事件後、ラクーンに残りアンブレラの悪事を調査していた。

 

で、そのままバイオハザードに巻き込まれた。

 

酸鼻を極め続けるラクーンシティ。

市民の悲鳴がゾンビの呻きへ変貌し、銃声は消え組織的抵抗は潰えていく。

 

化物が支配する絶望の中……足掻く。

 

 

(アークレイの比じゃない!)

 

 

ゾンビの群れ相手に、ハンドガンで抵抗するも、直ぐに銃弾を撃ち尽くす。

洋館の時も散々の恐怖と経験、苦労をしたが、こうも大群では火力が足りなさ過ぎる。

 

瞬く間に壁際に追い込まれるジル。

 

 

「くっ!」

 

 

ああ、もっと火力と弾があれば。

そんな貴女に必要なのは。

 

 

「EDF!」

 

 

若い男の声が。

ハッと見やれば、新鋭装備の兵士が1人。

次の瞬間、手に構える小銃が火を噴いた。

 

容赦無いフルオート。

無数の弾丸が次々とゾンビを薙ぎ倒す。

 

 

「ウボァ……」

 

 

掠った程度の奴が起き上がろうとするも、容赦なく踏みつけて頭部に銃口を突きつけ発砲。

頭が破裂して、今度こそ動かなくなる。

 

 

「1発で寝とけよ!」

 

 

そう言いつつもジルへ駆け寄った。

そのまま拳銃を手渡す兵士。

 

 

「只野、洋館以来ね」

「再会のタイミングが最悪だな、ジル」

「最高よ、ありがとう」

「……署に避難する、着いて来て」

「これはサムライエッジ? なんでEDFの貴方が」

「ロバートがくれた」

「ロバート? 無事なの?」

「……ああ。 今は署にいるよ」

 

 

笑顔で返すジルに、兵士……只野二等兵は厳しい表情で事を進める。

状況が状況だ。 彼も参りつつ仕事で一杯なのだ。

ジルはそう思いつつ、後に続いたのだった。

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

ああもうミスった!

ゾンビを撃ち漏らすし、傭兵のカルロスは別パターンの行動取っていて纏めて再会出来ないし、お陰でロバート・ケンドから貰ったサイドアームのサムライエッジを失った。

 

渡さないと丸腰になるからね。

クリスみたいに何とかするだろうけど、好感度稼ぎだ。

 

取り敢えず署に向かう。

カルロスはたぶん地下鉄かどっかだ。

ジルか俺達に合流せず放置してると地下鉄に避難中の生存者と重症の隊長諸共死ぬか、ニコライの謀略で死ぬ。

回収地点を知っているにしても、生存者を残して行く事はしなかった所為でね。

ネメシスいなくても死で溢れている。 バイオハザードの現場は危険しかない。

 

さても相変わらず路地裏やら建物から無限湧きしてくるゾンビを適当に撃ち倒しつつ、ジルを署に送り届けた。

後は仲間が何とでもする。 EDFは強い。

 

 

「また客か。 意外と生き残ってるもんだ」

 

 

正門前で陣取るニクスパイロットがボヤく。

そのまま俺らを追って来たゾンビをマシンガンで木端微塵に。

 

ジルは関心を示しつつ、感想を言う。

 

 

「1体だけでも苦労したのに。 テロリストとの戦闘を想定して開発されただけあるわ」

 

 

嬉しい事言ってくれるけどね。

ニクスはデカい生物兵器や屋内戦は難しいのよ。

 

後々は敵が銃火器やビークルを使う様になるとニクスの装甲もボコボコにされるし、絶対的優位性はない。 旧式は特に。

事今はネメシスが危険か。 ロケラン担いでいるし。

 

 

「テロリストか。 今相手にしてるのは連中の犠牲者だ。 ツケはデカいぞ」

「必ず払わせる」

 

 

改めて決意表明するジル。

 

ラクーン事件は後々に多大な影響を与える大事件であり、アンブレラ社が倒産する原因になる。

 

最も直ぐ倒産しないけど。

この事件後、国から業務停止命令を受けるも、金で弁護団囲って国を相手取り裁判の長期化を図る。

最終的には決定的証拠が流出、アンブレラは敗訴。 株価大暴落、倒産する。

その情報を流したのはグラサン野郎のアルバート・ウェスカーという。

クリス、ジルにとって敵である奴のお陰で憎きアンブレラが倒されるという皮肉である。

 

 

「EDFも動く。 そうなれば傘は嵐で吹き飛ぶよ」

「大きな傘よ。 簡単じゃ無い」

「EDFもデカい」

「そうだったわね……ええ。 頼りにしてる」

「今は生き延びる事を考えよう」

 

 

ジルはロバートに会いに中へ向かう。

将来の事を多少話したが、EDFは後々組織されるFBCやBSAAと違う。

製薬会社連盟等から金を貰ってないから、奴等の犬に成り下がる事はない。

勢力拡大を狙ってテロリストにウィルスを提供するなんて事もない。

まあ、その……EDFの旧式が払い下げられて紆余曲折の果てにテロリストが使用する事はあるが……。

 

 

「た、助けてくれ!」

 

 

突如、男の声が。

振り向けば黄色のジャケットを着た、S.T.A.R.S.隊員、ビビリのブラッドだった。

 

 

「スタアァアアアズッ!」

 

 

続けて化物の咆哮。

ブラッドを追って来たらしい、人型の生物兵器ネメシスが現れるも、

 

 

「失せろバケモンが!」

 

 

A型が左腕のロケラン連射。

見事命中。 ネメシスは爆発四散した。

 

 

「うっしクリア! 完!」

 

 

情け容赦無い。 する余裕はないが。

ブラッド、尻餅ついてポカンとしている。

 

 

「EDF! EDF!」

「らしくなってきたな」

「ブ、ブラッド……とにかく無事で何より」

「は、ははは。 ココは安全そうだ」

 

 

薄笑いの彼に手を差し伸べる。

ようこそEDFへ。 早くこのノリに慣れてくれよ。




人物紹介等をしつつ、ついでの様にロケラン退場させられるネメシス。 変異する余裕を与えない爆発だ、火力が違いますよ。

サムライエッジ
S.T.A.R.S.が使用するハンドガン。
ベースモデルはベレッタ92FS。
カスタムアップされた拳銃で、制作はジョウ・ケンドが手掛けた。
長期間の厳しいトライアルテストをクリアし、S.T.A.R.S.での制式採用に至る。
隊員によっては専用銃を持ち、それぞれに合ったカスタムがされている。
S.T.A.R.S.とラクーン消滅後の後年も性能の高さが注目され、対バイオテロ部隊BSAAにて後継銃が制作された。
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