今更バイオ4展開を飛ばしたのを悩んだり。
REでクラウザーやルイス、マイクが格好良く感じましたし、アシュリーの登場とか。
増援に外回りを任せて俺たちは施設内部へ。
仕掛け塗れな意味不明な遺跡を抜け、アンブレラ創設のキッカケになった始祖花をスルーし、より先の空間を進めば奴らがいる場所へと突き進む。
えっ? スルースキル高すぎ?
いや謎解きとか、その妨害をしてくる嫌がらせの敵の話をしてもね、幾度と繰り返しているとカットレベルよ?
強いて言えば、ラクーンシティみたいに謎解きと邪魔な敵を遺跡ごとロケランのホーネットで吹き飛ばしましたまる。
と言う訳で奴らの現れる空間へ。
ここまでは記憶通りか。
「ブラボー! ここまで辿り着くなんてね」
先ずは目の前にオバサン……トライセルのアフリカ支部長エクセラが余裕そうに話し始める。
側に護衛。 仮面とフードを深く被り顔が一切見えない人物。
対してクリスは銃口向けつつ怒り混じりに質問。
「ジルは何処だ!?」
「ジル、ジル、ジル……教えて上げても良いけれど、どうしようかしら?」
うん、クリス。 側の仮面フードがジルだよ。
どうせ顔バレするので今は言わない。
そんで追加でやってくる金髪グラサン男。 如何にも悪そうな笑みで挨拶をしてきた。
「クリス、ロックフォート以来か?」
「ウェスカー!」
「ウェスカー? コイツが?」
シェバは知らないよね。 仕方ないけど。
さて登場しました厨二病金髪グラサン男ことアルバート・ウェスカーです。 様々なウィルスに抗体がある変態であり、逆にウィルスのチカラを利用して銃弾を避けたり超人的な動きが出来る。 うん。 変態。
元アンブレラの人間だったけど色々あった後に創始者のスペンサーを殺し、新世界の神になるとか厨二病妄想を大爆発させ、今やウロボロス計画でウロボロスウィルスを世界にばら撒き、選ばれた人間のみの世界を作り、自身はその世界の支配者になるとか策略していたかな。 うん。
「新しい相棒に、EDFの只野といったか」
挙句に名前を知られていた。 嬉しくない。
「シャラップ厨二病! 新世界の神になるとかほざいてないでジル解放して大人しく捕まるんだな!」
刹那。 それを合図にする様に天井が崩れ落ちる。
眩い極太光線が天を抜けていく。
「なんだ!?」
誰もが驚愕。
が、これに覚えがあるのは俺だけか。
こりゃ衛星兵器バルジレーザー、いやスプライトフォールじゃないかコレ!?
『神をも滅する光の槍ッ♪』
何か謎の女科学者の声が聞こえた。
ああ……EDFにもヤバい奴いたね。 なんだったら皆ヤバいまである。
『センサーに感あり!』
エアレイダーかスカウトらしき報告が。
続いて他の隊員らの会話も。
『おいおい、誰も倒せてねぇじゃねえか』
『カルロス軍曹、無茶言わないで下さい。 歩兵用センサーを頼りに地下にいる敵だけ衛星砲で撃つなんて。 しかもデストロイモードでとかナニ考えてるんですか』
『そこは腕の見せ所だろ』
なんだろう。 頭が痛くなってきた。
いや俺も先行したのは悪いけど。
俺ら友軍がいるのに無茶苦茶じゃん。 下手すると死んでいたぞ。
『こちらクラウザー』
ここで唯一まともそうな上官の声が。
『只野、どうせ生きてるんだろ? 呆けてないでさっさと首謀者共を逮捕するなり何なりしろ、援護はしてやる』
「うっす」
ここは素直に答えておこう。
じゃなきゃ、今度はカノン砲でも叩き込まれそうで怖い。 場合によりテンペストミサイル。
「小癪な!」
ウェスカーへスローターEZを撃つ。
散弾だ、避け難いだろうて。 流れ弾をジルの仮面に当てちゃったけど、まぁ結果オーライという事で。
アクセラは奥に逃げちゃったけど。 まぁ良いや。 歴史通りなら化物になって死ぬ。
「ッ、ジル!?」
「相棒なの? でも敵側についている、どう言う事?」
どう言う事かって?
説明しよう!
「胸元に赤い装置がついてるやろ?」
「ああ」
「あれでジルは支配されてる、引き剥がせば元に戻る筈だって本部のじっちゃが言ってた……気がする」
「試す価値はありそうだな!」
適当言って濁しつつ提案。
大切な人相手だからか、緊急事態だからかクリスは疑う暇なく承諾。
一方、ウェスカーはようやくEDFの脅威に気付いてか、余裕の笑みから怒りの表情。 サングラスを捨て、目が赤い。
「久し振りの対面がEDFで台無しだな。 このツケは高くつくぞ」
「アンタに払うものは何もない」
「なら無理矢理にでも貰うとする」
ウェスカーが構える。
来るか。 多少予定外だったが、だいたい同じか。
「ウロボロスウィルス入りのミサイル積込が終わるまで遊んでやろう。 ジル共々な」
聞いてもない事をペラペラと!
スローターEZを構え、撃ちまくる。 が、超人的な瞬間移動に見える動きで散弾の範囲から避けていく。
「なんて奴!」
「撃て!」
シェバとクリス、ブレイザーを照射するも直線的な動きは全て避けられる。
「弾が当たらない!?」
「ジル、目を覚ませ! 俺だ! クリスだ!」
ジルの体術にも邪魔をされ、傷ひとつ負わせられない。 そもそもジルには撃てないし。
『只野、援護してやる!』
そうカルロスの声が聞こえたと思えば、空よりブースター吹かして降りてくるは人型ロボット。
「グラビス型じゃないッスか!」
カルロス、いつの間にライセンス取ったのね。
『イカスだろ? 旧式とはいえコンバットフレーム、生身の人間が勝てる相手じゃねえ』
そんな機体。
グラビス型ヘビーコンバットフレーム。
装甲はニクス以上。 武装は両腕にヘビーリボルバーカノン。 両肩にはグレネードではなくミサイルポッド。
モノアイと通信アンテナが格好良いから新型かと思えば実は旧式だとか。 また在庫処分祭ですか本部の皆様。
「EDFの搭乗式強化外骨格か。 だがその程度で俺は止められん」
ウェスカー、弾幕を張るグラビスに一瞬で詰め寄る。 普通死ぬ。 昔聞いたグリムリーパーの紛争地帯での活躍も、こんな感じだったのかね。
『なに、ぐはっ!?』
「カルロス!」
そのまま腹部のコックピットを抉られると、パイロットが放り出された。 本当化物だよ気持ち悪ィ。
「くそっ情報以上に化物じゃねぇか!」
「でも倒す他ないんスよ」
カルロスが遠くに転がりつつ文句を言うも、無事っぽいので放置しておく。
クラウザーはセンサー反応からして、人員の大部分を率いて逃げたアクセラ及び爆撃機の制圧に向かったか。
そっちも放置だ。 どちらにせよこの場は俺たちで切り抜けるしかない。
「クリスとシェバはジルを何とかするんだ。 俺らはウェスカーを抑える!」
「分かった、死ぬなよ!」
二手に別れてそれぞれ行動。
ウェスカーの人外能力はEDFでも苦労する。
けれど倒せん事はない。 押しまくる。
「EDFッ!」
スローターEZを撃ちまくり牽制。
ウェスカーが避けつつ接近してくる、が、恐れず引きつける。
「お前達に俺は倒せん」
目の前までくると首を鷲掴みにされ、後ろに投げられてしまった。
「ぐっ、だがCA90に耐えられまい!」
だがそれで良い!
俺は手元のスイッチを押す。 するとウェスカーの足下に仕掛けたCA90爆弾が爆発。 凄まじい威力の爆炎が空間を揺るがした。
「おのれ只野……ッ!」
それでも爆煙に揺らめく人影。
まだ生きてるのか、本当化物。
「ならオマケも食らっとけ!」
ホーネットを構えて発射!
弾頭は一瞬遅れて点火、凄い加速でウェスカーに突っ込んだ。
ところがそれを両手キャッチ。 加速に押されつつも耐える。 マジ人間辞めてる。
「ぐおおお……ッ!」
「遠慮すんなよ」
そこに容赦無くショットガンをブチ込んだ。
弾頭が起爆、ウェスカーは再び爆発に沈む。
「只野、そっちは大丈夫か!?」
クリスの声が。
色々あったけど大丈夫。 そっちはいかが?
「問題ない、それよりジルは?」
「何とかなった! そっちの援護に入る!」
「いや、良い。 もう奴は……」
目の前を見る。
爆煙に揺らめく影は無い。
代わりにセンサーを見る。 凄い速さで奥へ移動している敵反応があった。
「奥へ逃げた。 ウチの部隊が先に行ってるみたいだが放置は出来ない、追う事にする」
「了解。 ジルはデルタに合流させる」
「じゃ、メンバーは引き続きだな」
歴史の修正力が中途半端に働いているのか。
ジルと会話する間もなく、先へ行く事に。
「カルロス、動けそう?」
「何とか。 グラビスの肩にでも乗ってけ」
「まだ動くんで?」
「ハッチが吹き飛んだだけで操縦系統は無事そうだからな……ブースター吹かせば歩くより早く行けるだろ」
「タンクデサントか。 あまり良くないけど、飛んだ方が良いか……クリス、聞いての通りだ」
「了解。 世話になりっぱなしだな、カルロスとクラウザーにも」
「礼は全て終わってからね」
「そうとも、何か1杯奢ってくれよ」
急ぎ準備、クリスとシェバと合流。
その間にも奥地から聞こえ始める爆音。
『こちら本部。 クラウザー大尉率いる本隊が戦闘中だ。 加勢して首謀者ウェスカー逮捕、困難な場合は殺害し、ウロボロス計画を潰せ!』
「只野了解。 速やかに加勢します」
だいたい知る歴史の通りだ。
EDFが加勢しようと変わらないのか。
いや、そうだとしても……今は戦うしかない。
謎解きや途中を飛ばしつつ。