レオンとクレアと出逢います。
タイラントには退場して貰います。
EDF撤退開始。
ヘリが市内上空を飛び交う中、覗く地上を蠢くは、何も生物兵器だけではない。
市内に取り残されている新人警官レオン・S・ケネディとS.T.A.R.S.隊員クリスの妹、クレア・レッドフィールドがそうだ。
2人はそれぞれ別の理由でラクーンシティに向かい、そのままバイオハザードに巻き込まれた。
偶然にも出会った2人は協力し合い、署で合流。
本来なら出会う生存者はマービンや独房にいる奴だが、今回はEDFがいる。
早速というか、会話が発生。 言い合いに。
「マービンの言ってた遅刻野郎か」
「そういうアンタ達はEDFだな」
「そうだが撤退命令を受けた、君達も来るんだ」
「生存者がいるかもしれないのに?」
「我々も出来れば助けたい」
「だったら!」
まぁ揉めた。
正義感の強いレオンに、兄クリスの行方を追っているクレア。 何もせず立ち去るのは性格的に難しい。
「待て、何だアイツは!?」
と、ここで颯爽と現れる大男。
Gウィルス回収目的の生物兵器タイラントだ。
ホール2階からノッシノッシと歩いては、取り敢えずの様に側の隊員を片手で払い除ける。 もれなく隊員は軽く壁まで吹き飛んだ。
「がはっ!?」
壁に飛ばされた隊員は、それでも立ち上がる。
普通死ぬが、EDF歩兵は伊達じゃない。
「人間じゃねぇ!?」
かく言う隊員も人外染みているが、一斉射。
しかし防弾コートに弾丸が阻まれる。
加えてゾンビ以上の耐久力を誇る事で頭部や足を多少撃たれて、やっと怯む程度。
「マジかよ!?」
「PAじゃなくストーク寄越してくれ!」
「ミニオンバスターでも良い!」
驚愕する隊員達。
一方、ホール玄関口から入り込んでくるは1人の兵士。 担いでいる無反動砲グラントM31を構えると容赦なく発射。
「EDFッ!」
大声と共に撃ち出されたロケット弾は、寸分の狂いもなくタイラントに直撃。 周囲の壁や天井諸共木端微塵に。
それでも防弾コートや元々の耐久値故か、変異しつつ起き上がろうとしていたタイラントであったが。
「EDFだっつってんだろッ!!」
連続でロケット弾が叩き込まれた!
今度こそ、ただの肉塊になって終了する。
「只野二等兵です、どうぞ宜しく」
唖然とするレオンとクレアに言う只野。
まだまだ戦いは始まったばかりだが、取り敢えず皆は思った。
コイツ、滅茶苦茶だが頼もしいんじゃねと。
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弾を無駄にした。
出来れば1発でタイラントは終わって欲しかったんだけども。 難しいか。
まぁ変異前に吹き飛ばしたからヨシ!
次は地下研究所に行ってシェリーを助けてGバーキンを倒さないとなぁ。 面倒だ。
「只野か! さっきまで何処行ってた!?」
「クズライ・ジノビエフをボコッてました」
「はぁ?」
説明している時間が惜しい。
けど色々言わないとね。 後々の為にも。
「アンブレラの監視員です。 今回の騒動から得られる戦闘データを収集して金貰おうとしていたクズです」
「よく分からんが、ソイツはどうした」
「証人として近くにいた救助ヘリにブチ込みました。 本当はゾンビの餌にしてやりたかったんですがね」
「マジでよく分からんが、兎に角今度こそ脱出するぞ。 良いな!」
この叱咤も何度目か。
けどやる事まだあるのよ。
「装備を整えたら、生存者を助けに行きます」
「お前、いい加減に……!」
遮る様にクレア達に話しかける。
「あ、君クレア?」
「そうだけど何で……」
「クリスから聞いた」
「兄が!? 今は何処にいるの?」
「ヨーロッパ。 残念だけど此処にはいない」
「そう……ありがとう」
「詳しくはマービンにでも聞いてくれ」
ホッとするクレア。
少ないが手掛かりは得た。 後は脱出して貰う。
「俺はアンブレラ地下研究所に行く。 そこで生存者探しするけど、来たい奴いる?」
「私が行く」
1番に名乗るはジル・バレンタイン。
アンブレラの証拠を掴みたいだろうからね。
「アンブレラの悪事を許しておけない」
「他は?」
「俺も行こう」
レオンが声を出す。
「警官として、見捨てて置けない」
「俺もだ」
カルロスも名乗った。
「民間人救助の任務があるからな」
「そっか。 なら装備を整えて出発だ」
「只野、あれこれ勝手に進めるな!」
隊長の怒りを買いつつ、けれども止めない。
除隊される覚悟で、やる事がある。
「すみません。 でも行かなきゃなんです」
「只野……」
「アークレイの事件は信じてくれなかった。 でも今度こそ信じて貰える様に、何かしら得られるなら向かいたいんです」
真っ直ぐな目で説得を試みる。
すると折れたのか、隊長は許してくれた。
「分かった。 ただし、死んだら許さん」
「了解。 ありがとうございます」
そうして俺達は装備を整えて地下へ向かう事に。
「ところで、どうやって地下研究所へ?」
「あー、あそこから」
俺が指差す先。
そこには大きな像が鎮座しているだけだが。
「ちょっと伏せていて」
俺はソレにM31を構えて発射。
ドッカーンと派手に吹き飛ばした。
「いきなり何をするんだ!?」
「ほら、見てみろ」
「へ? えぇ!?」
煙が晴れた先。
そこには隠し階段が。
「あれを降りて下水道経由して、研究所だ」
「貴方……何で色々知っているの?」
「後で教える」
流石にジルに尋ねられたが、惜しいので先へ。
装備を整え、俺達はアンブレラへ挑む!
ストーク
PAの後継で開発された小銃系統。
見た目は近未来的。
ミニオンバスター
徹甲榴弾を発射する小銃。 やや大型か。
対コンバットフレーム用に開発された。