バイオ歴史改変:EDFのターン   作:ハヤモ

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前書き
前回のあらすじ
ベイカー邸潜入失敗 イーサン到着

屑「イーサン・ウィンタァァズ♪」

久し振りです。
映画もやりましたね、ジルやレベッカが出て嬉しい……嬉しい……

さても当作
正史と色々異なるとは思いますが(今更)続けられるのか否か……エタる中


82.イーサン・ウィンターズ

 

 

「───それでEDFがいるのか」

 

 

PA-11を弄りつつ、イーサンは言った。

只野としては今後に備えてイーサンには人間を辞めて貰うという、屑な予定を立てているが、最低限の信頼を得るべくライフルを渡しつつ説明した。

 

 

「そうだ。 既にこの辺は化物だらけだ。 元は旅行者や遭難者だろうが、もう人間じゃない。 奴らを見たら容赦なく撃て。 誰であろうとな」

「……俺は軍人じゃない。 それをするのはあんたらの仕事じゃないのか」

「だからEDFが来たと言ってるだろ。 けどなイーサン、後は俺達に任せろと言ったら大人しく下がるか?」

「…………アンタの色々知ってるぞみたいな口振りは気に入らないな」

「どうとでも思えば良いさ。 ただこの先は死ぬ時は死ぬ、その覚悟は持てよ」

「気楽に言いやがって……」

 

 

毒を吐かれたが只野は気にしない。

イーサンも奥さんのミアの安否が心配なのだ。

それを理解している様子なのに、微妙な対応をする只野や周囲の兵士。

普通なら無理矢理にでも民間人を止めるべきだろうに。 EDFは何を持って受け入れてくれたのか。 妙な感覚に囚われ、イーサンは不気味に感じた。

だが今はミアが先決。

只野達の言う事が本当なら助けねば。

 

 

「もうすぐ本隊がベイカー邸の守備隊に攻撃を仕掛け、陽動してくれる。 その間に俺とアンタは裏側から建物に侵入、中にいる生存者を捜索して救助する。 俺の場合、可能なら首謀者共を逮捕ないし射殺だ」

「"共"? 誘拐犯は何人もいるのか」

「誘拐犯ねぇ……今はそれで良いか。 一応説明すると1人はBOWそのもので、もう1人は人間を痛ぶるのを楽しむ紛うことなき屑だ」

「ヤバいのは分かった」

「あとバックに犯罪組織がいるが、その辺は此方の仕事だ。 とにかく、アンタはミアを助ける事に集中すれば良い。 俺も手伝うから」

「……俺を連れて行きたがるのは何なんだ」

「奥さんを判断出来る奴を連れて行きたいから」

 

 

イーサン、ここで疑問をぶつける。

ゲームでは手が切られても、くっつけて普通に動かせる事に何の疑問も持たずにカビるんるん状態で戦い、なんならその後、暫く普通に生活する癖に、只野には懐疑的な目を向ける。

それを適当に誤魔化していると、ドカンドカンと爆音が沼地に響く。

 

 

「うおっ!?」「始まったな」

 

 

見やれば、本隊がベイカー邸の守備隊に攻撃を加え始めた所であった。

 

 

「なんだよ、まるで戦争じゃないか!?」

「だろうな。 俺らは俺らの仕事をやるぞ」

 

 

相手が相手なので大規模かつ最新鋭だ。

最新鋭戦車バリアスTZ4-Rが140mm多目的高圧榴弾砲を撃ちまくり爆炎を上げまくる。

随伴歩兵は距離を保ちつつ、プラネットブレイザーを撃ちまくり、ビークルの装甲を融解ないし蒸発させる。

 

上空では戦闘ヘリヘロンYG20Eがミサイル連射からの機銃掃射。

 

コンバットフレーム エイレンⅥが戦列を組んでミラージュポッドから誘導光弾を放ちつつ両腕から電磁レーザーを放ち前方を薙ぎ払う。

強力な粒子ビームキャノン砲が敵BMX10プロテウスに命中、装甲を抉る。

 

それに混じり、黒い機体のセイバー・エイレンが接近、敵陣に潜り込むと射程の短さ故に剣にも見えるパワーセイバーを振り回す。

 

続いてEDF最強とも思える赤い機体のエイレン・アサルトが突入。

ハイパーレーザー砲を撃ちまくり、エクスプロージョンで群を吹き飛ばし、パワーダインGCがプロテウスを始め、多くのビークルや兵士を纏めてデストロイしていった。

 

爆音、閃光、雄叫び、銃声。

ここにいるだけで鼓膜と網膜にダメージを与えるようなヤバい火力が、ベイカー邸という民家に押し寄せてる様は何というか、色々強烈であった。

 

 

「EDF……凄いな」

「眺めてないで行くぞ」

「このまま味方に任せるのは駄目なのか?」

「ナニ急に怖気てるんだ。 それともミアが民家ごと吹き飛ばされても良いってのか。 あの荒くれ者達が人を助けられそうに見える?」

「言いたかっただけだ。 分かってる、行くよ」

 

 

敵より味方に震え上がるイーサン。

ローズが生まれて覚悟ガン決まり化してもビビりかねない光景なので仕方ないが、今は今でやるべき事をしなければ。

 

 

「民間人を守るのが軍人の務め、と言いたいけど。 いざとなったらそれで身を守れ」

 

 

何度も言う只野だが、この先の記憶は曖昧なのだ。 なので未来改変のし過ぎによる余計な苦労はしたくない。

なので適当な所でバイオ名物(?)「二手に別れよう」を発動、イーサンをカビるんるんにしようかと考えている。

そんでミアとアレコレしてローズに繋げようとする。 屑である。

真面目に言えば、ローズ絡みの精神世界的な菌根空間へは只野は行けないし、行ける様に工夫出来たとしても進んで行きたいと思わない。

なので、その辺もパパとなるイーサンに押し付けようという訳だ。

 

そうこうしている内に守備隊を迂回して裏手からベイカー邸に侵入しようとし……。

 

 

「テメェ、見つけたぞ!」

 

 

害悪ジョーおじさんに見つかった。

姪ら家族を助けようと来てしまったらしい。

 

 

「誰だアンタ……ぐほぁっ」

「てめぇに用はねぇ!」

「イーサン!?」

 

 

イーサンが呑気に語りかける間も拳が飛んでくる。 もれなく彼は吹き飛ばされ伸びてしまった。

下手すると死んでいる。

 

 

「おいこらナニしてくれんの」

「こっちのセリフだな。 テメェら俺の家族に何をしてやがる!」

 

 

派手に花火を上げあう部隊を指差して言う。

事情を知らなければ混乱も仕方ない様相だ。

 

 

「バーベキュー大会だ」

「嘘ついてんじゃねぇ!」

「アンタに何をどう真面目に答えても、全て嘘吐くなでブン殴るだろうが」

 

 

会話している間も剛腕が飛んでくるので、只野は文句を垂れつつローリング回避。

相手がBOWなら容赦しないが、一応ジョーは人間の筈なので銃殺が躊躇われる。

 

 

「うるせぇ! 黙って俺の質問に答えろ!」

「黙っちゃ答えられん、ぐほっ!?」

 

 

流石に回避に限界がきて、1発貰う只野。

持っていた武器が吹き飛んでしまった。

 

 

「くそ、最新のヘルメット越しでも頭がグワングワンする……なんて馬鹿力だよ……」

 

 

よろけつつ何とか立ち上がろうとするも、視界いっぱいに広がるジョーの足裏を最後の光景に、強烈な踏み付けで気を失ってしまう只野。

 

 

「手間取られやがって!」

 

 

ジョーは只野を引き摺ると小屋に連れて行く。

それはさも、正史におけるアンブレラ隊員を襲った悲劇の再現かのよう。

 

一方、ツレのイーサンは放置された。

そのままモールデッドの餌食かと思えば、謎かの影に引き摺られてベイカー邸敷地内のキャンピングカーに消えていく。

 

こうして意図せずとも離れ離れになる只野。

本編攻略前にいきなり両者ピンチな展開となるが、彼等はミア達を助け、屑を始末していけるのだろうか……。




更新未定
メンタル不安定の中。
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