もしも最初に拾った悪魔憑きがアルファじゃなかったら 作:diethyl
書けちゃったんだからしょうがないだろ!いいじゃないか、エターなっても。人間だもの
どうやらディアボロス教団は実在するらしい。しかも宗教を隠れ蓑とし各国にはびこっているという。嘘から出た実とはまさにこのことだ。うっかり僕が嘘ついたってばれて
よかった。この世界には陰の実力者ムーブをするためのおもちゃがこんなにもいるなんて、盗賊だけじゃ飽き飽きするところだった*2世界中に散らばってるからどこに行っても遭遇するなんて、魔力だけじゃなくて都合のいい悪の組織が存在するなんて、本当に転生してよかった。
とまぁ僕らが派手に教団のアジトとか襲撃を繰り返して、まぁ謎の襲撃犯として指名手配*3とかもされたけど顔も形も分からないものとして処理されたから些細なこと*4で、それよりも今カゲノ―家に重大な問題を抱えている。のだが、家の空気は緩い。
「まったく、あのハゲときたら*5。私がこれから王都に行くってのに手間をかけさせて……」
とまぁ僕の正体がばれて*6一緒に遊べとせがみ、いろんなところで教団を襲撃も行ったやべー姉*7。もといシャドウガーデン入りした僕の姉だが、とうとう15歳となり、ミドガル魔剣士学園に入学しようという矢先の出来事だった。
「仕方ないよ、誰も田舎のパッとしない男爵家を狙って誘拐するなんて思いもしなかった。ましてや悪魔憑き疑惑のあるお姉ちゃんじゃなくて、その家族だもん」
親父が攫われた*8。どうやら姉さんと僕が夜中に修行していた時を狙われたらしい。
シャドウガーデンの活動も王都を中心に行うための拠点の選別もかねていろいろと会議*9したけど結局九尾のイータのつてをもってしてもなかなか難しかったから難航した。無法都市だから表のつてを持ってるとは限らないとは、教団がどこにでもいる以上どこから情報が漏れるかわからないから一から構築も別に悪くないと思うんだけどね。相手の場所がわかれば悠々と
「本当に頭くるわね、こんなところまで手を伸ばしてくるなんて」
「でもまぁ、アルファたちが探してきてくれるし。いつも通り教団狩りとしゃれ込もう」
「そうね、いつもより念入りに
どうやら姉にとっては自分の父親が攫われたことより、自分の部屋を荒らされる方が頭に来るらしい。ダンディなのは声だけで事実上ヒエラルキーは最下層だ*11。ちょっとだけ同情してしまう。他人であるアルファの方がまだ真剣に相手しているレベルだ*12。
「出てきて、アルファ。どうせ調査はしたんでしょ」
「まだ調査中ですよ、
そうして僕よりかっこよく部下を呼び寄せるように声を掛ける姉さん。次期当主としての威厳もばっちりだ。相手は元とはいえもっと偉い人だけど*13。
「ふっ、ここだ」
とはいえ僕だって負けるわけにはいかない。仮にも僕が作った組織だから威厳を見せるためにナイフを地図上に投げつける*14。
「えっ!?その場所は……すいません、なんか隠されてそうなんですが私には解読が……ガンマを呼んできますね」
「……そうか」
思ったよりしまらない。
「どうせかっこつけで投げたナイフが偶然あたっただけなんでしょ……っていうかなんで毎回ピンポイントに引くかなあんたは」*15
「無意識に正解を引く。武術における無我みたいなものかもしれませんね」*17
イプシロンが乗ってくれる。なんだかんだ言って素直に実力者ロールのノリがいいよねみんな。やはり最初の教団の段階でもうちょっとポーカーフェイスを保てたらもうちょっと立場は違ったな。
「でしょう、シド……シャドウはすごいんだから。これで表側ももう少しアピールしてくれたならいいんだけど、なんで隠すかな」
姉さんはこうやって定期的に僕の表事情に首を突っ込む。裏だってめっちゃ活躍してるんだからいいじゃん。
「力は見せびらかすものではない。ふるうものだ。誰にだって鞘は必要なのさ」
「……あんたそれ言い訳にしてなくない?」
「私は私の弟が舐められるのが嫌いなのよ*18! シドはもっと表に出しなさい!」
かっこいいセリフを言えたと思ったのに
「あの、場所が判明したならすぐにでも取り戻すべきかと」
「……いや、決行は夜だ。闇に潜むは我らの常。表ざたできぬものは夜に動くものだからな」
ガンマがインターセプトを決めてくれたのでそれに乗る。よし、何とか威厳を取り戻せたぞ*19。
「そうですね。昼だと黒のスーツが目立つでしょうし、妥当でしょう」
「そうね、夜襲の方が都合がいいだろうし」
「はい! 足を引っ張らないように頑張ります」
「待ってなさい、部屋を荒らした報いは絶対に受けさせてやるんだから!」
「修行の成果を見せるにはちょうどいい」
「ほほほ、シャドウはんも容赦ないからの、わっちの分は残るかの」
あれ?ゼータの声が聞こえないけど……
「表ざたできぬもの……吸血鬼は夜に動くけど悪じゃない……と思いたいけど……人間からするとそう見えるのかしら……」
あ。ゼータくん、君吸血鬼だったね。ごめんごめん。配慮が足りなかったよ*20。
「言え! クレア・カゲノ―をどこに隠した!」
「ひぃぃぃ! 知らん! クレアは部屋に寝ていたはずじゃ……」
「貴様の娘だろう! 知らんとは言わせんぞ!」
「ほんとに……本当に知らないんだ! だからやめてくれ……ひっ!」
地下牢に鎖でつながれた一人のハゲ*21……ことカゲノ―男爵当主、オトン・カゲノ―*22。彼はいつも通り睡眠をとり、目を覚ますと謎の地下牢に閉じ込められていた。そして誘拐の目的が長女であるクレアであるということしかわからない*23。
「そうか、なら質問を変えよう。貴様の娘、一時期悪魔憑きの兆候があったようだな。魔力の制御が不安定になったり身体が黒ずみ腐り始める、そんな状態になったことを知らなかったとは言わせんぞ」
「そんな! 知らん! クレアに何かあったら気づく*24! そんなこと聞いたことない!」
「……本当に知らないのか、鎌かけに引っかからないのか。まぁいい。はずれか。深夜にうろつく悪い娘を持つとは貴様も哀れよな」
「何を……」
「私にはかつて娘がいた。悪魔憑きのな……」
「あっ! 思い出した! オルバ子爵だ!」*25
一瞬空気が凍ったが気にせずオルバは話を進める。
「……だが、結局は治ることのない。しかし古来より悪魔憑きを集めている宗教団体がある」
「な、何を言っている」
「ふっ、なぜ殺されるか知っておいた方がいいからな。心配するな、すぐに娘以外送ってやる」
「ひっ! やめ……」
凶刃が振るわれそうな前に息の切れた兵士が牢獄を開けた。
「オルバ様、大変です! 侵入者です!」
「なんだと!? 何事だ! くそっ、命拾いしたな。だが秘密を知った貴様を教団は見逃しはしない」
「待て! 私は何もしてないし知らない! なぜこんなことを……」
「……戻ってきたら冥土の土産にすべて教えてやろう。どのみち貴様に未来はない」
オルバは迎撃に向かうため走り出した。
オルバは血の河を駆けていた。血の一つ一つ、躯の一つ一つが全て近衛に匹敵する実力者だった。そう、だったのだ。それに作られた裂傷の傷が自分では到底再現できないほど鋭利なものだ。道をたどり迎撃に向かおうにも一つ道をたどるごとに空気が重く、冷たくなっていく錯覚に襲われる。*26
「くそっ、いったい何が起きているんだ」
地獄はここにある、そう勘違いせざる得ないくらい、いやここは相違なく地獄だ。人の血で河を作り、死体をもって大地を作る。刃をもってそれをなすもの、人呼んで悪魔という。魔人を信仰する組織でありながら、刃一つで地獄を作り出すものどもにあっさり屍を積み上げられる。これほどにふさわしい運命はありはしない。
「遅かったわね」
「貴様は! 貴様らが!」
そして刃一つでそれをなした悪魔たちは美しい姿形をしていた。
七人の黒衣をまといし少女たち。月明かりに照らされる少女たちはそこにいるのかわからないくらい気配が希薄でありながら、濃密な圧を感じる。熱と冷を同居させるようなたたずまいをしている。
惨状の悪魔どもは紛れもなくこいつらだ。
「ふふ、片田舎までご苦労様、ディアボロス教団の皆様方」*27
「貴様ら! どこでその名前を知った!」*28
「あんたに知る必要があることは、今後どのように拷問され情報を吐き出されるか、ということよ」*29
「なめるな!」
オルバは自分を鼓舞するが、彼我との差が埋まるわけではない。ただ一人始末することすら自分に及ばないだろうことは剣を合わせるだけでわかってしまった。ならばオルバは自身のすることをはっきりとしていた。
「っああああ!!」
薬を飲みこみ膨大な魔力を身体に宿す。一回り膨張した肉体は密度とともに肉を宿し、目に赤に染め上げた。
「あら、判断が早いわね。でも借り物の力で私は倒せないわよ」*30
「……貴様を相手するわけではない」
「なっ!?」
大地に剣をたたきつけ衝撃とともに距離があいてしまう。砂煙が消えると大穴があいており、オルバはすでにそこにいなかった。
「逃がすか!」
「追う必要はある?」
「何言ってるのよ
「いや、その先に弟――」
「なおさらいく必要があるでしょうが! あんたの弟ノリでぶっ殺す奴でしょうが! 情報が取れないじゃない!」*31
「あの、
「あんなハゲ、後回しでいい」*32
「
「ぐっ!」
「またも薬頼りとは、教団も芸がない」
筋肉がムキムキになり、目が赤く光る。かっこいいと思ったのは最初だけで、演出として欲しいけどそのために薬を身体に入れるのは勘弁したい。
足りないフィジカルを補うことも魔力を盛ることも否定はしない。しかし単純な力をもって脳死で押し付けるのは大嫌いだ。とりあえず強い技連打すれば勝てるでしょ、ってやつにはわからせてやる必要がある。
「Lessonは後いくつ必要だと思うか?*33 命をもって教えてやる」
「……貴様は強い、だがたとえどれほど強かろうと、世界の闇は……貴様が思うより、遥かに深い!」
やはり教団はただの盗賊と違ってノリがいい。陰の実力者ムーブをするのにどこまでも都合のいい奴らばかりで最高だ。どこに行ってもはびこってるのも加点ポイントだ。ロールプレイに都合よし、修行にちょうどよし、資金稼ぎにちょうどよし、完璧だ*34。
「ならば潜ろう。どこまでも」*35
「たやすくほざくな! 小僧!」
懐から錠剤を取り出し、口に含もうと――
「させないわ」
突如伸びた黒い鞭のようなものが腕ごと切り落とす。
「……いいところだったのに」*36
「悪いけど殺されると情報が取れなくて面倒なのよ」*37
「ぐっ、もう追いついたか」
「もう逃げ場はありません。おとなしく投降してすべて話なさい」
「そうすれば屋敷を荒らした落とし前くらいは楽にしてあげるわよ」
あっという間に少女たちが集まり、オルバを包囲する。情報の漏えい、その見張りをしているものすら全員始末されもはやすべてを話すしかあとはない。そして、話し終わった後に生かさないだろう。
「待ってくれ」
そこに空気を変えるのは一人のハゲ。もとい、誘拐されていたオトン・カゲノ―*38。
「その男と話をさせてくれ」
「何も見なかったことにして今すぐ帰れ」
一瞥もせずスライムを変形させて拘束具をつける*39。あまりにも手際の良さ*40に気押されたがそれでも言わなければならないとハゲは致命的な言葉を吐く。
「そう言わないでくれ、シド、クレア。私を助けに来てくれたんだろ。だからちょっとだけ待っててくれないか?」
「……はぁ!?」
まさかのまさか、まさかの正体バレイベントが発生するとは思いもよらなかった。しかも親父である。
「人違いだ。見なかったことにして家に帰れ」
「息子や娘は見間違えないさ。それに、その仮面、クレアが振り回して遊んでたろ。そこの銀髪の君と一緒に」
「……
そう、何を隠そう
カゲノ―家においてのヒエラルキーの最下層は親父である、が最上層は誰か?と言われたら母さん一択である。つまりは話し合いなんて幻想であり、すべての事柄は母さんが決定権を持っており、全部の隠し事がばれてしまった時、どうやってお仕置きするかということが全部母さんの独断で決まる。
つまりは僕たちが秘密結社を作ってて、各国で
「ふーん、つまりはシドもクレアも隠れて世界中で暴れまわってるんだー、へー、母さん知らなかったなー」
「いや、これは……」
「言い訳してんじゃねー!」
「ぐぼぉ!」
と姉さんが拳でふっとばされて天井に刺さった。別にダメージは無いと思うけど精神的な痛みというのは案外馬鹿にできないものである。
「それで、シドは何か言い残すことはあるかしら?」
「ないよ」
「何とか言えー!*43」
「ぶへぇ!」
とまあ僕はモブ式奥義を使って拳が当たった瞬間、血糊でコーティングしつつ、きりもみ回転をするということをした。
「あー、こいつ血糊を使ってダメージを受けたふりをしてやり過ごそうとしているだけです」
「そう、教えてくれてありがとう、アレクシア王女」
「なんでばらすんだよ。話が進まないだろ」
「あんたの弱点なんて突ける時に突かないと、ただでさえあんた無敵なんだから、いろんな意味で」
「それが人が叱ってる時にする態度かー!」
「ちょっ、髪引っ張らないでよ、親父みたいに禿げたらどうするんだって」
「あ”あ”ん?」
「ゴメンナサイフカクハンセイシテオリマス」
全く反省してないが、人は反省を示すことで怒りというものが加減される。時間とともに怒りというものが減衰されるがそれはそれとして怒りというものは発現した瞬間がピークだ。とりあえずやり過ごすことを考えよう。
「まぁまぁ、その辺にして……」
「もとはといえばなんで誘拐されてんだこのハゲー!」
「べへらぁ!*44」
と親父も吹き飛ばされ*45、全員鉄拳を落とされた形となる。このままじゃ話が進まないな。
「つまりは一連の騒動はオルバ子爵による犯行であり、狙いは娘であるクレアさんが……」
「……あぁ、頭の痛いことにそれは本当なのよね」
真面目なアルファが話を進めるが、いつもは傍若無人な母さんが頭を抱え真剣に悩むなんてレアな光景だ。親父がうっかり僕らの正体を見破ってしまったがために……*46
「はっ、まさか教団にたてつく奴らがこんな間抜けな理由で行っているとはな。殺された同志たちも知れば草葉の陰から頭を抱えることだろうよ*47」
とまぁまさかの元凶を連れ帰りである。僕としてもさっさと始末をつけたかったが親父が頑なに持って帰りたいと主張するから一時的に保留することとなった。
「ねぇ、
「そうね、うちに手を出したんだし、情報が漏れる前に始末した方がいいわね」
「いやいやいやいや、聞いてなかったのか? 娘が悪魔憑きになったせいでこういう悪事に手を染める必要があったんだぞ! もうちょっと手心を……」
「私としても下手に裁判にかけるより始末することに賛成です。何しろ家族が大事なのはこちらも同様だからです」
とまぁ票数は圧倒的に始末に傾いている。親父は貴族として甘いところがあるから反対してるけど、どう考えても生かすメリットがないんだよなぁ……
「大体さぁ、なんで生かす必要があるの? うちを襲撃するし家族皆殺しにするって言ってたんでしょ。メリットなさすぎない?」
「……その男の話を聞いて、もしかしたら我が家もそうなっていたのかもと思ったのだ」
なんか親父がダンディに話し始めた*48。
「クレアが悪魔憑きでシドが治療しなければ教団とやらに連れていかれ、協力させられていたのかもしれない。そう思うとその男が他人に見えなくてな」
「シドが治したしいいじゃない。さっさと始末しましょ」
「お前には人の心がないのか!」
親父の言い分も分からなくはない。確かに僕が悪魔憑きを治せる術を持たなければ親父の言う通り、ディアボロス教団の手先となり、世界中を荒らしていた可能性だってゼロじゃない。僕の陰の実力者ムーヴが大幅に変わっていただろう。謎の悪の組織から出た唯一の裏切者、その正体は!って感じに進めていただろう。あれ? 今よりずっとかっこいい*49。
「でも殺した方が楽だし……」
「お前までそう言うのか!」
「だって殺す理由は無数にあるけど殺さない理由は無いんじゃないかなぁ?」
「そう言わずに、な」
「うーん、わざわざこだわることないんだけどねぇ……ちゃんと面倒見れる?」
「……なんで犬を飼うみたいになってるのよ」
さすがに話が長くなったのか割り込んでくる
「それで、拠点に持って帰る?」
「私も始末に一票ね。ガンマの調査ももうそろそろ終わるころだろうし」
「そんな……もう少し慈悲というものを……」
「同情する点があってもそれ相応のことは行ってきたんでしょ。なら別にいいじゃない」
「そこを何とか」
親父もなぜか粘る。別にいらないと思うんだけどなぁ……
「ふん、あそこで死んでた方が楽だったさ。命乞いをする気はない。無駄な懇願などやめたらどうだ? ましてや貴様を誘拐したのも、皆殺し宣言も脅しではない。それに教団に刃向うものどもの慈悲など不要だ」
「……あきらめるのか? 悪魔憑きの娘がいたってことは嘘なのか!? 違うだろ、どんなことをしても家族を助けようとするのが家族だろ」
あー……それを出されると弱いかもしれない。
「まぁ面倒見るのはシャドウガーデンだし、別にいいか」
「ちょっと、シャドウ。めんどくさがって投げやりにならないで!」
「いやー、僕の殺しのルールは緩くてねぇ、かわいそうだと思ったらまぁいいやって感じで守ってるんだけど」
「本当にゆるゆるじゃない。あんたみたいに世界を敵に回してもへらへらできるほどわたし達は強くないわよ*51」
「別に命をかけてまで守るってわけじゃないし、殺したいなら別に止めないよ」
「……はぁ、あんたに言われて反対するメンバーはいないわよ」
「おぉ、シド、わかってくれたか」
「……ふん、随分と甘いことだな」
まぁ我ながら甘いことだと思う。さっさと始末した方が話はこじれなかったし。
「ダメだったら改めて殺せばいいしね、ついでに娘を助けたいって言うんならちゃんとどこにいるのか調べてよ」
「いやいや、そこは自分が助けるって言いなさいよ!」
「そこまで面倒見きれない」
「私もよ」
とまぁ一応カゲノ―家の危機というものは去った。敵からの裏切者ってポジションも結構かっこいいし*52。穏当に収まったというものだろう。
「ところでクレアにシド。シャドウガーデンって何なのか、お母さんに説明してくれるかしら?」
「それは、あの……」
とりあえずの危機は、実の母親であり、最悪勘当はされてもいいけど何とかして言いくるめないとまずいという問題に直面するのだった。
あからさまに動揺する僕らに
現在作中で出てきた七陰入れ替え
アルファ→???
ベータ→アレクシア・ミドガル
ガンマ→???
デルタ→クレア・カゲノ―
イプシロン→???
ゼータ→???
イータ→???
ばればれの人もいるけどみんなには内緒だぞ!
エターなっても許してくれる?
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しょうがないさ人間だもの
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せめてもう1話書け
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完結まで突き進め、お前ならできる
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書け