幸せになりたいトレーナーとエアグルーヴ   作:たわけ

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温泉旅行後編(ver2)

12月に入り寒さも本格的になってきた頃、思い出したように彼が言った

「エア、来週末あいてる?」

「温泉旅行行こうよ」

『今のところ予定はないぞ』

温泉旅行、きっと夏合宿で手に入れた温泉旅行券を消費してしまいたいのだろう。

「よしっ、じゃあ決まりな!」

「持ち物は…うちのお泊まりセットでも持ってけば良いだろ?」

『あぁ』

『春翔さんも忘れ物が無いようにな』

なぜ来週末を指定したのか、答えは簡単だトレセン学園は来週末から冬休みに入る。夏は合宿で休めない分冬休みは少しだけ長いのだ。年末年始には彼と共に私の実家に帰省する予定なので、彼と二人っきりで過ごせる今年の時間はそう長くはないのだ。

 

--------------------------------------------------------------------------旅行当日

「よしっ、準備出来たか?」

『あぁ、問題ないぞ』

「んじゃっ、しゅっぱーつ!」

 

「エア?疲れたなら寝てても良いんだぞ?」

『ん、だいじょうぶだ…』スピー

「ふふっ、かわいいなぁ」

 

 

「エア、起きてエア、着いたよ」

『…うん?』ハッ

『す、すまない春翔さん』

『ずっと運転してくれていたのに…』

「いいのいいの、エアのかわいい寝顔も拝めたし」

 

『なかなかに立派だなぁ』

「うん。何でもトレセン学園御用達の旅館らしいよ」

「食事は部屋食で、大浴場もあるけど部屋にも露天があって、全室完全個室、完全防音らしい」 

『徹底しているな』

「まあ君たちは有名人だからねぇ、トレーナーたちも下らないスキャンダルは避けたいし」

 

ガラガラ

「おぉ!エアも見てみろよ、すごい良い眺めだぞ?」

『本当だな。大当たりの部屋だ』

「まずは、浴衣に着替えちまうか?」

『そうだな』

「そしたら…俺はあっちで着替えてくるからエアはここ使ってくれ」

『すまないな』

 

「よし、ひと休みしたし風呂行くかな」

「大浴場で良いだろ?」

『もちろんだ』

『何時に待ち合わせるんだ?』

「そうだな、6時30分位にエレベーター前に集合で良いか?」

『分かった』

『では、また後でな』

「おう」

 

 

 

7:30

「そろそろ飯くると思うぞ」

『む、そうか』

コンコン

中居「御夕飯をお持ちいたしました。」

「ありがとうございます。」

中居「8:30頃になりましたら、食器を下げて、お布団を敷きに参りますのでそれまでごゆっくりとお楽しみください。」

スー

「それじゃ、早速いただきますかねぇ」

「『いただきます』」

『これは、どの料理も美味だな。私も精進せねば』

「まあ、たまにはこういうのもいいけど、普段食べるなら俺はエアのご飯のが好きだぞ?」

『ありがとう。世辞でも嬉しい』

「そういうんじゃねぇって」

「紛れもない本心だぞ?」

 

『ん?酒があるな、春翔さんは飲める方なのか?』

「まあ、人並み程度にはな。普段はエアに嫌がられたくないから飲まねぇけど」

『飲みたいなら普段から飲んでくれて構わないのだぞ。もちろん飲みすぎは良くないが』

「そうか?」

『そうだ、折角だから酌をしようか?』

「良いのか?頼んだ」

ゴクゴク

「はあー!うまいっ」

「エアに注いでもらうと特別うまく感じるな」

『!』

『も、もう酔ったのか?///』

 

9:45

「うーん」ノビー。

『お疲れだな』

『今日はもう休むか?』

「そうしようかな」

「おやすみエア」チュッ

『ちゅるっ、はむっ』

「!?」

「れろっ、ちゅっ」

『!?』

お休みのキスをしようとエアに口付けると、エアの舌が入ってくる

驚きはしたが、俺も彼女とのキスは堪らなく好きで、一度入ってしまったスイッチは消せそうになかった。

それだけでは足りなくって、彼女を後ろから思い切り抱きながらキスをすると

少し酒も入っているからか

自身の根が芯をもっていくのに気がつく。

だめだ今夜はガマンが効かないかもしれない…

そんなことを思った矢先ソコに刺激が走る

エアのしっぽだ

彼女の尾が確かめるように俺のソコに触れると

驚いて腰を引きそうになったが、それはできなかった

美しい鹿毛が俺を離すまいと腰に巻き付いている「エアっ、とまれないかも」

『春翔さん…いいぞ…?』

その言葉を聞くやいなや、俺は堪らず彼女を押し倒した

 

[newpage]

「ん、んぅ。腰いてぇ」ボー

「はぁ、そっか俺昨日エアと…」

隣を見ると下着すら身につけず、真っ白な肌に所々赤いアザをつけて天使のようなかわいい顔で眠っている最愛の恋人がいた。

 

とりあえず汗をかいて気持ち悪かったからシャワーだけでも浴びようと、布団から起き上がると

『んぅ?』

「わるい起こしたか?」

『んっ、だいじょうぶだ。』

『おはよう春翔さん』チュッ

「おはようエア」

『身体平気か?』

『どっか痛かったりしないか?』

「まだ下腹部に違和感というか、異物感はあるが痛みはないぞ」

『よかった』

「俺いまから部屋の露天入るけど一緒に入るか?」

『!///あ、あまりみないでくれよ』

「いや昨晩さんざn『うぅ』」

「わかったよ」

 

ガラガラ

「おっ結構広いな、朝焼けも綺麗」

 

ジャー

ワシャワシャ

『春翔さん、背中流そうか?』

「ん、じゃあお願いする」

ゴシゴシ

『かゆいところはないか?』

「だいじょーぶ」

ジャー

「んじゃ次はエアの番な」

『へっ?』

「ほら、あっち向いて」

ナデナデ 

「どうだ?」

『あ、き、気持ちいいぞ///』

「ん、そりゃよかった」

「ついでだし、しっぽも洗ってやるよ」

『ま、まて、しっぽはじぶんdうにゃあぁぁぁぁ』

 

チャポンッ

「おい、なんでそんなに離れてんだよ」

「こっちこいって」

『うぅ』

「そんな恥ずかしがることねぇだろ」

『明るいところで見られるのはさすがに恥ずかしいんだ!』

ギュッ

「これならセーフだろ」

『ひゃっ///』バタンキュー

「え、エア?おい、大丈夫か!?」

 

---------------------------------------------------------------------------

『んっ?』

「おっ、やっと起きたか?」

『あれ?わたしは』

「お前風呂で急に倒れたんだよ。身体平気か?」

『え、あっあれは春翔さんが急に抱きつくからっ!///』

「わ、わるかったって」

「とりあえず水飲め」

「もうすぐチェックアウトだから忘れもん無いようにな」

 

 

 

「ふぅーつかれたー。ただいま我が家よ」

「よしっ癒されにもっかい温泉行っとくか?」

『たわけ』

「えー、なんだよー」

『まあ、またいずれ行きたいな』

「次は倒れんなよ?」

『う、それは、春翔さんがどうにかしてくれ』

「んじゃ今日から一緒に入るか」

『い、いきなりはさすがに…』

「…タオルでも巻いとけ」

 

 

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