4月末のとある休日
ピコンッ
『うん?』
『あぁ』
「どしたー?」
『妹たちからな、ゴールデンウィークに遊びに来ても良いか、と』
「良いよ」
『持ち物は着替えや歯ブラシなどだけで充分だろうか』
「いや、一応防寒グッズもあった方が」
『?』
「折角の休みなんだしさ、キャンプ行こうぜ!」
『?』
「え?嫌だった?」
『いや、というわけではないが行ったことがなくてな…』
「テキトーなキャンプ場見つけて、テントとか建てて、バーベキューして、釣りして、遊んで、寝る!」
「んでもって、帰りは温泉」
「どう?行きたくなった?」
『ふふっ、あぁ。行きたくなった』
『では、妹たちにも伝えておこう』
「お義母さんには俺から許可取っておくよ」
『スケジュールはどうしようか』
「行く前日からうちにお泊まりしてもらって、キャンプで2泊3日、帰ってきてまた家で1泊して実家に送るって感じでいかがでしょう」
『良いと思うぞ』
「んじゃ、時間あるし俺らは買い出しでも行きますか」
『何が必要なんだ?』
「イロイロ」
『…大丈夫か?』
「任しとけって」
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ちょっと大きめのモール
「まずは小物からだな」
割りばし
紙皿
紙コップ
トング
歯ブラシ
しゃもじ
虫除けスプレー
『とりあえずはこんなところか』
「次はキャンプグッズだな」
テント
タープ
クーラーボックス
バーベキューコンロ
炭
着火材
網
鉄板
防水スプレー
寝袋
飯ごう
防火手袋
『…なぁ、テントなんかは今買う必要が合ったのか?値段も安くはないし、レンタルとか』
「今買っといて損は無いだろ?将来的にも」
『?』
『…っ!///』
「んで、釣りもしたいからぁ」
釣竿
仕掛け
網
バケツ
手袋
「あっ、家で使う分の寝具なんかもいるよな」
簡易的な布団セット
「んじゃ、これで終わりかな」
「足りないもんあったら現地調達ってことで」
「食材は2人が来てからまた買いに行こう」
『け、結構な出費だったな…』
「だな、まぁまだまだ貯金はあるし心配すんな」
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後日
『ん、そろそろ着くそうだ』
「大丈夫かな」
ピンポーン
『きたな』
バタバタ
ガチャ
「はーい」
「いらっしゃい」
『よく来たな』
リ、カ「「お邪魔します」」
「はい、どうぞ」
「荷物はコッチ置いてね」
『まずは手洗いうがいを済ませろ、洗面所はあっちだ』
「来たばっかりで悪いけど一旦お昼食べよっか」
「なに食べたい?」
リン「うーん、スパゲッティ!」
『カーリーもそれで良いか?』
カーリー「うんっ」
『それなら、家にあるもので作れるな。少し待ってろ』
エア以外「「「はーい」」」
『…貴様もか』
みんな「『ごちそうさまでした』」
「ありがとうエア今日も美味しかったよ」
「片付けは俺がやるから置いといて良いよ」
「さっ、一休みしたし行くか!」
カーリー「どこ行くの?」
『買い物だ。キャンプに使う食材の買い出しに行く』
『お前たちも早く準備しろ』
リン「わーい!」
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スーパー
「まずは野菜からだな」
『次は肉か』
「海鮮は…一旦保留だな」
『飲み物と水も必要だろう』
「好きなジュースもっておいで」
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帰宅
「ふぃー、つかれたー」
『肉類は冷凍で構わないな?』
「うん」
「じゃあ俺は野菜の下準備するわ」
『なかなかに量があるからな…お前たちも手伝ってくれ』
「リンちゃんはこの野菜を洗ってきてね」
リン「はーい」
『カーリーはピーラーで皮を剥いてくれ』
カーリー「うん!」
「よしっ、終わったな。2人ともありがとう!」
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リン「ふぁー」アクビ
「ふふっ、明日も早いしそろそろ寝るか」
『だな』
みんな「『おやすみなさい』」
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翌日
「忘れ物はないか?」
リ、カ「「うん!」」
『問題ない』
「じゃっ、出発するか」
「とうちゃーく!」
『運転ありがとう』
「いいよ」
「まずはテントとタープの設営からだな」
「す、すげぇな、流石はウマ娘だ」
『では設営も済んだし昼食の準備をしよう』
「ん、火焚けたぞぉ」
『いい火加減だ』
ジュー
リン「うわぁー、美味しそう!」
カーリー「いい匂いするー!」
『まだ焼けてないからな、もう少し我慢しろ』
「ん、もう出来たぞ」
みんな「『いただきます!』」
カーリー「!おいしい!!」
『ふふっ、良かった。まだ沢山あるからなゆっくり食べろよ?』
「あぁーお腹いっぱい」
リン「?」
「…いっぱい食べなさい…」
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3時間後
「食後の片付けと一休みも済んだし」
「あそぶぞー!!」
リ、カ「「いぇーい!!」」
テニス
「はぁっ、はあっ、むりっ、もっ、むりだからっ」
カーリー「まだ初めて30分もたってないよ?」
「っ、せめてっ、人間をっ、もう一人増やすべきだったっ」
ソフトバレー
「こわいこわいこわいこわいこわいこわい!!!!」
「これ!当たったら死ぬよね!?俺!?」
『大丈夫だ加減している』
「エアはね!?」
『む?いい時間になってきたな』
「ゆ、夕飯に、しますか?」
「『ごちそうさまでした!』」
「片付けも済ませたら真っ暗になっちまったな」
『まだ早いが中に入るか』
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テントの中
リン「ねえねぇ!」
カーリー「アレしようよ!アレ!!」
『ん?なんだ?』
リン「みんなでお泊まりって言ったら恋バナでしょ!」
「えぇ?俺の好きなひとは君たちのお姉ちゃんだけど?何ならほぼ間違いなく相思相愛だけど?」
『これで私たちのは終わりでいいな』
『お前たちはどうなんだ?』
カーリー「ええ!ずるいよぉ!」
『ズルくない』
「さあさあ、早く答えてよー!」
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2日目
「いっくぞー!」
リ、カ「「どこに」」
「どこって、そりゃ、釣りだよ、釣り」
チャポンッ
ピクッ
ブルルっ
「きたっ!!」
『おお、スゴいな』
カーリー「すごーい!」
リン「リンも釣りたい!」
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そんなこんなで夜は更けていき
リン「うー、もう真っ暗になっちゃったよぉ」
カーリー「はやいなぁ」
「ふっふっふ」
「何を言っているんだい?君たちは」
「メインイベントはこれからだろ?」
ガサッ
リン「これって!」
リ、カ「「花火!!!」」
『楽しかったか?』
リ、カ「「うん!!」」
「じゃあもう寝よっか」
みんな「『おやすみなさい』」
「エア」
『ん』
チュッ
リン「あー!お兄ちゃんとお姉ちゃんチューしてるー!!!」
「!」
『!?』
『なっ、ち、ちがうぞ!』
リン「うそだー!絶対してたよー!!」
『し、していないと言っているだろう!?』
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翌日
「よしっ、かえるぞー」
『帰りは温泉だったな』
「うん、汚れと疲れを洗い流しちゃいましょ」
「ついたぞー」
『んぅ?すまないな』
「気にすんな」
かぽーん
「気持ち良かったか?」
『あぁ、やはり大きい浴槽は良いものだな』
カーリー「お風呂いっぱいあったね」
リン「ねー!」
「ん、みんな寝ちゃってるな」
「起きて、エア、起きて」
『んん、また寝てしまったか』
「2人を連れてくの手伝ってくれ」
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翌日
「忘れ物ないか?」
『取りに戻るの大変だからな?』
「ん、ついたぞー」
ピーンポーン
お母様「はーい」
お母様「あら、2人とも久しぶりね」
「『お久しぶりです』」
お母様「あの子達いい子にしてた?」
「ええ、とても」
お母様「楽しかった?」
リ、カ「「うん!」」
『それでは』
お母様「ええ、また今度ね」