VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第114話 激辛ペヤング早食い対決 その6

【登場人物】

 

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

羽曳野あひる Dstars2期生 雑談配信が得意

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん

生駒すず   Dstars1期生 JKお狐VTuber

 

【シチュエーション】

 

羽曳野あひるVS清水K介。

激辛ペヤング早食い対決視聴中。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

K 介「あひる嬢。マヨネーズ作戦が裏目に出たようだな」

 

   「しかし、手加減はしない……」

 

 

   「ここで僕も味変タイム! 生卵を使います!」

 

 

す ず「おーっと! ここでK介くんも味変にかかった!」

 

   「しかも……生卵をかけずに、別のお椀に入れる!」

 

   「これは激辛ペヤング攻略法の王道――生卵つけ麺だぁ!」

 

K 介「生卵に麺をくぐらせることで、辛いソースを洗い流す!」

 

   「そこに加えて生卵でコーティングされた麺を食す!」

 

   「これが完璧な激辛ペヤングの攻略法!」

 

す ず「すごいK介くん! たまごにつけだした途端、勢いが増した!」

 

   「ずるずると、まるで啜るように激辛ペヤングを食べていく!」

 

K 介「たまごのまろやかな味わいが、口の中に広がる――」

 

   「これならいくらでもいけるぜ!」

 

   「このまま一気に、たたみかけますよ!」

 

あひる「ひどい! ひどいよおじおじ! そんなのズルだぁ!」

 

 

   「そのタマゴの汁も飲まないとダメだからね!」

 

   「タマゴ残したら反則負けだからね!」

 

 

K 介「……え(困惑)」

 

 

す ず「おーっと! ここでK介くんの手が止まったァ!」

 

 

   「たしかにそりゃ手も止まる!」

 

   「激辛成分をタマゴで落とすということは」

 

   「タマゴに激辛成分がたまるということ!」

 

 

   「つまり、生卵つけ麺は激辛成分濃縮でもある!」

 

   「これを飲み干さなくてはいけないのは辛い! 辛いぞK介くん!」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「あひる先輩、無茶苦茶言い出しましたね」

 

ずんだ「いやいや、生卵も完食するべきでしょ」

 

   「それが嫌なら水で洗い流して食べろって話よ」

 

 

   「まぁ、水で洗っても辛いんだけれど……(遠い目)」

 

 

ばにら(美月さん……?)

 

   (もしや配信してないだけでチャレンジした?)

 

 

ずんだ「救済措置はあくまで味変。そして、勝利条件は完食」

 

   「そりゃ、味を変えるのに使った食材も残さず食べるべき」

 

   「まぁ、そこはK介くんも分かってたみたいで」

 

   「ここはあひるとのプロレスだったらしいわ」

 

ばにら「あ、事前に打ち合わせしてたんですか?」

 

ずんだ「ガチンコバトルだけれど、そういう細かいネタは合わせてたって」

 

   「マヨネーズ大量投入も、インパクト重視のネタだったのよ」

 

   「まぁ、効果がなかったのは予想外だったみたいだけど」

 

ばにら「ほんと、どんだけ準備してるんですか、この二人」

 

ずんだ「真面目なのよね」

 

   「かたやいいとこのお嬢さま」

 

   「かたや農家で厳しく育てられた昭和男子」

 

   「VTuberやってるのがおかしい」

 

   「けど、そんな二人だから、唯一無二の配信になる」

 

 

   「配信業って不思議なものね」

 

 

ばにら「そうですね……」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

す ず「おぉっと! ここでK介くんがスパートをかけた!」

 

   「激辛ペヤングの麺を、全て生卵に投入!」

 

   「さらに――追い生卵だぁ! しかも二個! 二個も入れちゃいます!」

 

   「そこまでして勝ちたいのか――K介くん!」

 

K 介「勝ちたいですよ!」

 

   「僕だってVTuberなんです!」

 

   「リスナーにかっこ悪い所なんて見せられませんよ!」

 

あひる「お……おじおじ!」

 

 

   「けど、流石に生卵三個は、大人げないと思うっす!」

 

 

K 介「だってあひる嬢が、飲めって言うから!」

 

   「飲めないよ、こんな原液濃縮された激辛エキス!」

 

す ず「あひるちゃんの言う通り!」

 

   「生卵三個は、タンパク質を摂りすぎだ!」

 

   「お前はボクシング選手にでもなるのかい、K介くーん!」

 

K 介「えぇい、やかましい!」

 

   「チキンでも、臆病者でも、ヘタレでもなんとでも言え!」

 

   「ようは――勝てばよかろうな……」

 

 

   「ウェッホエッホウェッホ!!!!(変な所に入った)」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

激辛ペヤングに卵洗いはよく効くそうですね……。(筆者は未経験)

僕は過去に食べられなくて、水で洗って食べた経験がありますが、それでも辛いからほんともうどうしたものかと思いました。無事に完食できてよかったです。

激辛料理も考えものというか、自分に合った辛さがやはり大事ですね。

 

はてさていよいよ早食い対決もクライマックス! 先に麺をすすりきるのは、K介か、それともあひるか! 気になる方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローの方をお願いいたします!m(__)m

 

 

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