VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第128話 りんご裁判 その4

【主人公】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

津軽りんご  きまぐれ僕っ娘

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当 

 

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

 

【シチュエーション】

悪戯ばかりしているりんご。ついに裁判にかけられる。(企画)

そんな地獄企画を、いつものように見守るずんだとばにら。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

あひる「いやぁー」

 

   「やってますねぇ、りんごさん」

 

ぽめら「これは物証(アーカイブ)が残っていますから」

 

   「言い逃れできませんよ」

 

りんご「聞いてくれ二人とも」

 

 

   「刑法には緊急避難という考え方があってだね」

 

 

あひる「泥棒がなに真面目な顔で法律を語ってるぐゎぁ!」

 

ぽめら「だはははははwwww」

 

りんご「ひどい! 泥棒だって法律の勉強くらいしますよ!」

 

   「むしろ捕まった時に言い訳するために、よっぽど勉強します!」

 

   「差別的な発言はやめていただきたい!」

 

あひる「差別じゃないんだわ、ツッコミなんだわ!」

 

 

りんご「とにかく」

 

   「ゆきちを溶岩に突き落としたのは、この緊急避難に相当すると思います」

 

   「あそこでゆきちを押しのけなければ、僕がピグリンにやられてました」

 

 

   「僕は悪くありません!(ドヤ)」

 

 

あひる「こいつ、うまく言い逃れするのが腹立つ……」

 

ぽめら「たしかにその通りだから何も言えないねぇ」

 

 

字 幕『溶岩突き落としあっちゅあっちゅ全ロス罪』

 

   『無罪!!!!』

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

あひる「すごいですね」

 

   「まさかここまで立て続けに無罪を勝ち取るとは」

 

   「津軽りんご――実は泥棒じゃなくて詐欺師なのでは?」

 

ぽめら「的確に反論してくるあたりは流石ですね」

 

   「裁判長、このままだとこの危険な泥棒猫を」

 

   「DStarsに解き放つことになります」

 

 

りんご「みんな、追い詰め方が甘いんじゃない?」

 

   「その程度のことじゃ、僕を捕まえることなんてできないよ~?」

 

 

あひる「しかーし! ここで真打ち登場です!」

 

   「次の原告はすごいですよ!」

 

   「彼女はきっとりんごを追い詰めてくれるはず!」

 

りんご「それでは第三の原告」

 

   「匿名希望『ピチピチの17歳JK』さん」

 

   「告訴内容は『委員長誘惑たぶらかし罪』です」

 

あひる「またこれ、少しも隠せてねーじゃねえか」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ゆきちまさかの敗訴。物証もしっかり揃っているのに負けるとは。

やはり普段から、あっちゅあっちゅしているのが敗因か……。

そして、次に控えた原告は、また壮大な勘違いの予感……。

 

はたして、泥棒猫の津軽りんごを止めることができるVTuberは現れるのか。気になる方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!m(__)m

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