VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

171 / 815
第168話 なぞなぞマスク その8(ラスト)

【登場人物】

 

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

生駒すず   DStars1期生 JKお狐VTuber

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

 

【シチュエーション】

 

 なぞなぞマスクの切り抜き視聴中。

 まさかのりんごからの逆なぞなぞ……。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

りんご「ではさっそく出題です」

 

   「きつねさんがうどん屋さんに入りました」

 

   「なにをトッピングしたでしょうか?」

 

???「いや、いやいや」

 

   「それは流石に簡単すぎるでしょう」

 

   「答えはきつねうどんで決まりでしょう!」

 

りんご「ブッブー! 不正解で~す!」

 

   「正解はぁ~」

 

 

   「コーンでしたぁ~」

 

 

???「いやいやいや! うどんにコーンて!」

 

   「そんなトッピングあり得ないでしょ! 常識的に考えて!」

 

   「いくら語呂合わせだからってそんな……」

 

 

りんご「けど、すずちゃんはさっきそれをやったよね?(真顔)」

 

 

???「…………(息を呑む)」

 

 

りんご「はい、続いて第二問!」

 

   「きつねさんがアイスクリーム屋さんに入りました」

 

   「なにを注文したでしょうか?」

 

 

???「え? 狐がアイスクリーム屋に入る?」

 

   「何を頼むだろう………うぅん……」

 

 

りんご「はい、時間切れぇ~」

 

   「これはサービス問題だったのに、分からなかったねぇ~」

 

   「答えは簡単……」

 

 

   「コーン(アイスの下の部分)でしたぁ~」

 

 

???「いやいやいやいや!」

 

   「おかしいでしょ! コーンだけって!」

 

   「せっかく入ったんだから、もっと美味しいのを頼むべき!」

 

 

りんご「けど、すずちゃんはそういう問題を出したよね(真顔)」

 

 

???「…………はい(小声)」

 

 

りんご「それじゃファイナルラスト最終問題」

 

   「きつねさんのお家が火事になりました」

 

   「必死に助けを求めるきつねさん」

 

   「けれど、助けはやって来ませんでした」

 

 

   「さて、なんででしょう?」

 

 

???「…………」

 

 

   「……助けがコーンってことですか?(おそるおそる)」

 

 

りんご「日頃の行いが悪かったからだよ(満面の笑顔)」

 

 

???「……ヒェ!」

 

りんご「こんなしょうもない悪戯ばっかりして」

 

   「特待生のリーダーなんだから、もっと自覚を持って行動しないと」

 

   「もちろん、なぞなぞマスクがウケてるのは知ってるけれど」

 

   「調子に乗って同じネタを擦り続けるのはよくないよ」

 

 

   「VTuberなんだからさ」

 

   「視聴者が飽きないように、配信内容は組み立てないと」

 

 

   「僕の言ってること、すずちゃんなら分かるよね?」

 

 

???「ノットイコマ! アイアム、なぞなぞマスク!」

 

   「けど、りんごさんの言ってることはよく分かりました!」

 

   「というわけで、ここで生駒は退散させていただきます!」

 

   「お二人とも、どうか作業を頑張ってください!」

 

りんご「うん、すずちゃんも次の配信頑張ってね」

 

   「乙コーン」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「…………」

 

   「容赦なさ過ぎじゃないバニですか?」

 

ずんだ「りんご、この手の勝負事では手加減しないタイプだから」

 

   「ほら、昔ゲームセンター荒しをしてた時からそうだったし」

 

   「ムキになっちゃうのよね(微笑)」

 

ばにら「いやいやいや!」

 

   「すず先輩涙声になってたバニですよ」

 

   「こんなん、ちょっとした配信事故やないですか……」

 

 

   「というか、すず先輩はDStars最年少!」

 

   「現役JKなんですから、もっと大事にしてあげてもろて!」

 

 

ずんだ「『しつけは厳しく』がりんご家の教育方針らしいわ……」

 

 

   「まぁ、里香ちゃんが厳しくする方なんだけれどね」

 

 

ばにら「いくらなんでも、あんまりバニですよ……」

 

ずんだ「まぁ、いつもやりっぱなしのなぞなぞマスクが」

 

   「逆にやり返されるのも面白い……って、ことでひとつ、ね?」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

???「とほほ~! まさか、あそこでりんごが絡んでくるなんて!」

 

   「もう、なぞなぞマスクはこりごりですよ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

最後はきっちりお仕置きされたなぞなぞマスク。

こうして、マイクラでの謎のなぞなぞ凸は一時的に収束するのであった。

しかし――なぞなぞマスクは死んだわけではない。そこにマイクラをするメンバーがいる限り、初心者のメンバーがいる限り、いつだって現れるのだ。

 

とはいえ、猫には敵いませんが。

 

というわけで、怒濤のナゾナゾ回でございました。将来的にこの怪盗猫に捕まり、ナゾナゾ部長になる未来まで見えてしまった方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いいたします!m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。