VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第175話 青葉ずんだの知らない世界 その7(ラスト)

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

 

【シチュエーション】

ゆ俺恥ブームに傷ついたゆきを慰めるオフ(ゆきち宅)会。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「ずんさん! 無理してやる必要はないですよ!」

 

   「ほら、ずんさんの得意なアクションゲームと違って」

 

   「『うたわれ』はSRPGですから!(あたふた)」

 

ゆ き「そうだよずんだ!」

 

   「たしかに『うたわれ』は名作だけれど!」

 

   「無理してやる必要はないよ!(おめめぐるぐる)」

 

う み「ずんだ先輩、悪いことは言わないからやめておきな」

 

   「こっちの沼はアンタが思っているより深いぜ……?(真顔)」

 

ずんだ「なんで凄んでるのよ、うみ」

 

   「別にSRPGなら、私もFEとかけっこうやったし」

 

   「嫌いじゃないから、楽しく遊べるわよ?」

 

ばにら「いやいやいや!」

 

   「そういうことじゃなくって!」

 

ゆ き「問題はゲームのジャンルじゃなくて!」

 

   「対象年齢的な! そういうな! アレがあるの!」

 

ずんだ「なに? CEROのZ指定とか入ってる感じ?」

 

   「大丈夫よ。私、とっくの昔に18歳以上だし」

 

   「内臓が飛び散ろうが、裸の男が出て来ようが、驚かないって」

 

 

ばにら「そうだけど!(必死)」

 

   「そうじゃないんです!(絶叫)」

 

 

う み「ダメだ! ずんだ先輩ってば、なにも分かっちゃいない!」

 

   「びっくりするほど初心! VTuberなのに純粋培養!」

 

   「これが青葉ずんだの真の魅力……!」

 

ゆ き「分かった。ずんだの決意が固いならなにも言わない」

 

 

   「けど、まずはソシャゲ版で世界観を把握して……ね?(日和った)」

 

 

ばにら(ゆき先輩、ナイスフォロー!)

 

   (これで美月さんにエ……男性向けゲームをやらせなくて済む!)

 

 

ずんだ「いや、やるなら私もPC版がいいわよ」

 

   「それが原典にして至高なんでしょ?」

 

   「だったらまず、それをやらなくちゃ(ムフー!)」

 

 

三 人「うわぁーっ! 最悪の展開だぁ!」

 

 

ずんだ「なんでそんなに騒ぐのよ」

 

   「心配しなくても、Z指定のゲームなんていくらでもやったわ」

 

   「GTA、バイオ、アサクリ……」

 

   「ゴア表現でビビるほど、私もヤワなVじゃない」

 

ばにら「違う! 違うんです、ずんだ先輩!」

 

   「CEROとはまた違う指定がこの世界にはあってで!」

 

う み「ばにら! それを自分の口から言うのか!」

 

   「ゆき先輩! ばにらを沼に沈めたのはアンタでしょ!」

 

   「責任もって、説明してあげてくださいよ!」

 

 

   「あんたDStarsの最年長でしょ!」

 

 

ゆ き「えっとね……ずんだ?」

 

   「一般向けのゲームしかやらないずんだには、分からないと思うけど」

 

   「世の中には、男専用のゲームがあってね」

 

ずんだ「……男専用のゲーム?」

 

 

   「……あっ!(なにかに気づいた顔)」

 

 

三 人(ようやく察してくれたか、ずんさん……!)

 

 

ずんだ「なんだ! それならそうとはやく言ってよ!」

 

   「もーっ、なんでそんなにキョドるのか、分かんなくて焦ったじゃない」

 

ゆ き「ずんだ、分かってくれたか……!」

 

ばにら「よかった、冥府魔道を歩ませずに済んで……!」

 

う み「ちぇっ、なんだ気づいちゃったか」

 

   「ずんだ先輩も私らと同類になればよかったのに……(冗談)」

 

 

ずんだ「ギャルゲーって奴ね! 女の子とイチャイチャする奴でしょ!」

 

   「やーねー! それくらいで恥ずかしがる歳じゃないわよ!」

 

   「思春期じゃないんだから!」

 

 

三 人「やっぱり、なんもわかってねぇ!!!!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

――後日、すったもんだのすえ、結局PC版をやったずんさん。

 

ばにら「……ど、どうでしたか、美月さん?」

 

   「ストーリーはよかったでしょ?(ドキドキ)」

 

ずんだ「…………」

 

   「ストーリーはよがった」

 

   「SRPGパートも、そこそこ楽しめた」

 

   「キャラもみんなかっこよがった」

 

 

   「けど、主人公の節操のなさが許せん(激おこ)」

 

 

ばにら「それは、その」

 

 

   「…………はぃぃ」

 

 

―――――――

補足 うたわれの主人公

―――――――

 

ルート分岐皆無で、すべてのヒロインに手を出すことになる。今にして思うと、典型的な「なろう系主人公」である。別に好色というわけではないのだが、『これエロゲなのよね』。PS2版やアニメでは、そういう描写は全カットされており、単なる「カッコいい主人公」になるので、そっちからPC版に触れる人は注意だ!!!!

 

―――――――

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

好色皇ハクオロ(もちろん、冗談ですw)。

僕もアニメからPS2に入った口で、原典には触れられてないんですが……あの節操のなさが、まさか2への伏線だったとは。このリハクの(ry

という、完全に世代にしか分からないネタでございました。

 

「なんでこんなの書いたの……?」と思われた方も多いかと。

 

捕捉しますと、ばにらの元ネタの兎田ぺこらさんが、200万人突破記念の直後に、うたわれるものPS2版のエンディング「キミガタメ」を歌ったからです。(白目)

「夢想歌」も他の歌枠で歌ってるし好きなのかなぁ……という、妄想から生まれた産物でございました。(笑)

 

という所で、かなりオタオタしい話でしたが、懐かしいなと思った方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いいたします!m(__)m

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