VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第235話 絶対に笑ってはいけないDStars学園24時 その8

【登場人物】

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

黒門だいあ  DStars1期生 大阪系ファンキーVTuber

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

先斗町さきゅ DStars1期生 ぽんこつ妹系サキュバス

トゥパイ   DStarsID りす

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

キララ    DStarsID お絵描きが得意

ニーナ    DStarsID マイクラつよつよ元アイドルV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

 

【シチュエーション】

ジミーちゃん回。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

だいあ「ほな、せっかくやさかいビデオテープ見よか?」

 

あひる「あー、誰が出てくるんだろう」

 

りんご「ジミーちゃん枠って、パッと思いつかないよね」

 

い ま「普通に考えて、まだ出てないメンバーだよね?」

 

う み「誰でしょう?」

 

   「ぽん子さん? たるきち? もみじ先輩? あとは――」

 

だいあ「しっ! ほら、はじまるで……」

 

 

ナ レ「ここは世界を股にかけ活動するVTuber事務所」

 

   「DStarsの日本オフィス」

 

   「ここで仕事をしている、とある天才翻訳員の仕事に」

 

   「今日は密着していきたいと思う――」

 

 

さきゅ「はい、もしもし!」

 

   「DStars日本オフィスの天才サキュバス」

 

   「先斗町さきゅでちゅ!(噛んだ)」

 

 

全 員「あっはっはっはっはw」

 

※ 既に笑いましたが、VTR中が終わるまでお待ちください。

 

 

トゥパ『もしもし、私、DStarsIDのトゥパイと申します』

 

さきゅ「チュパ? チュパい?」

 

   「チュッパチャプス?」

 

   「わかりました、チュッパチャプスさまですね!」

 

   「本日はどのようなご用件でしょう?」

 

トゥパ『実は、日本事務所の青葉ずんだ先輩が気になって』

 

   『電話番号を教えていただけませんか?』

 

さきゅ「青葉ずんだ! はい、青葉ずんだですね!」

 

   「なるほど、少々お待ちいただけますでしょうか……」

 

 

だいあ「いや、待たせてどないすねん!」

 

   「というか、名前しか聞き取れてないやろ!」

 

りんご「忘れてた! ウチにも天才がいることを!w」

 

う み「真面目に応答してるんですから、ちゃんと見てあげましょうよw」

 

あひる「さきゅパイ出すのは反則でしょw」

 

 

さきゅ「申し訳ございません」

 

   「ただいま、青葉ずんだは出社しておりません」

 

   「また折り返しご連絡いただけますでしょうか?」

 

トゥパ『いや、そうじゃなくて』

 

   『ずんだ先輩の電話番号を』

 

さきゅ「失礼します。またのお越しをお待ちしております(ガチャ)」

 

 

   「…………ふぅ(やり遂げた顔)」

 

 

ナ レ「天才翻訳員の仕事は忙しい」

 

   「ひとつの仕事に構っていられない」

 

   「迅速に仕事を片づけるのも、大切なのだ……」

 

 

だいあ「いや! 仕事しとらんやろ!」

 

   「絶対分かってへん顔してたで!」

 

   「同期やから分かるわこんなん!」

 

あひる「だいあ先輩、同期じゃなくてもそれは分かるよ」

 

う み「さきゅ先輩に、翻訳なんてできるわけないじゃないですか……」

 

 

さきゅ「はい! 天才サキュバスの、先斗町さきゅです!」

 

   「どうされましたか!」

 

キララ「すみません、ID事務所のキララです!(日本語)」

 

   「お姉さま――いま先輩とのコラボについてご相談があるんですが?」

 

さきゅ「…………」

 

   「すみません、日本語でおっしゃっていただけますか?」

 

 

五 人「ファーーーーッ!wwww」

 

 

あひる「限りなく流ちょうな日本語やったっちゅうねん!」

 

い ま「キララちゃん、日本語話せるのにw」

 

う み「もうやだ! これ、見てらんない!」

 

   「共感性羞恥で委員長には耐えられません!」

 

りんご「見るんだうみちゃん!」

 

   「先輩が身体を張ってるんやぞ!」

 

   「その勇姿を網膜に刻みつけろ!」

 

だいあ「刻みつけてどないなるねんこんなん」

 

   「お、次の相談者が来たで」

 

 

ニーナ「シャチョー! ばにらシャチョープリーズ! テルミー!」

 

   「アイウォントプレイ! ウィズティビーゲーム!」

 

   「ディドゥユーセイ、アイラービュー! ホワーイ!」

 

さきゅ「…………」

 

   「オーケーオーケー! オーケーカモンベイビー!」

 

   「ザッツ、スーシー、テンプーラ、スキヤーキ、ニンジャ!」

 

 

全 員「もうほんと、やめてあげて!」

 

   「さきゅちゃんの語学力はゼロよ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

あけましておめでとうございます!m(__)m

元旦からの更新となりますが、こうして一年も更新を続けられ、ちょっと嬉しく思っております。本年も、どうぞ本作をよろしくお願いします。(暇な時でいいのでw)

 

天才と名高いサキュバス、さきゅちゃんが大暴走。

そして、IDメンバーもちゃっかりと合流。

ニーナちゃん以外は、本格的に出るのははじめてですね。

 

さきゅちゃんの天才な翻訳に振り回されつつも、日本メンバーの先輩たちへの重たい感情を隠さない彼女たち。そのうち、しっかりしたコラボもしてあげたいですね。

 

さて、そろそろこの年末・年始企画もおしまい。笑ってはいけないの締めといったらやっぱり――察しのついた方、そして、誰がその役になるのか分かった方は、ぜひぜひコメント欄で! あと評価・フォローなどよろしくお願いいたします! m(__)m

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