VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第268話 これってホラーなの⁉ その1

【登場人物】

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

 

【シチュエーション】

ずんだ、今話題の8番出口にチャレンジ。

なお内容について未調査だった模様……。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

―――――――

捕捉 8番出口

―――――――

 

2023年の年末に突如として姿を現わした和製ホラーゲーム。永遠に続く地下鉄通路から、どうにかして脱出するという、いわゆる脱出ゲーなのだが――配信者との相性が抜群によく、大小様々な企業VTuberから個人勢VTuberまで、こぞってプレイ動画を配信した。また、システムを理解するとRTAとしても楽しめることから、初見プレイ後のRTA配信も盛んに行われている。

 

なお、作中は2020年くらいを想定しており、このゲームに言及すると時空の歪みが発生してしまうのだが――旬を逃すと面白くなくなるので、あえて触れる。

※ かんだいなこころでみてね。

 

―――――――

 

 

ずんだ「え⁉」

 

   「ちょっと待って⁉」

 

   「これってホラーゲームなの⁉(驚愕&顔面蒼白)」

 

 

―――――――

コメ欄

―――――――

 

:そうだよ

 

:思わず素になるずんさん。

 

:ホラーと聞いて青ざめる、我らが青葉ずんだ

 

:やはり、ホラーが苦手だったか

 

:知ってた

 

:なんの前知識もなしにはじめたのね

 

:俺も鼓膜のストックを確認するの忘れてたわ

 

:鼓膜は破り捨てるもの……!

 

―――――――

 

 

ずんだ「まぁ、ずんだは別に怖がりじゃないから」

 

   「ホラーとか大丈夫だから」

 

   「全然やっちゃうけどね(震え声)」

 

 

   「ちなみにリスナーさん」

 

   「どれぐらい怖いの?」

 

 

―――――――

コメ欄

―――――――

 

:ネタバレ禁止だからそれはちょっと

 

:説明しづらいホラーなんだよね

 

:まぁ、慣れてしまえばいうほど怖くはない

 

:場合によりけりじゃない?

 

:少なくとも、チラズよりは怖くない

 

:ぽめしゃがクリアしてたから大丈夫

 

―――――――

 

 

ずんだ「あ! なんだ! ぽめしゃがクリアしてるんだ~!」

 

   「ならずんだでもクリアできるでなぁ~!」

 

 

   「よ~し、それじゃいっちょがんばりまんぼう!(ふんふん)」

 

 

―――――――

コメ欄

―――――――

 

:ぽめちゃんを人柱にするなw

 

:まったく、このイッヌは……

 

:実際、怖がり度は二人とも同じくらいだからね

 

:先にぽめしゃがやっててよかった

 

:まぁ、メンバーの中では時間かかってた方だよな

 

:バチクソ怖がってたからなぁ、ぽめしゃ

 

:あの様子じゃ、先生たいへんだっただろうな……

 

:産休に入らないかちょっと心配

 

:おい、ここはずんさんのチャンネルやぞw

 

:特級呪物がこないからって、悪口はやめるんだw

 

―――――――

 

 

ずんだ「あ、忘れてた……」

 

 

   「ところで、なんでぽめぽめがクリアしたって知ってるの?(圧)」

 

   「他の女の配信を見てたの……?(圧)」

 

 

―――――――

コメ欄

―――――――

 

:圧助かる

 

:ずんさんのチャンネルで他のVTuberの話は厳禁

 

:忘れがちだけど、大事なことよね

 

【スパチャ 5千円: 指ですお収めください】

 

【スパチャ 3千円: 今日の指です】

 

【スパチャ 1万円: 浮気しません、指です】

 

:ずんだスキー(リスナーの愛称)たちが指を納めはじめた

 

:ずんさんの配信がそもそもホラーなんよ

 

:なのに、ホラーが苦手って面白いよな

 

:まぁ、この圧が出せるのも、最初だけだからさ……

 

【スパチャ 5千円: ずんさん頑張って! 応援してるバニ!】

 

:ばにらもよう見とる

 

―――――――

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ホラゲだと知らずに8番出口に挑むことになったずんだ。

はたして今回も、先輩の威厳を保つことができるのか……。

 

スパチャで応援している辺り、ばにらにはもうホラゲダメなのバレてるぞ!

 

8番出口、いやほんと、素晴らしいゲームでしたね。媒体は違いますが、こういう光るアイデアで勝負した作品を、僕も書けるようになりたいものです。もし本作に光るものを感じていただけたなら、ぜひぜひ評価・フォロー・応援をいただけると幸いです。m(__)m

 

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