VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第370話 水星のように母、再び その3

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

 二人でエイプリルフールを前に晩酌中。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ずんだ「で、なにするか決めた?」

 

   「私的に熱いのは……嘘デビュー企画だけど」

 

ばにら「あぁ、新人VTuberですって言って」

 

   「嘘デビューする奴ですね!」

 

   「ガワをわざわざ作ってもらったりして……」

 

 

   「さすがに今からはちょとキツくないですか?(3月29日)」

 

 

ずんだ「うーん、たしかに今から用意するのは」

 

   「内容によっては、ちょっと厳しいわね」

 

 

   「元からある程度ガワができあがっていたり」

 

   「デフォルメキャラだったりしたら」

 

   「なんとか間に合うとは思うけれども」

 

 

ばにら「デフォルメキャラですか……」

 

 

ずんだ(二人でデフォルメキャラ作って)

 

   (ファンシー配信とか、楽しいかもしれないわね)

 

 

   (……いやいや、趣味に走りすぎか)

 

 

ばにら(マイ○ロと○ロミちゃんみたいなの作ってもらって)

 

   (美月さんと寸劇するのは、楽しそうだなぁ)

 

 

   (……いや、私がよくても美月さんが嫌がるか)

 

 

ずんだ「そうよね、時間的な制限を考えると」

 

   「今から嘘デビュー企画は厳しいわね」

 

   「となると、ゲストを呼ぶのが無難な所かしら……」

 

ばにら「けど、意外性のあるゲストなんて、アテがないですよ?」

 

   「三期生はもう、エイプリルフール企画の準備してますし」

 

ずんだ「そうよね、アンタ交友関係狭いものね……」

 

   「それでも誰かいないの?」

 

   「こういう企画に急に呼んでも大丈夫そうな知り合いとか?」

 

ばにら「無茶言わないでくださいよw」

 

   「DStarsのメンバー意外で呼べる人間なんて……」

 

 

スマホ『PiPiPiPi♪』

 

 

ずんだ「あら、珍しい」

 

   「花楓のスマホが鳴るなんて」

 

ばにら「……なんだか嫌な予感が」

 

 

   「えっと、着信番号は」

 

 

   「お母さん?(困惑)」

 

 

ばに母「もしもし、花楓?」

 

   「お母さんよ、元気にしてたかしら」

 

   「今ちょっと、東京の方に遊びに来ててね」

 

 

   「悪いんだけれど、花楓のお家に泊めてもらえないかしら?(無茶ぶり)」

 

 

ばにら「ちょっ! いくらなんでも話が急すぎるよ!」

 

   「こっち来るなら、来るって相談しておいて!」

 

   「そもそも、まだ引っ越しの片付けが済んでなくて……」

 

 

   「ど、どうしましょうか、美月さん!(あせあせ)」

 

 

ずんだ「…………!(なにかを閃いた顔)」

 

   「分かった! 私に任せなさい花楓!」

 

   「ちょっと、スマホを貸してくれるかしら!」

 

ばにら「あ? え? は、はい……?(判断能力消失中)」

 

 

ずんだ「あ、もしもし、お義母さまですか~♪」

 

   「ご無沙汰しております~♪」

 

   「以前ご挨拶させていただいた」

 

 

   「花楓の(ビジネス)パートナーの美月です~♪」

 

 

ばにら「美月さん!?(困惑)」

 

 

ずんだ「はい、はい、はい」

 

   「宿泊先でお困りなんですね?」

 

   「承知いたしました」

 

   「でしたら、私のマンションが空いておりますので」

 

   「お義母さまさえよろしければ、泊まっていってください」

 

 

   「いえいえ、大切な(ビジネス)パートナーのお義母さまですから♪」

 

 

ばにら(しない! 絶対にしない!)

 

   (ビジネスパートナーの母親に、そこまでする人いませんって!)

 

   (なに考えてるんですか、美月さん……!)

 

ずんだ「それでですね」

 

   「折り入ってご相談したいことがあるんですが」

 

 

   「いえいえ、娘さんとの結婚の話はまた今度でして」

 

 

   「お義母さまは、昔、テキストサイトをやってらっしゃったんですよね?」

 

   「でしたら……エイプリルフール企画って、わかりますよね?(にちゃあ)」

 

 

ばにら(本当になに考えてるの⁉ 美月さん⁉)

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

混ぜるな危険な義理の娘と義理の母。(大嘘)

 

このタイミングで上京したばにらママ。

なぜエイプリルフールのタイミングで、都合よくやっているのか。

まさか最初から計画のうちなのでは……!

 

もちろんそんなことはありません!(ただの偶然)

そんな、どこぞの水星の母じゃないんだから!

 

とはいえ、かつてテキストサイトをしていたばにら母。

そんな彼女にエイプリルフール企画なんて振ったらどうなるのか。

ばにらを待ち受ける苦難にwktkしている方は――ぜひぜひ評価・フォロー・感想、よろしくお願いいたします。m(__)m

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