VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第380話 水星のように母、再び その13

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

 エイプリルフール企画終わって、ちょっとひと息。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ずんだ「お義母さま、今日はどうも配信協力ありがとうございました」

 

   「おかげで新年度一発目から、すばらしい撮れ高です」

 

ばに母「撮れ高?」

 

ばにら「PV数ってことだよ」

 

   「お母さんの大好きな忍○カウンターが」

 

   「1時間1万とか行ってるってこと!」

 

ばに母「あら~それはすごいわね!」

 

   「お母さんのテキストサイトはゴミクソだったから」

 

   「なんだか嬉しくなっちゃうわ!」

 

 

   「また今度、ばにらちゃんとコラボしてもいいバニか~♥」

 

 

ばにら「ぜってーしないバニ!!!!」

 

 

ずんだ「あはははは(抑え気味)」

 

   「それにしても、本当に急な話なのにありがとうございました」

 

   「花楓、本当にエイプリルフールのネタに困っていたので」

 

ばに母「そう? 花楓は、自分でこういうのやる娘じゃないと思うけど?」

 

ずんだ「…………(ツイと目を逸らす)」

 

ばに母「ふふっ、そんな気まずい顔をしないで」

 

   「私としては、これでも感謝しているのよ」

 

   「あの引っ込み思案で、陰キャで、内弁慶な花楓が」

 

   「自分からいろいろやるようになってくれて」

 

 

   「最近は、事務所の同期生以外にも」

 

   「先輩ともちゃんとコラボしてて」

 

   「母として、とっても嬉しいわ」

 

 

   「全部、美月ちゃんのおかげね」

 

 

ずんだ「……お義母さま」

 

ばに母「ふふっ、その呼び方も嫌いじゃないわ」

 

   「本当に母親だと思って、甘えてくれても構わないのよ」

 

   「私、前にも言ったかもしれないけれど」

 

   「もう一人くらい、娘が欲しかったんだから」

 

 

   「ほら、いらっしゃい……!」

 

 

ずんだ「…………(照れつつも無視もできず近づくずんだ)」

 

 

ばに母「美月ちゃんはえらいえらい」

 

   「いつも配信頑張ってるし、後輩の面倒見もいいし」

 

   「パートナーのピンチには必ずかけつける」

 

 

   「貴方はとっても立派な娘よ。よしよし」

 

 

ずんだ「…………お、お義母さん!(号泣)」

 

ばにら「あぁっ! ちょっと二人でなにやってるの!」

 

   「美月さん! そんな裏でなに考えてるのかわかんない女に!」

 

   「ばぶみ感じてほだされちゃダメですよ!」

 

 

   「絶対にテキストサイトのネタにされますよ!」

 

 

ばに母「しないわよ~♥」

 

   「するのは、ばにらちゃんのことだけ~♥」

 

   「今度、川崎ばにらの母ってタイトルで」

 

   「ブログ再開しちゃおうっかな~♥」

 

 

ばにら「ぜったいにやめろォッ!!!!」

 

 

ずんだ(…………)

 

   (なんだろうな、この感覚)

 

   (おばあちゃんとはまた違う)

 

   (けど、あの人たちともまた違う)

 

 

   (これが、家族ってことなのかな?)

 

 

   (結婚するとか、冗談で言ってるけれど)

 

   (もし、本当に花楓たちと家族になれたら)

 

 

   (この人が、私のお母さんだったら……!)

 

 

ばにら「ほらほら! もう離れるばによ! くっつき過ぎバニ!」

 

   「は~な~れ~て! 美月さんは私のなんだから!」

 

ばに母「あらまぁ!」

 

ずんだ「ちょっ! ちょっと花楓! なに言ってるのよ!」

 

ばにら「百合営業のパートナーとして、当然の権利を主張したまでです!」

 

   「はい、そろそろ配信のお片付けしましょう!」

 

   「お母さん、明日の朝一で鹿児島に帰るんでしょ!」

 

   「準備準備! さっさとねちまうバニ!」

 

 

ばに母「本当にもう、ちょっと見ない間にたくましくなって」

 

ずんだ「……本当ですね」

 

ばに母「これからもよろしくね、美月ちゃん」

 

   「それと、さっき言ったことは本当だから」

 

   「いつでも、私のことをママだと思って」

 

   「頼ってきてね?」

 

 

ずんだ「…………」

 

 

   「はい(ばにらに負けないいい返事)」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

リスナーにはママライブしないのに、ずんだにはちゃんとママライブするばにらママなのでした。これはもう結婚待ったなしですね……!

 

なにか裏がありそうと言えばありそうですが!

(元ネタがプロスペ○マッマですからね……!)

 

はたして、このママ公認の関係が、二人をどう変えていくのか。

結論が出るのはこの小説が終わる時だと思いますが、それまでニヨニヨと見守っていただけると幸いです。まだまだ、もうちょっと頑張って続けます。これからも頑張りますので、ぜひぜひ応援・評価・フォローなどよろしくお願いします! m(__)m

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