VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第391話 あの日あの時あの配信で その10

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

 

【シチュエーション】

 ばにらの金盾凸待ちを振り返る(弄る)ネタ企画にて。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

あひる「だいたいな! 昔からどうかと思ってたんだよ!」

 

   「お前はたしかに配信にかける情熱はすごい!」

 

   「DStarsのだれよりも熱いものを持ってる!」

 

 

   「けど、それ以外のスペックが低すぎんのよ!」

 

 

ばにら「あ、あひる先輩……が、ガチ説教はちょっとやめてもろて!」

 

あひる「いいや言うね!」

 

   「今日は言わせてもらうね!」

 

   「でないとお前はまた同じ失敗を繰り返すだろう?」

 

 

   「ずんだも、りんごも、ぽめしゃも!」

 

   「お前を甘やかすだけで、ビシッと言わないんだもの!」

 

   「だったらあひるが言うしかないじゃん!」

 

 

ばにら「責任感……!!!!」

 

 

あひる「VTuberってのはさ、配信だけやってりゃいいわけじゃないの!」

 

   「もっと周りとの連帯感を持ってもろて!」

 

   「一人で配信やってるわけじゃないんだからね!」

 

ばにら「いや、一人バニですよ」

 

   「配信は一人でも気軽にはじめられるお仕事だから」

 

   「ばに~らも、やってるバニですよ……(しょぼん)」

 

あひる「だまらっしゃい!!!!」

 

   「ぼっち陰キャの屁理屈はいいの!!!!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

Bちゃ「ガチ説教がはじまっちゃいましたねw」

 

い ま「あひるちゃん、真面目な熱血系だものね」

 

   「ばにらちゃんが心配なのも間違いないけれど」

 

   「同時に見過ごせない部分もあったんだろうね」

 

Bちゃ「まぁ、言って直せるならばにらさんは」

 

   「ここまで陰キャと呼ばれることはありませんよw」

 

い ま「けど、ありがたいよね」

 

   「大人になっても、ここまでいろいろ言ってくれる他人って」

 

   「なかなかいないよ」

 

 

   「先輩・後輩のこれも正しい絆だと、私は思うなぁ……!」

 

 

Bちゃ「まぁ、転生前の配信キャリアから言うと」

 

   「ばにらさんの方が先輩なんですけどねwww」

 

 

―――――――

補足 川崎ばにらと羽曳野あひる、どっちが先輩問題

―――――――

 

DStarsへの加入時期は、あひるの方がはやいが……あひるはDStarsに入る前は、普通に一般女性をしており配信の経験がいっさいなかった。

一方、ばにらは底辺ながらも配信者として活動しており、その頃から追いかけてくれている古参のファンもいる。

 

箱的には先輩。配信者的には後輩。

ばにらにとってあひるは微妙な立ち位置の人物なのだ。

 

―――――――

 

 

ばにら「あひる先輩! わかってるバニ!」

 

   「ばに~らも、ダメだなってわかってるバニから!」

 

   「だからもうその辺にしてもろて!」

 

あひる「いいやわかってない! お前は全然分かってないバニよ」

 

   「いいかそもそも…………」

 

 

   「凸待ち配信っていうのはな、告知した時点で勝負が決まってんの!」

 

   「それを言う前に、どれだけ関係性を周りと作れているか!」

 

   「そういう話なんよ!」

 

 

ばにら「でもそれじゃガチンコ感がないバニじゃないですか!」

 

   「いつメンばっかりやってきて、展開見えてる配信なんて!」

 

   「なんの面白みもリスナーにはないバニでしょ!」

 

あひる「たしかにそれもある!」

 

   「けど、お通夜はあかんやろ!」

 

 

   「最低限、来てくれる人はキープした上で」

 

   「その上で『誰か来ないかなぁ~?』ってやるべきなの!」

 

 

   「あひるの言ってること分かるよね⁉」

 

 

ばにら「わ、わかりますけど!」

 

   「けど、やっぱりばに~らは、そういう『ガチ感』を」

 

   「ちゃんと大事にしていきたいなって……!(すんすん)」

 

 

あひる「ばにら」

 

   「まだ、配信やりはじめて日の浅いお前にはわからんだろうが……」

 

 

   「配信なんて九割仕込みだからな!(爆)」

 

   「ガチンコでやってる奴なんて、そんなにいないからな!」

 

   「みんな自分や企業が用意した台本通りに」

 

   「やってるだけだからァッ!!!!(諸説あります)」

 

 

ばにら「言っちゃったバニですよこの人!!!!(愕然)」

 

   「配信者が言っちゃいけないことを!!!!(愕然)」

 

 

   「あひる先輩落ち着いてもろて!」

 

   「たしかにそういう配信者もいるバニですけど……!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

知ってます? プロより初心者の方があれこれもの言うものなんですよ?

 

プロはいろいろな事情を知ってるから、黙って頷くだけなんです……。

そして初心者ほど語りたがる。自分をアピールしたいから……。

 

あひる、先輩マウント、失敗!(某年末番組風に)

 

年上の後輩、年下の先輩といい、こういう微妙な年齢差か起こるトラブルって、横で見てる分には面白いですよね。当事者になるとちっとも笑えませんが。ちなみに、筆者はクソみたいな職歴しかないので、普通にそういう経験ばかりです。w

 

さて、ここでドクターストップ。Bちゃんに止められたばにらとあひるは、いったいなにを思うのか――盛大な勘違いお説教の終わりが気になる方は、ぜひぜひ応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたします!m(__)m

 

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