VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第415話 ははのひ その4

【登場人物】

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

渋谷いく   DStars2期生 陰キャオタ女系VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

 ははのひ(独特のイントネーション)配信。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

う み「さぁ、それじゃ早速プレイしていこうね、いくちゃん!」

 

   「大丈夫ゲームのシステムはとっても簡単!」

 

 

   「後ろから追いかけてくるヒステリックBBA……」

 

   「もとい、お母さんに追いつかれなければ」

 

   「いくちゃんの勝ちよ!」

 

 

い く「限りなくシンプルだけれど!」

 

   「なにをいったい楽しめばいいか分からない!」

 

 

う み「ちなみに、お母さんに捕まってしまうと」

 

   「108通りのヒステリック構文で」

 

   「いくたんのメンタルを削ってくるわ!」

 

 

い く「リアルメンタル削るタイプのゲームなの⁉」

 

 

う み「いくたんのメンタルがやられるのが先か」

 

   「うみからいくたんが逃げ切るのが先か」

 

 

   「さぁ、ハードラックとダンスっちまいに行こうか!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:ゲームシステムが意味不明すぐるw

 

:うみちゃんはいったいなにをしたいのよw

 

:娘を追いかけるヒステリックBBAという時点で狂気w

 

:どうしてこうなったw

 

:いくちゃんを娘だと思ってるんだよねw なのにこの扱いw

 

:委員長、マジで更年期が始まってるんじゃないの?

 

:いや、まだ委員長はいうほど行ってない

 

:↑えぇ~? 本当にござるかぁ~?

 

:とはいえ、Vの配信としてはこれで問題ない

 

:頑張れいくたん! ヒステリックBBAに負けるな!

 

:いくたんの足が、BBAより速いと信じて!

 

―――――――

 

 

う み「ちなみに」

 

 

   「いくたんは引きこもりで運動不足気味なので」

 

   「移動速度が通常の8割になるように設定してます」

 

 

   「そして、うみママは、フィットネスクラブに通って」

 

   「美魔女ボディを作るのに余念がないので」

 

   「移動速度3倍になるバフをかけてあります」

 

 

い く「うわぁあああっ!!!!」

 

   「もう捕まったんだけどぉっ!!!!」

 

   「委員長、足、速ぁッ!!!!」

 

 

ゲーム『ははのひ(特徴的なイントネーション)』

 

 

う み「あ~あ」

 

   「言ってるそばから、捕まっちゃいましたね」

 

   「それではうみのヒス構文をお楽しみください!」

 

い く「楽しむものじゃないよねぇ!」

 

は は『いくたん、お勉強はちゃんとやってるの?』

 

   『学校の先生から、中間テストで赤点取ったって』

 

   『お母さんに連絡が来たんだけれど』

 

い く「うわぁ」

 

   「いやな記憶が思い起こされる……!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:赤点取ったんかいw

 

:中学でテストの点数で呼び出されるのはヤバい

 

:義務教育だぞw

 

:そりゃお母さんも怒るわw

 

:わかる……俺も母親に連絡入れられた……

 

:俺も……

 

:↑まじか

 

:↑中学の成績なんて、いくらでも巻き返せるだろ

 

:↑今の子供たちってたいへんなんね

 

:↑いや、昔の子供たちかも?

 

:↑旧制中学校のことです?

 

:↑そんなツイッター漫画じゃないんだからw

 

―――――――

 

 

は は『中学校の中間テストなんかで躓かないで』

 

   『いくちゃんには、お母さん期待してるんだから!』

 

い く「絶妙に生々しいというか」

 

   「聞いたことがある台詞で」

 

   「メンタル削ってくる……!」

 

は は『高校は進学校に入って』

 

   『そこから推薦でいい大学に入って』

 

   『一流企業に勤めてもらいたいの』

 

 

   『フリーターや契約社員』

 

   『パート従業員なんていう』

 

   『お母さんの苦労を』

 

   『いくちゃんには味わって欲しくないの!』

 

 

い く「だから設定が生々しいってw」

 

   「ファーッwwwww」

 

 

は は『いくちゃんの歳じゃわからないでしょうね』

 

   『非正規雇用の辛さなんて……』

 

 

   『正規雇用の人たちと同じくらい働いて』

 

   『雇われ先にこれでもかとおべっかして』

 

   『やりたくもない休日出勤までして……』

 

 

   『そこまでしても! 五年経ったらさようなら!』

 

   『正社員にしてもらえないのよ!』

 

   『無慈悲に……』

 

 

   『それじゃ五年目なのでこれで契約終了で』

 

 

   『……って! 斬り捨てられちゃうんだから!』

 

 

い く「委員長www」

 

   「役に入り込みすぎwww」

 

   「これ、実体験じゃないよねwww」

 

 

は は『ちくしょう、あのハゲ課長!』

 

   『枕営業までしたっていうのに!』

 

   『若いうみの身体だけが、目当てだったのね!』

 

 

   『いつか見てなさいよ……!』

 

   『うちのいくちゃんが、絶対にぎゃふんと言わせて』

 

   『やるんだから……!』

 

 

い く「娘にかける期待の方向が重い!」

 

   「やめたげて! かわいそうでしょ!w」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「…………うみらしいバニな(渋面)」

 

ずんだ「…………昭和じゃないんだから(白目)」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ひせいき(独特のイントネーション)。

 

僕も今、まさにそういう雇用形態で働いており、いろいろと配慮(メンタル的な病気について)はしていただいているのですが、なかなか難しいものがありますね。正社員になってバリバリ働くか、非正規社員になってまったり働くか……なんてことはなく、どっちもバリバリ働かさせられるのがこの世界の闇でございます。

 

非正規なんだから、そこはもうちょいまったりやらせればいいのに。

日本社会って、なんでこうも労働者に勤勉さを求めるのか。というか日本人事態が、勤勉すぎるのかもしれませんね。もっと適当にやればいいのに……。

 

はい、こんな感じでうみママの病みを堪能するお話です。こんなんやってたら、流石にメンタルまいってくるので、巻きで今回のシリーズは行きます! うみちゃんの心の闇に、思わずうぐって来た方は――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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