VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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【宣伝】
GCN文庫さまより叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。

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第417話 ははのひ その6

【登場人物】

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

渋谷いく   DStars2期生 陰キャオタ女系VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

 ははのひ(独特のイントネーション)配信。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

い く「なんなのこの母親!」

 

   「毒親だったりVTuberだったり!」

 

   「キャラが濃すぎるんだけれど!」

 

う み「まぁまぁまぁ」

 

   「今時の母親はこんな感じでございますよ」

 

   「そろそろ、ニコニコを見て育った世代が」

 

   「中学生のお子さんを持っていても」

 

   「おかしくない頃合いですからね……」

 

 

   「ほんと、どうしてうみは独り身なのかしら(白目)」

 

 

い く「ちょっと! こっちのお母さんまで病まないで!」

 

   「付き合いきれないんだけれど!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:うみちゃん、結婚気にしていたのか……!

 

:外は外、家は家、気にしちゃ負けなんよ

 

:いやけど、冷静になるといい歳よな、俺らも

 

:夜な夜なVの配信を見て、スパチャ投げて……

 

:子供がいたらそっちに金を使ってるよなぁ……

 

:この話はやめよう

 

:まずい、リスナーのメンタルまで削りだしたぞ!

 

:うみちゃんのゲーム、破壊力強すぎぃ!

 

:子供だけじゃなく、大人まで傷つけるなんて

 

:みんな! 生きてこの配信を完走しような……!

 

―――――――

 

 

う み「はい! お母さんが鬱って解放されました!」

 

   「この状態になると、移動速度が大幅ダウン!」

 

   「今が逃げるチャンスですよ!」

 

い く「鬱ってる親を見捨てて逃げるって」

 

   「なかなか心が痛いんだけれど……」

 

う み「おっと! 下手な仏心は禁物ですよ!」

 

   「鬱モードに入ったお母さんは」

 

   「数秒後にヒステリックBBAモードに入って」

 

   「高速で追いかけてきますからね!」

 

 

   「その状態のお母さんに捕まったら」

 

   「ひぐらしみたいな展開もワンチャンありますよ!」

 

い く「ワンチャンあるってどういうこと⁉」

 

   「作ったのは委員長でしょ⁉」

 

   「なんで内容を把握してないの⁉」

 

は は『ヴォアアアアアアアアアア!!!!』

 

う み「ほらっ! 覚醒した!」

 

   「ヒステリックBBAモード突入ですよ!」

 

い く「もういやぁ……お家に帰してぇ……(さめざめ)」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:エヴァンゲリ○ン初号機かよw

 

:お母さん、覚醒しちゃったw

 

:元ネタ的には正しいけれど

 

:子供を守るためにキレるんでしょw

 

:毒親になってどうするんよw

 

:そして、はっやw

 

:速攻でいくたん捕まってるやないですかw

 

:もうダメだ、諦めようwww

 

:いくちゃん、強く生きて……!

 

―――――――

 

 

ゲーム『ははのひ(特徴的なイントネーション)』

 

 

は は『どうしてママの言うことが聞けないの!』

 

   『言ったわよね!』

 

   『眠れないから、夜中に長電話しないでって!』

 

   『約束が守れないなら、そのスマホ没収するわよ!』

 

い く「これは十割、子供の方が悪いじゃん」

 

   「夜中の長電話は家庭崩壊の原因だよ……」

 

う み「ちなみに時刻は」

 

   「20時の設定となっております」

 

い く「……それは怒るには微妙な時間だ」

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:20時に長電話か……

 

:微妙な時間帯だなぁ……

 

:この時間なら、普通に騒いでるかも

 

:キレるのはかわいそうなんよ

 

:寝る前ならともかくねぇ

 

:完全に八つ当たり

 

:壁、薄いのかなぁ?

 

―――――――

 

 

は は『いくたん! 分かってるの!』

 

 

   『ウチはワンルームマンションなの!』

 

 

   『たとえ家族でも、お互いのプライバシーに配慮しないと』

 

   『暮らしづらい賃貸なのよ!!!!』

 

 

い く「ワンルームマンションに住んでるの⁉」

 

   「親子二人で⁉ 中学生の娘と⁉」

 

   「いや、ないわけじゃないけれど……!」

 

う み「映画とかでよく見る光景ですよねぇw」

 

   「これでお母さんの連れてきた」

 

   「ガラの悪い恋人とかが同居していたら」

 

   「言うことなしでございますよw」

 

い く「完全に昼ドラの奴じゃん!!!!」

 

 

   「だから、生々しい設定やめてよぉ!!!!」

 

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:辛すぎて草も生えない

 

:あるい意味ホラーよ

 

:元ネタ的にネ

 

:これは秀逸なホラーゲームw

 

:つぐの○というよりチラ○な感じやん

 

:なんにしても、配信でやる内容じゃネェッ!

 

―――――――

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「だから! もっと配慮を!」

 

ずんだ「キッズチャンネル諦めてるからって」

 

   「好き放題やり過ぎだでな!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

毒親というよりも普通に生活が苦しい親ですね。

 

大人になると気づきますけど、毎日家族で笑って生活するというのは、思った以上に至難の業。こんな感じで、ついまわりに当たってしまうのも分からなくもないというか。子供の前で大人になりきれない人間というのも、仕方ないのかなと感じます。

 

とはいえ、子供も一人の人間です。

彼らの立場を考えて振る舞える余裕は欲しいですね。

なんというか、そういうことになる前に、適切な機関に接続していくことこそ、大事なのかな……なんて思ったりするこの頃です。

 

いやほんと、真面目にね!

 

さてさて、いよいよ本作もクライマックス。ヒステリックBBAモードに突入したうみに、いくちゃんはどう立ち向かうのか。気になる方は――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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