VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第426話 ドキ♥男だらけのカーリング大会 その8

【登場人物】

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん

英数     だいさんじ所属VTuber フィクサー系数学者

御旗楯無   だいさんじ所属VTuber DKVTuber

御城たてる  だいさんじのお疲れサラリーマン 良心の男性V

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

黒沢ひろゆき 博徒系VTuber 大型企画屋さん

 

九鬼神子   だいさんじのリーサル・ウエポン 海賊大名系女V

志摩ぱるけ  伊勢志摩大好き系VTuber

大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人

 

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

K介主催。ドキ♥男だらけのカーリング大会。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

K 介「はい! みなさんご覧いただけましたでしょうか!」

 

   「私の華麗なローション水面滑走を!」

 

   「これをね! ぜひね! やりたかったんですよ!」

 

たてる「いやぁ、お見事でしたK介さん」

 

   「いつの間に練習してたんですか? 配信も忙しかったのに?」

 

K 介「そうなんですよ!」

 

   「意外とね、司会のお仕事や、大内山家とかの集まりで」

 

   「自分の時間を確保するのが難しくてですね」

 

 

   「なので、逆に二週間ほどお休みをいただきまして」

 

   「その時間で集中して習得してまいりました!(ドヤ)」

 

 

英 数「そういえば、今年はちょっとはやめに夏休みとか言って」

 

   「二週間ほど休んでたね……(呆れ)」

 

たける「これは普通にK介さんの努力の勝利ですわ」

 

   「いや~、かないません(冷笑)」

 

黒 沢「そうは言うけどさ、努力の方向が間違ってねえ?(困惑)」

 

 鏡 「K介さん、配信に命かけすぎでしょ」

 

   「ローションカーリングの配信でここまでする人」

 

   「私は少なくともK介さんしか知りませんよ」

 

K 介「わはははw いいぞいいぞ君たちw」

 

   「もっと褒めてくれw」

 

 

   「いつもみるく先生相手に、罵詈雑言ふっかけられてるので」

 

   「賞賛が素直に気持ちいいのよ!」

 

   「あぁ~~~~! たのしいんじゃぁ~~~~!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

大草原「K介さまも男の子」

 

   「承認欲求はなんだかんだでございますのね……!」

 

ぱるけ「ミドルエイジクライシス? ミドルエイジクライシスでは?」

 

   「中年の危機! 自分が何者でもないと気づいちゃう奴!」

 

   「会社の歯車でしかないことに絶望して、いろいろ始めちゃう奴!」

 

 

   「K介しゃま! 目を覚まして!」

 

   「貴方はローションカーリングなんてしなくても!」

 

   「素敵なVTuberでしゅ~~~~!」

 

 

神 子「まぁ、VTuberとして」

 

   「一芸にかける想いは認めますけれど……」

 

 

   「そのためだけにだいさんじメンバーを招集し」

 

   「死屍累々の状況を作り出したのは」

 

   「流石に擁護の余地がございませんね」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばにら「K介さん、人格者だと思ってましたけど」

 

   「こういうこともするんですね……」

 

ずんだ「どんな人間にもそういう部分はあるのよ」

 

   「そういうのをエンタメに昇華するのも」

 

   「VTuberのお仕事よ……」

 

 

   「私はやらないけど(きっぱり)」

 

 

ばにら「私もやりたくないです(きっぱり)」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

御 旗「ちょっと待ってくださいよ!」

 

   「なんですか、ローションプールを水面滑走って!」

 

 

   「そんなことのために!!!!」

 

   「俺と英数さんは、死んだってのか!!!!」

 

 

たける「あ、やばい。御旗くんキレてる」

 

 鏡 「これはもうオチが見えました」

 

   「仕方ないですね……(とほほ)」

 

黒 沢「ローションカーリング回避……と思ったけど」

 

   「これはちょっと無理そうだね(苦笑い)」

 

御 旗「まさかこれで終わりとかいいませんよね!」

 

   「当然! 全員滑るんですよね!」

 

   「俺は認めませんよ! 全員やるまで……」

 

 

   「全員がガンダムパロで発進するのを見るまで!」

 

   「この撮影を終わらせませんからね!」

 

 

全 員「いや、ガンダムパロはそこまで重要じゃないだろ!」

 

 

K 介「も~、仕方ないですねぇ」

 

   「だいさんじMen’s最古参メンバーの」

 

   「御旗さんがそういうなら、止められないですよね」

 

 

   「ということでお前たち……」

 

 

   「止めるんじゃねぇぞ!(しつこい)」

 

 

黒 沢「だぁもう! どうしてこうなるんだ!」

 

 鏡 「せっかく、濡れずに済むとおもったのに!」

 

たける「まぁ、仕方ないでしょ」

 

   「これがだいさんじクオリティって奴ですよ」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

神 子「たける! だいさんじクオリティって言うな!」

 

   「だいさんじ魂っていいなさい!」

 

ぱるけ「倒れる時は前のめり」

 

   「男も女も、だいさんじなら」

 

   「潔くありたいものですね……!」

 

大草原「そうですわよ! だいさんじならやってやれ!」

 

   「安心なさって! みなさんの骨は拾ってあげましてよ!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばにら「…………」

 

   「私、いま、だいさんじに入らなくてよかったなって」

 

   「ちょっとホッとしてます」

 

ずんだ「安心して花楓。私もよ」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

やってやれだいさんじ。(白目)

 

DStarsと違い、個人の活動を尊重するあまり、時々間違った方向に全力で走っていくメンバーたち。しかし、その暴走&迷走ぶりが面白い。

しっかりとマネジメントしてタレントをプロデュースするのもいいですが、タレントの才能を信用し、彼らのやりたいようにさせるのも、大事なことかもしれません。

 

たとえそれで大惨事な状況に陥ってしまったとしても……!

 

ということで、ちょっと特殊なだいさんじ回でございました。これでまた、明日から百合小説に戻る……前に、やっぱりみんながどういう発進台詞を言うのかきになりますよね? ということで、久しぶりにおまけでございます。たける、黒沢、鏡、の叫びが気になる方は、ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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