VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第433話 がんばれ宇宙廃品回収会社 その5

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

渋谷いく   DStars2期生 陰キャオタ女系VTuber

宮古島たると DStars零期生 事務所の絶対的清楚歌姫

 

【シチュエーション】

宇宙を巡って廃品を回収するゲームをやることにした四人。

ばにら社長の○体回収される。

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

い く「宇宙では人の命って」

 

   「こんなにも軽いモノなんだね……(ため息)」

 

たると「いくちゃん、落ち込むのはよそう」

 

   「宇宙の闇に飲み込まれたらダメ!」

 

   「前向きに光だけを見てやっていくさぁ!」

 

ずんだ「うんうん! その意気だでな! 二人とも!」

 

   「さあ、それじゃあさっそく」

 

   「廃墟を潜っていくでなぁ……!」

 

二 人「……ごくり!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:ようやく廃墟に到着した件について

 

:もう昼じゃんよw

 

:ダンジョンの中身によっては、成果ゼロも普通にあるぞ?

 

:なんの成果も得られませんでしたw

 

:冗談抜きでな

 

:社長の○体を回収して終わりか……

 

:まぁ、まだ序盤だからノルマもきつくないし

 

:だいじょうぶだいじょうぶ! まだ挽回できる!

 

:頑張れずんだ! たるとちゃん! いくたん!

 

―――――――

 

 

たると「そういえば」

 

   「探索する廃墟の中身って」

 

   「ランダム生成なんだっけ?」

 

ずんだ「そうだでな」

 

   「毎回、入り口だけが同じで」

 

   「あとはランダムに生成されるんよ」

 

 

   「部屋の数もバラバラだし」

 

   「落ちてるアイテムもバラバラ」

 

   「モンスターもバラバラだから」

 

   「毎回違う展開が楽しめるんだでな」

 

 

い く「あてぃし、そういうゲーム好き!」

 

   「毎回、微妙にダンジョンが変わったりするの」

 

   「テンション上がるよね!」

 

たると「不○議○ダンジョンみたいだよね」

 

   「なのに、敵からは逃げるしかないのか……」

 

ずんだ「お金が貯まって」

 

   「武器が買えるようになったら」

 

   「モンスターとも戦えるように」

 

   「なるらしいけれどね」

 

 

   「けど、ずんだたちは廃品回収会社さんだから」

 

   「モンスター倒してどうすんだ」

 

   「って、話よ!」

 

 

たると「そうだよね……うん!」

 

   「大人しく廃品を回収しよう!」

 

い く「よし! やる気出てきた!」

 

   「ずんだちゃん、たるとちゃん!」

 

   「頑張ろうね!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:陰キャのいくたんにスイッチが入った件についてw

 

:陰キャスイッチ入りましたw

 

:↑なんだよ陰キャスイッチって

 

:↑知らんのか? 陰キャが空回りするスイッチだぞ?

 

:↑陰キャはだいたい持ってる

 

:↑そして恥をかく

 

:それを知っているということはお前ら

 

:陽キャスイッチではないのがミソ

 

:陰キャは、やる気になっても、陰キャなんよ

 

:お前ら、いくたんを応援したいのか、けなしたいのかw

 

:とりあえず、このヤル気が無駄にならないといいなぁ

 

:この時はまだ、気づかなかったのです

 

:このいくたんの陰キャスイッチが

 

:あんな惨劇を産むことになるとは

 

:↑お前らwww

 

:↑仲良く不穏な文を投下するなwww

 

:↑匿名掲示板かwww

 

―――――――

 

 

たると「新社長! たいへんです!」

 

   「どの道も行き止まりになっていて」

 

   「先に進むことができません!」

 

い く「本当だ」

 

   「すぐに壁になってるのと」

 

   「大きな穴が空いてるのとで」

 

   「ぜんぜんどこにも行けないや」

 

 

   「え? これ、詰んだ?」

 

 

ずんだ「ちっちっち!」

 

   「みんな、観察眼がなってないでな!」

 

 

   「ほら大きな穴が空いている部屋」

 

   「穴の向こうを、よく見てみるでな……!」

 

 

【穴の向こうに、突き出した足場】

 

 

たると「あれ! もしかして、あそこから」

 

   「向こうの部屋に渡れるんですか⁉」

 

ずんだ「そういうことよ」

 

   「さぁ、社員たちよ!」

 

   「頑張ってジャンプして」

 

   「隣の部屋に移動するのだ!」

 

 

   「ずんだは怖いから、ここで見てるね」

 

 

二 人「ちょっと(怒)」

 

ずんだ「冗談! 冗談だってば!」

 

   「そんな、怒んないでよ!」

 

   「ごめんね、ごめんねぇ~!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:ほほえま

 

:もうずんさんったら、こんな時もお茶目なんだから

 

:いや、たるとたちが了承したら、普通に行かせてた

 

:ばにらとの二人プレイの実況から明らかなんよ

 

:ずんさん、自分からは突っ込まないよね

 

:↑あ(察し)

 

:怖がりイッヌは、ここでも健在ってことか

 

:とんでもないのが社長に就任しちまったなぁ

 

―――――――

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

社員に鉄骨渡りをしれっとさせようとするずんだ社長。

そう、もはやおなじみとなりましたが、ずんさんはホラーが苦手。

こういう探索系ゲームでも、怖い空気がしてきたら即ダメなのです。

 

ばにらの二人プレイで、どれだけ鼓膜を破壊したことか……!

本文中では書いておりませんがお察しいただけると幸いです!

 

次回、アイキャンフライ、ユーキャンフライ! 川崎ばにらカンパニー社員たちが、大穴を飛び越える! はたして彼女たちは、落ちたら即死のブラックホールを、無事に飛び越えることができるのか! 飛び越えられなかったらそれはそれで美味しいぞ……というところで、次回が気になる方はぜひぜひ、評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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