VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第453話 またなにも知らされていないあひる その9

【登場人物】

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

特級呪物   ぽめらの旦那 エロ同人漫画家

社長     DStarsの社長 元技術者の濃厚オタク

 

【シチュエーション】

あひるちゃんドッキリ配信。(運営)

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「特級呪物先生!!!!」

 

   「いつもいつもなんでこんなネタ配信に!」

 

   「ほんと、お仕事もっと選んでもろて!」

 

りんご「特級呪物先生は、不遇の時代が長い人だったからね」

 

   「どんなお仕事も、お金さえもらえば貴賤なく受ける」

 

   「徳の塊のようなありがたい先生だからね……」

 

 

   「こういう無茶な企画に呼びやすくて助かるよねw(にちゃあ)」

 

 

ばにら「邪悪! りんご先輩邪悪バニですよ!」

 

   「一応、同期の旦那さんバニでしょ!」

 

   「もっと気にかけてやってもろて!」

 

りんご「気にかけてるって!」

 

   「特にすずちゃんと一緒にならないようにとか!」

 

ばにら「それもたしかに大切バニですけど!」

 

   「そういうことじゃなくてね!」

 

 

―――――――

補足 すずと特級呪物

―――――――

 

両面宿○と虎○みたいな間柄。

ただし、すずが宿○で、特級呪物が虎○である。

 

彼女のママなんだけれど、いろいろあって犬猿の仲。

流石に初手で揉めることはないが、トラブルに発展することが多い二人。

そんな二人を止めるのも、DStars特待生のお仕事なのだ。

 

なお、原因はだいたいぽめしゃを巡ってのこと。

 

―――――――

 

 

りんご「まぁ、流石に感づいていると思うけど」

 

   「ここで呪物先生を呼んでくるってことは」

 

 

   「そういうことよね……?」

 

 

ばにら「どういうこと⁉ ぜんぜんわからんバニ⁉」

 

りんご「ならもう見ちゃった方がはやいね!」

 

   「ばにらちゃんのために……VTRスタート!!!!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ナ レ「激突するのは、ぽめちゃんの旦那――特級呪物!」

 

   「そしてDStarsの特級呪霊――社長!」

 

   「DStarsの大いなる二つの負債がぶつかりあう!」

 

 

   「これは面白くなってきやがったぜ……!」  

 

 

呪 物「俺は、俺の嫁を、世界一のVTuberにしたい」

 

   「そのために今日まで彼女を陰日向なく支えてきた」

 

 

   「なのに、なんでそんなえこひいきをするんだ!!!!」

 

   「ひどいじゃないか社長! こっちは信じて嫁を送り出したんだぞ!」

 

 

社 長「呪物くん。君の熱い気持ちは、私も理解できる」

 

   「これだと思った大切な女性が、周りに潰されていく」

 

   「それをどうにかしたいと思うのは人情だよね……!」

 

 

   「けど、大人の世界には、どうしようもならないことがあるの!」

 

   「残念なことにね!」

 

 

呪 物「なにが残念なことにだ! 自分だって納得してやしないくせに!」

 

   「そんな嘘つきな大人――僕が修正してやるゥッ!!!!」

 

社 長「うっ! み、認めたくないものだな、若さ故の……」

 

呪 物「アンタもう五十歳だろ! 知ってんだよ、こっちはよぉ!」

 

社 長「ふふっ、ガンダムジャストコミュニケーションお見事でした」

 

   「呪物くんの気持ちは、この私がずしんと受け止めましたよ」

 

呪 物「じゃあ! うちの嫁をソロライブに出してくれるんですね!」

 

 

社 長「しかし!」

 

   「もはやそれを決定する権利は……」

 

   「我々にはないのだ!!!!」

 

呪 物「な、なんですって!!!!」

 

 

あひる「……なにこの茶番。はやく終わって欲しいんだけど」

 

 

???「ふっふっふ……」

 

   「戦闘力5のゴミ……いや、サイバイマンくらいはあるか?」

 

   「とにかく弱い犬が吠えているわ?」

 

 

呪 物「なっ! その声は!」

 

社 長「聞こえたか呪物先生」

 

   「これこそが、今のDStars事務所を支配している」

 

 

   「悪の……いや、混沌の……いや、邪道の……」

 

 

???「はい、時間切れ」

 

   「社長、おつかれさまでした。ばいば~い」

 

 

【社長のサムネイル、画像からワイプアウトする】

 

 

社 長「わっ、わぁあああああああッ!!!!」

 

???「ふふふ、吹っ飛んで言っちゃいました」

 

   「いいですね。2Dタイプのアバターは」

 

   「簡単にこういう雑コラ画像ができて」

 

あひる「このメタい発言、全てを小馬鹿にしたような態度」

 

   「そして……ほんのりと感じる、ロリみ!」

 

   「間違いないぐゎぁ!!!!」

 

 

呪 物「みるく先生……! アンタだったのか!」

 

みるく「えぇ、そうよ。今は私が、DStarsのルール」

 

   「さらに――ナレーションのCVよ!!!!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

メタい発言やめてもろて先生!

一応、あひるちゃんのドッキリ企画なんだから!

メタい発言で、あひるちゃんに気づく機会を与えないで!

 

ということで、ついに出てきた真打ち。アヒルのママ――大内山みるく。

絶大な影響力を持つ、神イラストレーターに、はたしてほぼ無名のマニアック同人イラストレーターは勝てるのか。いや、勝ってくれ、特級呪物先生。

 

呪物先生の屍が、ぽめしゃの単独ライブの礎になると信じて……!

 

こんなノリで恐縮ですが、最近まともになってきたし、呪物先生を応援してやってもいいかなという方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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