VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

489 / 805
【宣伝】
GCN文庫さまより叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。

☆★☆ 限定版も発売されます 気になる方はぜひぜひご予約を! ☆★☆

○GCN文庫さま 商品ページ
https://gcnovels.jp/book/1872

○メロンブックスさま 限定版
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2911270

○ゲーマーズさま 限定版
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10794723/


第483話 ともクラ! その10

【登場人物】

低気圧ともこ 企業勢VTuber(美少女ゲー系) 低気圧よわよわV

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ

 

【シチュエーション】

 ともこがやってるマイクラ企画配信。

 配信終わって身内でだべってる。

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

えるふ「おつかれさまでした~!」

 

   「ともこさん、ゆき先輩」

 

   「今日は本当にお世話になりました」

 

   「私のわがままにつき合ってくれてありがとね」

 

ゆ き「いやいや、なんのなんの(起こされた)」

 

   「私もともことは、一度絡まないといけないと思ってたから」

 

   「ちょうどよかったよ」

 

 

   「まぁ、ともこはどうか分からないけど……?」

 

 

ともこ「…………(げっそり)」

 

 

えるふ「ともこさん? 大丈夫ですか?」

 

 

ともこ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

 

   「低気圧と台風と満月が一緒にきたようなもんだから」

 

えるふ「それ、だいぶ重傷ですよね?」

 

ともこ「致命傷負わせたの、えるふちゃんでしょぉ⁉」

 

   「もう、なんなのよそのキャラ⁉」

 

   「私のかわりに美少女ゲームVTuber」

 

   「やればいいじゃない⁉」

 

えるふ「あー、それもたしかに」

 

   「アリかもしれないですね」

 

   「ちょっと考えてみようかな……?」

 

ともこ「考えないで! お願いだから考えないで!」

 

   「えるふちゃんはお願いだから、綺麗なVTuberのままでいて!」

 

 

   「エロと欲望に塗れた、ゆきちみたいなVにならないで~~!」

 

 

ゆ き「うぉい! なんで、私に振ってくるんだよ!」

 

   「そこは自分の名前を出す、自虐ネタと違うんかい!」

 

えるふ「けど、今日は本当に」

 

   「一緒にお話ができて楽しかったです」

 

 

   「ともこさん、美少女ゲーも好きだけど」

 

   「配信も好きですよね」

 

   「いつも見てますけど、やっぱり思った通りの人だった」

 

 

ともこ「…………」

 

   「まぁ、嫌いじゃなかったら、こんな仕事はしてませんよ」

 

   「どっちも好きなので、どっちも取っちゃって」

 

   「身動きとれなくなってますけど」

 

 

ゆ き「まぁ、それはな」

 

   「今はもうすっかりゲームの需要が落ちちゃって」

 

   「厳しい時代になっちゃったから」

 

 

ともこ「私が扱ってるゲームは、そのままじゃ絶対に」

 

   「動画配信サイトでは流せないですからね」

 

   「そこは工夫していかないと……」

 

えるふ「あのさ、ともこちゃん」

 

 

   「それってともこちゃんがやる必要のあることなのかな?」

 

 

ともこ「…………⁉」

 

ゆ き「ちょっ! えるふ! お前なぁ!」

 

   「ともこも頑張って、自分のできることをしてんだろうが!」

 

   「そういうのを否定すんのはよくないだろ!」

 

えるふ「わかってるよ、ゆき先輩」

 

   「ともこちゃんが美少女ゲームが大好きなのは」

 

   「私も好きだからよく伝わってくる……」

 

 

   「けどさ、それを自分がやらなくちゃって思うのは」

 

   「また違う話じゃない?」

 

 

ともこ「それは…………!」

 

 

えるふ「そんな風に、全部ともこちゃんが」

 

   「背負い込むことなんてないんだよ」

 

 

   「ともこちゃんが頑張るだけが」

 

   「美少女ゲームを活気づける答えじゃないかもしれない」

 

   「だからさ、もっと自分のやりたいようにやりなよ」   

 

 

ゆ き「あ~~~~そういうことな」

 

   「まぁ、こっちの世界に逃げた私が」

 

   「言える義理じゃないかもしれないけど……」

 

 

   「ともこ、人生は一度きりだ」

 

   「だから自分の楽しいと思ったことをやれ」

 

 

ともこ「えるふちゃん、ゆきパイ……」

 

ゆ き「おい! ゆきパイなんて呼び方はじめてだぞ!」

 

   「まだちょっと余裕あるじゃねえか、オメー!」

 

 

えるふ「ともこちゃんが、もし、新しい一歩を踏み出すなら」

 

   「私はいつでも協力するよ」

 

   「だから、あんまり、自分を追い込まないでね」

 

 

   「ともこちゃんはともこちゃんのままで」

 

   「最高に面白いVTuberなんだからさ!」

 

 

ともこ「いや⁉ なにいい先輩風の風を吹かしてんの⁉」

 

   「芸歴的には、こっちが先輩だがぁ⁉(迫真のツッコミ)」

 

えるふ「……バレたか(てへぺろ)」

 

ともこ「もうほんと、えるふさんとは、やってられませんわ!!!!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ともこに無理しなくていいよと諭すえるふちゃん。

苦労してるから、現在進行系で悩んでる人の気持ちが分かる。

コラボよりもなによりも、ともこの気持ちを救ってあげたかったのかもですね。

 

好きなことを仕事にしても、それが幸せに繋がるとは限らない。

やりたいことをやっていても、それが辛くないわけじゃない。

だったら、せめて楽しく。

 

ということで、ともこはこれからどういう選択をするのか。見守っていただけると幸いです。そして! いよいよ第三部……は、まだなのですが! 次回からは四期生のある人物に、スポットを当てた話になるんだよねぇ?(謎の疑問口調) 誰だか気になる方は―――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。